なぜ私はBESSを選んだのか|住宅展示場を回る前に考えたこと
住宅展示場を何件も回ったのに、逆に分からなくなった。
家づくりを考え始めた頃、そんな話をよく聞いていました。
だから私は最初に、住宅会社を探す前に
「何を大事にしたいのか」を考えることから始めました。
実は、もともと私はマンション派です。
新築戸建てに住む未来は、ほとんど想像していませんでした。
しかも家づくりを始めた当初は、
今とは別の住宅会社で話を進めていました。
なので最初からBESS一択だったわけではありません。
いろいろな出来事やタイミングが重なって、
結果的にBESSを選ぶことになった。
ただ、今振り返ると一つだけ良かったと思うことがあります。
それは住宅会社を選ぶ前に、
自分の中の基準を決めていたことです。
そのおかげで、
契約も仕様決めも大きく迷うことなく進みました。
当時の私が外せなかったのは、この3つです。
・自然素材を使った内装の家
・それを実現するためのコストバランス
・住宅メーカーであること

この基準になったのには理由があります。
私はこれまで仕事で、
戸建てのリフォームやマンションのフルリノベーションに関わってきました。
たくさんの家を見て、
実際に何年も住んでいる方の話を聞く機会もありました。
その中で少しずつ積み重なった感覚があります。
無垢の床を素足で歩いたときの感触。
木を多く使った空間に入った瞬間の空気感。
新築時が完成ではなく、
年月とともに味が出ていく素材の変化。

もちろん自然素材にもデメリットはあります。
むしろ手間がかかることも少なくありません。
それでも私は、
そこを含めて選びたいと思いました。
家づくりをしていると、
性能や数値の比較をたくさん目にします。
断熱性能。
気密性能。
耐震性能。
もちろん大切です。
でも私は途中から、
少し違和感を覚えるようになりました。
本来は「暮らし」を考えるための家づくりなのに、
いつの間にか、
性能表を見比べることが目的になっていないだろうか。
そんな感覚です。
私自身も比較を繰り返していたので、
その気持ちよく分かります。
ただ、最後に決断するとき。
背中を押したのは性能表ではなく、
その家で暮らしている自分のイメージでした。
朝起きたとき。
休日の過ごし方。
子どもが家の中で遊ぶ姿。

どんな家が欲しいかより、
どんな暮らしがしたいか。
そちらの方が、
答えに近かった気がします。
実は家づくりの時期についても、
家族の考えは最初から一致していたわけではありません。
私はできれば出産前までに、
仕様決めを終わらせたいと思っていました。
一方で夫や両親は慎重派。
同じ家づくりでも、
見えている景色は少しずつ違いました。
なぜそこまで急ぎたかったのか。
なぜ「自然素材」「コスト」「メーカー」という基準になったのか。
そのあたりは、
また別の記事でゆっくり書こうと思います。
家づくりは住宅会社を選ぶ話のようでいて、
実はその前に考えることがあるのかもしれません。

