見出し画像

右近が百人一首に残した作品は?

右近うこんが百人一首に残した作品は、、、

─── 目 次 ───
☆作品
☆意味
☆文法解説
☆鑑賞
☆出典
★関連動画
───────────

☆作品

♪ 忘らるる
  身をば思はず
  誓ひてし
  人の命の
  惜しくもあるかな

です。

読みは、

♪ わすらるる
  みをばおもわず
  ちかてし
  ひとのいのちの
  おしくもあるかな

となります。

太字一カ所が変わります。

藤原敦忠は、右近への愛を神に誓っていました
ところが、藤原敦忠はその誓いを裏切ってしまいました。
その時の右近の想いを詠んだ歌です。

☆意味

忘らるる   (忘れられた)
身をば思はず
     (私のことは
     どうでも良いわ)
誓ひてし
    (けれど私への愛を
       神に誓った)
人の命の  (あなたの命が)
惜しくもあるかな
   (天罰により
    無くなって
    しまうのは心配よ)


☆文法解説

1句:「る」受身の助動詞

2句:「ず」打ち消しの助動詞

5句:「かな」終助詞


☆鑑賞

この歌には2通りの解釈があるようです。

① 忘れられた私のことはどうでも良いわ。
  ただ天罰が下るあなたの命が心配よ
  (まだ、あなたのことを愛しているのよ)
  →愛に一途な女性の心。

② 忘れられた私のことは、どうでも良いわ。忘れられただけだから。
  でも神への誓いを裏切ったあなたには天罰が下るのよ。残念ね。
  →天罰が下って「いい気味ね」という気持ち。

天罰が下ったのかどうか、藤原敦忠は、37歳という若さで亡くなったのだそうです。



☆出典

『拾遺集』恋四・870


★関連動画



Please return to . . .
─────────────
【右近】

.

いいなと思ったら応援しよう!