育児をしていると、もうひとりには戻れないって思う。
賽は投げられた ひとりには戻れない
動き出した船は水しぶきあげていく
高く花火が上がれば あなたの顔を染めて
目を離す暇がないわ 空は色を変えてく
大好きなYUKIちゃんのベイビーベイビーという歌の歌詞から引用。
育児をしていると、「もうひとりには戻れない」とたびたび感じる。
この曲の歌詞の中にあるフレーズのふしぶしを自分や家族に置き換えて聴いていて、動き出した船は、まるでちびちーちゃんの人生がスタートしたことのように思えてしまう。どんどん成長していく姿に、私は「目を離す暇がないわ」と、ちびちーちゃんを見ているだけで「空は色を変えていく」ように時間が経ってしまうの。そして、冒頭の「もうひとりには戻れない」と思うんだ。
日々育児をしていて感じている気持ちに、ぴったりと寄り添ってくれている歌詞なんだよね。私にとって。
ちびちーちゃんが生まれてから、というか、妊娠がわかった時から、本当に「ひとりには戻れない」「戻ってはいけない」という感覚が私の中に常にあった。特に妊娠中は、もちろん幸せもたくさん感じたけれど、ふとした瞬間に私がこの子をお腹の中で外の世界で生きられるように育てなきゃいけないというプレッシャーや責任みたいなものを感じていて。たぶんそれは私が流産を経験していることもあると思う。「ひとりには戻れない」「戻ってはいけない」という感覚が頭からつま先までずっしりとのしかかっていた。
無事に出産して、毎日必死で育児して、1歳のお誕生日を迎えて、少し落ち着いてきて。
今は「ひとりには戻れない」ことがとても幸せいっぱいに感じられるようになった。ちびちーちゃんのそばにいられること、かわいらしい仕草や表情や声を聞くことができること、成長を感じられること、ひとつひとつにみっちり幸せが詰まっている。ちびちーちゃんが生後8か月を過ぎたあたりから、この感覚はとても強く体に染み渡るようになった。YUKIちゃんのベイビーベイビーを聞くと、今日も育児ができて幸せだったって思えるようになった。
曲の最後には、こんな歌詞がある。
ベイビーベイビー あなたがいれば
この世界も捨てたものじゃない
この私も捨てたものじゃない
育児をしていると幸せだけど、おろそかになってしまいがちな自分自身。髪の毛はぼさぼさだし、妊娠出産でぶり返したムダ毛の処理もなかなかできないし、スキンケアも時短重視で乾燥しがちだし、服も公園で汚れても大丈夫なものばかり。そんな自分にひどく落ち込むこともある。
けど。
それでも、今この私がいるのは、ちびちーちゃんがいるから。
「この私も捨てたものじゃない」
そう心から思える。自分にたっぷり時間をかけられた妊娠前の自分には、ひとりには戻れないけど、今この私も捨てたものじゃない。全部勲章だから。
この曲は私の子育てのテーマソング。
聞いたことのない人はぜひ聞いてみてね。
明日もいい1日になりますように。
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