私と子ども。似ているところは、きっとここ【子育てポジティブキャンペーン企画】
私は、替え歌が得意だ。
うまくもない歌を一生のごとく歌っていられる。
どうしてこんなにテキトーな歌を即座に作って歌えるようになったのかというと、保育士の仕事をとおして身につけたと言っても過言じゃない。歌うと私も子どもも楽しくなる。だから私は歌ってきた。
たとえば、
♬きらきら星♬
きらきらひかる(子どもの名前)のはなみず
今からふくよ ティッシュがやってくる
きらきらひかる ぴかぴか おはな
♬ドレミの歌♬
「は」は(子どもの名前)の「は」~
「ち」はちあきの「ち」~
「さ」は(パパの名前)の「さ」~
♬生まれてはじめて~アナと雪の女王~♬
生まれはじめて おむつを替えるの~
生まれはじめて トイレに座るの~
などなど。
常に歌っている。生きるミュージカルだ。
そんな私に育てられた第一子ちゃん。やたら歌を歌う。存在する歌も、存在しない歌も。遊んでいるときのひとりごとが歌だったりする。
つい先日、保育園に出発する前に第二子くんが「くつ、はかない!!!」とボイコットした。ひっくり返って、断固として動かない。どんどん迫ってくる登園時間に焦っていた私は無理矢理靴を履かせようと急いだ。そのとき、第一子ちゃんが替え歌を歌った。
「おくつを~~~はくよ~~~♬じぶんをすきになって~~~♬」
と。たぶんアナと雪の女王の「ありのままで」だ。
そしたら、第二子くんがきょとんとした表情になって、第一子ちゃんがそのままスムーズに靴を履かせていた。あまりの手腕に私はびっくり。
「これで~~~いいの~~~じぶんをすきになって~~~♬
これで~~~いいの~~~じぶんをしんじて~~~♬」
と歌い続けながら、第二子くんの手を取って歩き始めようとしていた。
そこで私は我に返って「出発前にいってきますのご挨拶しよう」と声をかけた。歌の力を借りて今の状況を楽しくくぐり抜けようみたいな第一子ちゃんの気持ちに、私の姿を見た気がした。そっくりそのままだった。
私は第一子ちゃんの歌が好きだ。替え歌も好き。ひとりごとさえ、歌にしてしまうところも好き。
そして、その気持ちがめぐりめぐって、替え歌やへんてこりんな歌をずっと歌っていられる私も悪くない、好きと思えた。
子どもと似ているところを発見して、私は私を好きになれた。
我が家の子どもたちの容姿は、どちらかというと父方の遺伝が強い。保育園で「パパそっくりね~」という言葉を何度聞いたかわからないほど。
でも、当たり前だけど私に似ている部分もちゃんとある。
それは、あまりにも自然すぎて、気づかないでスルーしていることが多いかもしれない。だからこそ、発見した私と第一子ちゃんの「そっくりさん」をこうして書き残したいと思った。
第一子ちゃんのなんでも歌にしちゃうところも、私のくだらない歌を量産するところも、どっちも大好きだよ。
明日もいい1日になりますように。
この記事は下記の企画参加記事です。
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