好き嫌いが多い息子の未来を信じる一皿
息子は、好き嫌いが多い。
だから、ご飯を作るときいつも
「今日は何が食べたい?」
って聞く。
返ってくる返事は、だいたい決まってる。
たまごチャーハン
チキンライス
お好み焼き
ハンバーグ
野菜嫌いな息子が食べられるように、
いろいろな野菜を入れて作っているメニュー。
でも、最近リクエストが多いのは、
"シンプルな" たまごチャーハン。
「昨日食べたよ〜」というと
息子はそれでも、
ママは作ってくれる!って
わかっているからか、笑う。
私は作る。
息子が好きな、たまごチャーハンを。
家族みんな、もう飽きた。
息子にだけ作るようになった。
でも、心配になる。
野菜足りてるかな
栄養とれてるかな
便秘気味の息子だから。
イヤと言われてでも
違うメニューにしようかと何度も迷った。
たまごチャーハンに人参を入れたこともある。
でも、大好きなたまごチャーハンは嫌われた。
季節の野菜は、おいしくて食べることもある。
"なんだ、食べれるんじゃん!"
そう思ってまた出すと
今度は一口も食べない...。
野菜の種や苗も一緒に買いに行く。
一緒に植えて、一緒に水をあげる。
芽が出た
ぼくより大きくなった
花が咲いた
ちっちゃな実ができた
実が大きくなった
色が変わった
「ママ!もう食べれるよ!」
自分で収穫する。
うれしくて、
嫌いだったプチトマトを20個食べた。
きゅうりも丸かじり。
でも...
翌年は、1口食べて終わり。
大好きになったり、大嫌いになったり
繰り返しながら戻ってくる。
息子が好きな『たまごチャーハン』。
先日、ポストに入っていた文字の練習問題。
息子は興味をもって書いていた。
私が問題を読んで、息子は書く。
きみが きゅうしょくで たのしみな たべものは なにかな?
「赤ペン先生」に ひとつ おしえてね。
赤ペン先生の問題
息子は迷わず書いた。

"たまごちゃーはん"
給食って書いてるのに。
ママの作るご飯を選んでくれた。
「あったらいいね」
私がいうと
息子は笑った。
たまごチャーハンは、
私が作るものの中で1番簡単なメニュー。
でも、それを息子が1番大好きといってくれる。
味に飽きても
野菜が足りないと思っても
息子が喜んでくれるのなら
私は作りたい。
きっと、子どもの好き嫌いに悩む親は多い。
私の母自身は、好き嫌いが多いのに、
私を好き嫌いがない子に育ててくれた。
好き嫌いが多いのは、私がいけないのかなって
思うこともある。
楽しく食べることができたらいい
味覚は変わっていく
そう思いながら私は今日も、
息子が1番大好きといってくれる
たまごチャーハンを作っている。
この笑顔が
何よりも心の栄養になると思うから。
未来につながる一皿になると信じて。
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きっと、どんなに悩んでも、子どもの成長には時間がかかります。でも、たとえ今は好き嫌いが多くても、親が心を込めて作る食事の一つ一つが、いつか大きな意味を持つ日が来ると信じています。息子の笑顔が、私にとっては何よりの励みであり、その笑顔が未来へとつながる力になると感じています。焦らず、無理せず、楽しみながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
