新聞を読む習慣がなかった私が毎朝3誌に目を通す女になるまでのログ 〜week12(WSJ・ブルームバーグ)
★今週の気づき★
逆封鎖??
スタグフレーション、久しぶりに目にした単語。
2026.4.13(月)
◎お休み
2026.4.14(火)
◆米国によるホルムズ海峡封鎖、正式に始まる
米国によるホルムズ海峡が13日に正式に始まり、これを支援するため米艦艇15隻以上が配備されている。米国によるホルムズ海峡封鎖でイランが被る損失額は1日当たり約4億3500万ドル(約690億円)に上る。これには、主に原油や石油化学製品の輸出機会の喪失分2億7600万ドルが含まれる。しかし短期的な打撃は、イランが封鎖の影響を受けない湾外の洋上にに保有している石油によっても相殺される見通しだ。
◆エネルギー株に好機、長期化の可能性も
原油相場は高止まりする可能性が高く、場合によっては、長期にわたってはるかに高い水準にとどまるかもしれない。エネルギー需給に由来するインフレショックへの防衛策として、エネルギー分野への投資に勝るものはないという。S&P500種指数のエネルギーセクターは年初来で33%上昇している。エネルギーセクターのバリュエーションは割高だ。ピッカリング・エナジー・パートナーズのダン・ピッカリング最高投資責任者(CIO)は「エネルギー株が目立つようになればなるほど、アンダーウエート・ポジションのリスクが高まる」と語った。
◎アンダーウエート・ポジションのリスクが高まるとは?
少なめに持っていること自体がリスク(不利)になり始めたということ。
◇大卒でも望むような職に就けず、AIと需給のずれで不完全就業拡大
アメリカで不完全就業の大学卒業者が増えつつある。不完全就業とは、取得した学位を必要としない仕事に就いている若者を指す経済用語だ。これはAIのせいだけではない。学生が学んでいる内容と、実際に雇用を生み出している分野との間にずれがあることも大きな要因の一つだ。長年にわたり、大学はカリキュラムや定員を企業が求めるスキルに合わせて調整してこなかった上、学生も雇用創出が多い分野と一致しない専攻を選んできた。例えば医療分野は雇用拡大のわりに医療関連分野の大学修了者数が少ない。
◇原油上昇、対イラン海上封鎖で供給リスク-トランプ氏発言で伸び悩み
原油価格は13日の取引で上昇したが、トランプ氏の「イランはなお合意をまとめたがっている」との発言を受け、上げ幅は縮小した。米軍によるホルムズ海峡封鎖は、戦争中も続いてきたイランの原油輸出を断つ可能性がある。不安定な状況の中で原油が市場に戻ってくるには時間がかかりそうだ。
2026.4.15(水)
◆欧州、米国抜きでホルムズ海峡再開計画を策定
欧州諸国は有志国でホルムズ海峡再開を支援する計画を策定しており、機雷を除去する駆逐艦などの派遣を検討している。この計画は「交戦」当事者を含まない国際的な防衛任務であり、米国、イスラエル、イランを含まない。計画の狙いは、戦闘終結後に海運会社が安心して同海峡を利用できるようにすることで、それにはまだ時間がかかる可能性があると当局者はみている。
◆米経済は成長、雇用は伸びず それでも大丈夫な理由
米経済自体は2025年に成長した一方、雇用は今年3月に堅調だったものの過去1年間では伸びなかった。これは「生産性」が、まさに適切なタイミングで回復したためだとみられる。労働力人口の減少と雇用の伸びの鈍化という、近年の歴史では前例のない状況下でこうした労働生産性の上昇が起きている。エコノミストらは、人工知能(AI)の役割を判断するのは時期尚早としながらも、AIが貢献しているとみている。
◇【米国市況】S&P500最高値に接近、米イラン再協議期待で-原油大幅安
14日の米金融市場では、停戦合意に向けた米国・イラン再協議への期待から原油価格が大きく下げ、株式は続伸した。
◇米財務省、アンソロピック「ミトス」へのアクセス要請-脆弱性特定へ
米財務省のテクノロジーチームが、脆弱(ぜいじゃく)性の特定に着手するため、米アンソロピックの最新人工知能(AI)モデル「Mythos(ミトス)」へのアクセスを求めている。アンソロピックは、企業が自社システムに対する検証や防御策の構築を事前に行わなければ、同モデルがサイバー攻撃に悪用される恐れがあると警告している。ウォール街のCEOらは先週の同会合で、ミトスを深刻に受け止め、脆弱性の検出に活用するよう求められた。
2026.4.16(木)
◎お休み
2026.4.17(金)
◆「奇跡の電池」がEVの不満をついに解消か?
ドーナツ・ラボ社はフィンランドのスタートアップで、EV用に初の量産可能な全固体電池を開発したと主張している。従来のリチウムイオン電池の2倍のエネルギー密度で、より安価に製造できる。5分で充電可能なのも魅力的である。EVはこれまで技術として完成しておらず、価格は高すぎで、不便なことも多かったが進歩が加速しつつある。
◆欧州高級ブランド株、いきなり特売状態
今週、主要高級ブランド3社の株価は軒並み急落したが、その原因はイラン戦争だけではなさそうだ。
例えば専門家は、エルメス独自のビジネスモデルが崩れつつあるのではないかと疑い始めている。客が超限定品の「バーキン」や「ケリー」のバッグを入手するためには、店内の他の部門で高額の購入をしなくてはいけないという仕組みになっている。しかし、エルメスは超富裕層を顧客としている。こうした人々はガソリン価格の上昇をほとんど気にせず、支出が本当に抑制されるのは株式市場が急落した場合に限られるため、イラン戦争の影響は限定的と思われる。
◇洋上積み替え原油が再び日本に、中東緊迫化で異例の調達続く
オマーンから出荷された原油がインド西海岸沖で超大型タンカー(VLCC)に積み替えられ、その後日本へ向かっていることが分かった。イラン戦争の影響で中東産原油の供給が滞る中、異例の手法で調達する動きが続いている。中東原油を巡ってはホルムズ海峡を経由しない代替ルートとしてアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港や紅海沿岸のヤンブー港が注目を集めているが、中東情勢が緊迫化する中でいずれの海域も安全とは言い切れない状況だ。
◇英国の2月GDPは予想上回る拡大-イラン戦争でムード一変、警戒強まる
英国政府統計局(ONS)は16日、2月の国内総生産(GDP)が前月比0.5%成長したと発表した。これはエコノミストの予想を上回る数字だ。イラン攻撃以降、エネルギー供給網や世界市場の混乱が続いており、英国経済を巡るムードは急速に変化している。
S&Pの民間部門調査によると、企業が賃金の力強い上昇を報告する一方、供給業者は戦争に関連する原材料コストの上昇を価格に転嫁しており、物価高と景気後退が同時に起こる「スタグフレーション」のリスクが示された。
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