2026/05/21ゼミ活動レポート ~「どんどん言って!」じゃだめなんだ~
5月21日、DNPプラザで「カフェゼミ#71」が開催された。カフェゼミとは、法政大学経営学部長岡研究室が主催するオープンゼミであり、ゲストや参加者との対話を通して学びを深める活動である。ゼミ生が準備から運営までを行い、今回自分はカフェチームの一員として取り組んだ。
今回ゲストの「だまちゃん」✨
しかし振り返ると、この活動で最も印象に残ったのはイベントそのものではなく、自分自身の課題と向き合うことになった経験でもあった気がする。
実はこの前日、自分たちはゼミのなかで「適応的熟達」についての話を受けていた。決まったルールや指示を確実にこなすだけでなく、変化する状況に合わせて自ら考え、判断し、柔軟に行動すること。その大切さを頭では理解していたつもりだったが、今思い返すと自分はその逆の行動をとっていたように感じる。
当日、自分の思い違いによって最後まで参加できないことが分かり、撤収作業に参加できないことを先生に伝えた。本来であればもっと早く予定を確認し、事前に共有しておくべきだったため、この点は自分の完全なミスだったと思う。その際、先生は、
「早く帰る分、人一倍動くんだよ」
と言ってくれた。自分もその言葉に納得し、「せめてその分、みんなより多く貢献しよう!」と考えた。そのため、直後に自分は
「みんな、やってほしいことどんどん言って!」
と口にした。しかし先生から、
「それじゃだめなんだよ」
と言われ、ハッとした。今思えば、自分は周囲の役に立とうとしていたのではなく、「何をすればいいか」を周囲に委ねていただけだった。自ら状況を見て判断するのではなく、「誰かに言われたことをやる」という姿勢になっていたのである。つまり、自分は動いているつもりでいながら、実際にはただの指示待ちの状態だったのだ。
思い返せば、その前のお茶の買い出しでも同じような場面があった。先生からお茶の確認と買い出しを任された際、自分は必要とされる烏龍茶の数を数えていた。しかしその時、自分はレイアウトや実際の使用状況をまったく考えず、ただ「数を数えること」だけに集中していた。さらに買い出し中も、
「これは一つでいい?」
「これで大丈夫そう?」
と何度もLINEで他のゼミ生に確認してしまっていた。任された以上、自分で判断するべき場面だったにもかかわらず、その責任を周囲に分散させようとしていたのだと思う。言われた作業をこなすだけの自分は、「適応的熟達」からはほど遠い場所にいた。
一方で、今回の活動では自分に足りないものを体現しているゼミ生の姿も見ることができた。準備中、ゼミ生のみなもがコピー機をうまく使えず、会議開始の時間が迫っていた場面があった。その時、ゼミ生のペパーミントは
「みんなミーティング始まるから、私がコンビニでコピーしてくるね!」
とすぐに行動していた。誰かから指示を受けたわけではなく、状況を見て「今何が必要か」を考え、その場で最善だと思う方法を選択したのである。全体を見ながら判断し行動していたその姿こそが、まさに前日に学んだ「適応的熟達」そのものであり、自分との大きな違いを突きつけられた気がした。
今回のカフェゼミは、自分にとって「主体的に動くとはどういうことか」を改めて突きつけられる機会となった。ただ言われたことをこなすだけでは十分ではない。状況を見て、自分で考え、判断し、必要な行動を選ぶことが重要なのだと実感した。
今後はただ指示を待つのではなく、場全体の流れを見ながら自分で判断し、行動できるようになりたい。失敗を恐れずにまず実行し、その中で修正していく姿勢をこれからは大切にしていきたい。

