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0.0001円から、あなたのnoteに出逢うまで

買いたかった。
どうしても、そのnoteが読みたかった。

けれど、すぐには買えなかった。

PayPayの残高は0円。


チャージの仕方もわからない。
以前に夫がやってくれたことはあったけど、スマホを丸ごと渡して見ていない。

聞けば教えてくれたはずだった。
「noteが買いたい」と言えば、きっと手を止めてやってくれた。

でも、しなかった。

自分が読みたいと思ったnote。
書いた人がていねいに時間をかけたように、
私もていねいに時間をかけて読みたかった。

そのため私は、
0.0001円からお金を貯めはじめた。

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私は専業主婦。
6歳の息子と4歳の娘がいる。
4月から2人の幼稚園や学校にいる時間が2時間のズレもあり、ひとり時間はうんと減った。
帰ってくるとすぐに公園へ。家にいると、床一面おもちゃだらけ。娘も年中らしく、自我がより強くなってきた。

ご飯を作ろうとしても
「ママ!一緒にトランプしよう♪」と息子に誘われる。

「家事はママの仕事なのよ」と言っても
「ママ、消防士さんじゃないやん!」と家事と火事を間違えられる。

まぁ、ほとんど子どもたちとの時間をすごし、
毎日ドタバタな主婦である。

そんな中、夫からもらうお小遣いの中でやりくりしながら生活している。
無駄遣いはできるだけしたくない。
「もったいない」がいつのまにか口癖になっていて、気がつくと子どもたちもそう言うようになっていた。

スーパーでお菓子を手に取っても、「今、家にいっぱいあるから、やめとこう」と棚に戻す。
欲しいと思ったものは、100均で材料を買って自分で作る。
そうやって、暮らしている。

自分が自由に使えるお金は少ないけれど、夫はいつも「2人のお金だから」と言ってくれる。
私は心の中で「ごめんね」と思いながら、「ありがとう」と言って受け取っている。

でも、心のどこかで思っていた。
“私のためだけに使うお金は、自分でつくりたい”と。

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私はカード払いは控えている。スマホの中のTikTokを開いて、毎朝チェックインをしていた。
歯を磨きながら、洗濯物を干しながら、音声だけ流して耳に入れておく。
「ポイ活」なんて言葉しか知らなかったけれど、自然とそんな毎日になっていた。

最初は、0.0001円だった。
それが1円になったときは、
大きな崖を登って、やっと辿り着いたような気持ち!
1円なんて、どこにでもあるようなものなのに...
こんなにも時間がかかるなんて、思っていなかった。

だからこそ気づいた。
1円を「稼ぐ」って、こんなに大変なんだって。

けれども、すぐにお金を手に入れたいとは思わなかった。
私は毎日TikTokを開き、大きな崖を登る。
1円が10円に、10円が100円に...

ようやく、あなたのnoteが買える金額になった。

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noteを開いた瞬間、胸があたたかくなった。
ただの文章ではなかったから。
“買ってよかった”って必ず思える。

どこかに、誰かの真剣な時間が詰まっていた。
とっても丁寧に言葉が綴られている。
一文字ずつ、味わうように読んだ。

0.0001円から貯めたお金で買ったnoteだったから、きっと私はこのnoteのことを忘れない。

誰かの思いと、自分の思いが、同じ場所で
そっと重なった気がした。

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今もまた、少しずつ貯めている。
お世話になった人のnoteを買うために。
「誰かのために」と綴られた、その気持ちを読みにいくために。

これは、未来の自分へのごほうびでもある。
ゆっくりだけど、その「ゆっくり」を味わいながら...


私はまた、

あなたのnoteに出逢いたい



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お読みいただき、ありがとうございます。
今回は、こちらの企画に参加してみました。

いつもとは少し違うジャンルの記事ですが、書いてみました。
noteではまだ「有料記事」を書いたことがなかったので挑戦です!
機会をくださり、ありがとうございます。


#はじめてのお金

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