#16.【企画参加】あなたの心に残る言葉 2025
どうも、坂道のおはなです🌸
今回は尊敬する八田零さんの企画に参加!零さん、いつも楽しそうでおもしろいし行動量が半端ないんですよ、あなたいつ寝てるの?と思う。
そんな零さんがお声掛けしてくださっているのは、あなたの心に残る言葉を教えてくださいという企画。
これね、当時の情景を思い浮かべながら書いていたら、朝からめっちゃ泣いてます私。
この感情は何だろう?感謝と、喜びとちょっぴり切なさと・・・改めて、頑張ろうって思えた。
—私の心に今も残る、先生のひとこと—
小中高と、私はそこそこ真面目な生徒だった。
部活もちゃんとやって、勉強もそれなりにやって、進路だってしっかり考えていた。
そんな私が目指していたのは、とある私立大学。
どうしてもその大学に行きたくて、でも正直ちょっと背伸びしたチャレンジだった。
夏休み明けのテストで数学で10点を取ってしまい(理型なのに・・・)、数学で受験することを諦め、無謀にも、学校で履修していない日本史を縄文時代から学び始めた。高校3年の9月のことだった。
年は明け、受験本番。第一志望の大学の大学の短大も受験した。
何校か受験するうち、一番初めに試験、合格発表が実施されることもあり、ウォームアップ的な意味も含んでいた。
ところが、結果はまさかの不合格。
合格発表のサイトに、自分の番号はなかった。
試験も手ごたえがあったし、落ちるとは全く思っていなかったため、学校の進路室で自習中一人で合否を確認した。
混乱と絶望で頭が真っ白になって、気づいたら泣いていた。
そんな私に声をかけてくれたのが、部活の顧問の先生だった。
当時の私は、大学受験に全精力を注いで取り組んでいたし、その前のセンター試験(当時)でもそこそこの結果だった。
どこかで「頑張っている自分は、ちゃんと結果が出るはずだ」って思っていた。
なのに、結果は「不合格」。
目の前が真っ暗になるとはこのことか。
「先生、わたしもうダメかもしれません…」
泣きながらそう言った私に、先生はこう言った。
「何言ってんだ、勝負はこれからだぞ」
その言葉に、ハッとした。
あのとき、泣いてる私に「頑張ったね」とも「残念だったね」とも言わなかった先生。
それどころか、「勝負はこれからだ」と言った。
まるで今からが本番だろ?とでも言うように。
その言葉に、私は「終わった」じゃなくて「まだやれる」って思えた。
翌週から怒涛の試験ラッシュを迎える私に前を向く力をくれた。
本当に、あの言葉がなかったら、その後の私はどうなってたかわからない。
そして、第一志望の大学に合格できたとき。
先生に報告したくて探していたら、体育館の前の階段の下で先生を見つけた。
「お前の話はなんか聞いたぞ~」
ものすごくうれしそうな表情で言ってくれたこと、20年経った今でも心に残っている。一生忘れないやりとり。
その後、先生は私が大学生のうちに亡くなってしまった。
まだ若くて、これからだという時だった。
一緒にお酒を飲みに行ったり、
「先生のおかげです」って感謝を伝えたり、
そんな日がいつか来ると思っていたのに、叶わなかった。
でも、「何言ってんだ、勝負はこれからだぞ」という言葉は、
それからもずっと、私の人生の節目節目で支えてくれている。
たとえば就職に悩んだ時。
出産後にキャリアに迷った時。
新しいチャレンジをする時。
いつも、あの声がよみがえる。
今もきっと、どこかで見ていてくれてると信じてる。
「勝負はこれからだぞ」
あの時かけてもらったたった一言が、
まだ私を前に進ませてくれている。
覚えているかな、中村先生。
そんな言葉に出会えたことが、
今の私にとって、大切な宝物です。
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坂道のおはな(あんず)🌸
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