「うちの会社、給料が上がらない」と嘆く前に ― 年収を決めるのは、努力より業界
喫茶店でどれだけ頑張っても年収1,000万円にはならない。戦う場所を選ぶことが先決
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■ はじめに ― こんなランキングが出ました
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東洋経済が「30歳平均月収が高い会社ランキング」を発表しました。
▼ 1位:阪急阪神ホールディングス
▼ 2位:明治安田生命保険
▼ 3位:リクルートホールディングス
▼ 4位:博報堂DYHD
▼ 5位:ドウシシャ
大卒30歳総合職の平均賃金は、4年連続で上昇中です。
このランキングを見て、今日伝えたいことが1つあります。
▶ 会社員の年収を決めるのは、努力の前に「業界」です
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■ 喫茶店でいくら頑張っても、年収1,000万円にはならない
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シリコンバレーの著名な投資家、ナヴァル・ラヴィカント氏がこんなことを言っています。
「あなたが喫茶店でどれだけ努力しても、お金持ちになることはできない」
これは喫茶店を否定しているわけではありません。喫茶店という「業態」が、どれだけ頑張ってもスケールしにくい構造だということです。
朝6時から夜まで休まず働いて、コーヒー1杯450円。1日100杯売っても4万5,000円。そこから家賃・原価・人件費を引いたら、いくら残るでしょうか。
経営者でも厳しいこの構造で、雇われの社員が年収を大きく伸ばすのはさらに難しいです。
業界には「天井」が最初から決まっています。個人の努力でひっくり返せる部分は、思っているより小さいのが現実です。

◆ 逆に、天井の高い業界もある
総合商社(三菱商事・伊藤忠・三井物産)、広告(電通・博報堂)、不動産(住友不動産・三井不動産)、外資金融。
こういった業界では、30歳で月収100万円超えが珍しくありません。
「努力が足りないから給与が上がらない」わけではないケースがほとんどです。戦っている場所が、そもそも上がりにくい場所なだけかもしれません。
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■ これからの時代、年収格差はさらに広がる
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これからの時代、年収の格差はさらに開いていきます。
儲かっている業界・大企業は、社員に還元する余力があります。平均賃金が4年連続で上昇している背景にはこの構造があります。
▼ 半導体・AI・コンサル・外資金融・商社・医療系の一部
こういった業界では賃上げ競争が始まっており、会社にいるだけで毎年給料が上がっていきます。
一方、構造的に儲かりにくい業界では、どれだけ頑張っても会社側に渡せる原資がありません。これは経営者が悪いのでも、労働者が怠けているのでもなく、業界そのものの構造の問題です。
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■ 年収を上げる最速の方法は「転職活動」
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会社員が年収を上げる一番手っ取り早い方法は、副業ではありません。
▶ 転職です
副業で月5万円稼ぐのは簡単ではありません。時間もかかりますし、初期は赤字スタートも普通です。
一方、転職は年収が一気に+50万円・+100万円上がる人がザラにいます。
おすすめの順番はこうです。
▼ まず:転職活動で「業界の中の適正レンジ」まで給料を上げる
▼ その後:副業を育てていく
「転職はリスクがある」と思っている方に、伝えたいことがあります。
▶「転職」にはリスクがありますが、「転職活動」にはリスクがありません
書類を書いて、エージェントと話して、面接を受ける。これはすべて無料です。
やってみて「今の会社の方がいい」と思えば転職しなければいいだけです。やってみて「こんなに評価されるのか」と気づけたら、それが新しいスタートになります。
転職活動は、後出しジャンケンで構いません。
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■ 有名企業でなくても、良い会社はたくさんある
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ランキング上位の有名企業を見て、「自分には無理」と感じた方もいるかもしれません。
でも、有名企業でなくても良い会社はたくさんあります。
▼ B2Bでニッチな分野でシェアを持つ会社
▼ 創業オーナーがしっかりしている中堅・中小企業
▼ 社員を大切にして毎年ちゃんと給料を上げていく会社
伝えたいのは「有名企業に行け」ではなく、「今の業界で自分が安く買い叩かれていないか確認しよう」ということです。
また、どうにも儲かりにくい業界にいるなら、業種自体を変えることも選択肢の一つです。
人材サービスのレバレジーズの調査によると、ブルーカラー職に従事する人のうち約20%がホワイトカラーから転職していて、「ギャップはなかった」とした人は約4割だったとのことです。
視野を広げてみると、意外とフィットする業界が見つかるかもしれません。
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■ 年収が上がったら、支出の見直しも一緒に
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転職で年収が上がったとき、ついサブスクや固定費も増やしてしまいがちです。
せっかく年収が上がっても、支出も同じ分増えていては手元に残るお金は変わりません。
Subly(subly.jp)を使えば、複数のサブスクを一覧化して満足度で解約候補を絞り込めます。年収アップのタイミングで支出も見直すと、投資に回せるお金が一気に増えます。インストール不要・無料から使えます。

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■ まとめ
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▼ 年収を決めるのは業界
・業界には「天井」が最初から決まっている
・個人の努力でひっくり返せる部分は思ったより小さい
・高年収ランキングの上位は商社・広告・不動産・外資金融など
▼ これからの時代
・儲かる業界はさらに賃上げが続く
・儲かりにくい業界は原資がなく、努力しても上がりにくい
・年収格差はさらに広がっていく
▼ 年収を上げる最速の手順
・まず転職活動(リスクゼロで市場価値が分かる)
・「今の会社の方がいい」なら転職しなくていい
・適正レンジまで給料を上げてから、副業を育てる
▼ 大切なこと
・努力は大前提。でも「報われる場所」でやることが重要
・有名企業でなくても良い会社はたくさんある
・業種そのものを変えることも選択肢
努力を「正しい場所」に投下する。
そのためにも、まず転職活動から始めてみましょう。リスクゼロで、人生の選択肢が広がる行動は、なかなかありません。
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