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364日分の「おめでとう」を抱きしめて生きていきたい【子育てエッセイ】

不思議の国のアリスが、昔から大好きだ。ディズニー映画も小説も読んだ。両方大好きだ。


子どもの頃から、ずっとずっと憧れがあった。
「EAT ME」と描かれたクッキー。
「DRINK ME」のタグがついた小さな瓶。
アリスが着ているふんわりしたブルーのワンピース。
ちょっとちぐはぐに並んだケーキスタンドに風変わりなお茶会。

でも、何よりも心をつかまれたのは、へんてこりんなティーパーティーで交わされる帽子屋さんとうさぎさんの言葉だった。


「なんでもない日おめでとう!」


お誕生日は1年に1度しかないけれど、なんでもない日はその他すべて。364日もある。こんな素敵なことはない。お祝いしないと!

そんなふうに、なんでもない日をお祝いする帽子屋さんとうさぎさんに対して、子どもながらにものすごい衝撃を受けたのを覚えている。


特別な日じゃなくていい。
理由がなくてもいい。
ただ、今日という日がそこにあるだけで、おめでとうと言っていい。


こんなに楽しくて、こんなにやさしい考え方があるんだ。


それから私は、帽子屋さんや三月うさぎみたいに、なんでもない日をお祝いできるくらい、ハッピーに生きてやろう!
そんな気持ちを、どこか心の奥に持ち続けてきた気がする。

どうやらそのマインドは、いつの間にか私だけのものではなくなっていたらしい。



ある日、お散歩の帰りに、夫と子どもたちがお花屋さんに寄って、お花を買ってきてくれた。

「なんでもない日おめでとう!ママと、お腹の赤ちゃんに。」
「いつもありがとう、ママ!」


夫と子どもたちからの言葉を聞いた瞬間、胸の奥がじんわりあたたかくなった。なんでもない日、おめでとうだね。


もちろん、その日はなにか特別な記念日じゃない。
家族のだれかが何かを達成したわけでもない。
ただ、今日を一緒に生きているだけの普通の日。


それでも、こんなふうに気ままにお祝いできる日々を、大切にしていきたい。


どたばたとすぎる毎日の中で、余裕をなくしてしまう日もあるけれど、これからも私は、なんでもない日を愛せる人でいたい。理由のない幸せに、ちゃんと気づける人でいたい。

私が毎日noteを書く理由は、なんでもない日々を愛するためなのかもしれない。そんなことを思った。


明日も、いい1日になりますように。




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ちあき|在宅ワークする3児のママ いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!

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