念願の富士山を仰ぎ見る往復2,000kmの旅|ぉおぉっ~流石!日本一!
令和3年2月吉日、大阪で少し面倒な用事を済ませた後、富士宮市の某所で待つ知人を尋ねて富士山を目指すこととなりました。
事情があって昨年12月から気がかりの中、富士宮市の知人とは結局会えず終いでしたが、少し時が経過した4月に知人から連絡をもらえ、一先ず一件落着となりました。
富士山まで足を延ばす口実の一つとなってくれた知人ですので、この段、何の文句も申し上げるつもりはありません。
独り言ですが、人生の中であまり経験することのない大きな変化と特殊な出来事との遭遇を短い期間に体感してしまい、このことへの我慢と乗り越えたことへのご褒美、そして区切りとして、以前からの憧れの光景である富士山と偶然にも一致した目的地の富士宮市が重なったことで、富士山を目指すためのハンドルを握れたのだと思っています。
不思議なご縁が廻っていたのでしょう。
さて、家内と愛犬の2.5人による初めての超遠出(ロングドライブ)です。
九州から大阪へ、そして更に静岡へという行程ですので、ざっと1,000kmの長距離ドライブとなりました。
行きは大阪を中間地点として区切れたため、富士山までの道のりは約550kmと楽しめる余裕が大幅にありましたが、帰りは、トイレと仮眠、給油でパーキングに停めただけで、ほぼノンストップで1,000kmを走破したため、一般道に降りた時には速度のギャップに慣れることができず、違和感を感じて気持ち悪くなるほどでした。
「いゃ~簡単に走れる距離ではない!です」
短期間に往復2,000kmの旅となってしまいました。
繰り返しになりますが、知人を尋ねることが目的ではあったのですが、二人で富士山を間近に拝む機会なんて早々は望めませんので、少しこじ付け感と後ろめたさも感じながら、富士を堪能させていただくことにしたのです。
思いつきで「富士山が見たい!」だけでは、簡単にハンドルを握ることはできませんから、もう一つ、理由が欲しかったのは正直なところです。
いよいよ、その時!
「感動!」とはこのことでしょうか?
新東名高速道路上り線を法定速度内で走行中、新清水JCTあたりだっだのでしょうか?
家内と「トンネルを抜けると~」「雪?まさか?」と、冗談半分にそんな話題になろうとした時、目の前の視界に「バ・カ・デ・カ・イ・三・角・形」が突如現れました。
「ぉおぉっ~!」
「富士山」「富士山!」「だよね!」
「他の山の名前は頭に浮かばない!」
「流石、日本一!」
「でヶぇ~!」
「ご立派!」
「貫禄あるね~!」
「きれい!」
「すっげぇ~!」
幼稚ではありますが、言葉にならない感嘆符付の音の連発でした。
すっかり言葉を選ぶ冷静さを失っていました。
雲はなく晴れていましたので、写真や絵で見るような雪化粧の光景もはっきりと見分けることができました。
間違いなく、富士山です。
運転しながらでも、ずっ~と視界に入り、はっきりと目に焼き付けることができました。
家内も珍しく興奮気味で、スマホのシャッターを切りっ放し!
「もう少し右!」等と走行中に難しい注文を出してくるほどでした(笑)。
流石、地元の山とは桁違いのスケールです。
余談ですが、知らないのは私達だけかも知れませんが、途中120km/h、100km/h、80km/hという片側3車線の区間がありますね。
大阪以東は馴染みがないので驚いてしまいました。
快適といえば快適ですが、右側車線を走り抜ける車は120km/hを余裕で超える速度だろうなと恐怖さえ感じました。
真ん中の車線で100km/hをキープしていて、右側を「ビュン」と抜けて行くのですから半端な速度ではないはずです。
既にご存知かと思いますがご参考までに、2020年12月22日より、浜松いなさJCT~御殿場JCTの区間約145kmが制限速度120km/hとして運用開始されていたことをネットで知りました。

もう興奮状態をクールダウンさせることなどできません。
新富士ICを降りて国道139号を北上する間、ほぼずっ~と正面または右手に壮大な富士山が視界に入ります。
国道139号から見える富士山は、感覚的にはもう目と鼻の先という感じで、ただただ、感動し続けるだけでした。
「地元の人は、いいな~」
「毎日、色んな表情の富士山が見れるんだよね~」
「飽きるかな~」
「飽きないでしょう~」
と羨む言葉の連発です。
見る程に「ぉおぉっ~!」「デ・カ・イ!」本当に立派です。
ど迫力!
富士山といえば、標高3,776mを誇る日本一の山!
恥ずかしながら、大きさを説明でき即答できる知識はこの程度ですが、少し調べて算数的に表現すると次のようになります。
真横から見れば、底辺約20km×高さ約3.8kmの巨大なほぼ二等辺の三角形。
静岡県富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町、山梨県富士吉田市、南都留郡鳴沢村に跨る面積は、約314km2(31,400ha)で東京ドームの面積の6,700個分にもなります。
また、円錐形として体積を計算すると約397km3で東京ドームの体積の32万個分にもなります。
日常触れることのないスケールのため、数字で表現してもピンとはこないのが正直なところです。
とにかく、それほど富士山はデカイ!のです。
その雄大な富士山の五合目を狙うほどの時間はありませんでしたが、国道139号線沿いの富士山が真正面に見えるコンビニ(FM)で一服の後、同じく富士山が真っ正面に見える銭湯(風の湯)でひと風呂さっぱりとムードをたっぷり堪能させていただきました。
(正確な表現としては、銭湯の駐車場から富士山が見えます)
さらに牧場の強烈な糞臭を横切って139号を北上し、最後に、道の駅 朝霧高原で2時間ほどゆったり暮れ行く富士山の映像を目に焼き付けました。
富士山の麓、西側に位置する朝霧高原のパーキングでは、かなり見上げる角度で富士山が迫って見えます。
かといって富士の姿が乱れる訳ではなく、しっかりと美しいイメージ通りの様相です。
夕日を浴びて薄桃色に輝く紅富士まで、しっかり堪能させていただきました。

いつまでも、ただ眺めていても飽きない雄大さ、静かさ、神聖さと、澄んだ空気で心が洗われるようでした。
言葉で表現するのが難しい感動です。
いつかまた、必ず富士山に行こう!
今度のメニューは、富士山をグルリ一周と少なくとも五合目を制覇ですね。
健康で、そしてしっかり余裕を稼げれば、きっと必ずまた行けます。
愛犬が7才ですので、そんなに気楽に遠い未来ではなく、数年後位には実現できればいいなと思っています。
家族2.5人で思い出に残るとても楽しい時間でした。
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