☀️夏至|日が長くなるほど、休み上手になりたい
☔️梅雨本番がやってきた。
雨に濡れた紫陽花が、誇らしげに咲いている。
雨の日は、空までちょっとお休みモード。
そんな日は、お天気を大義名分にして、
思いきりゴロゴロしてしまいましょう。
読もうと思っていた本を開くもよし。
お気に入りの紅茶をゆっくり淹れるもよし。
怠惰なお昼寝を楽しむもよし。
雨音に、ぼんやり耳をすませるもよし。
なんなら、全部入りのフルコースでも。
いつもは予定を詰め込みがちな人ほど、
わざと「今日は、何もしない」を予定に入れてみる。
休み下手な自分に、贈る休日です。
🔥東洋医学では、夏は五行でいう「火」の季節。
火に対応する「心(しん)」は、血液の巡りだけでなく、
眠りや心の安定にも関わると考えられています。
陽気が最高潮を迎える夏至は、熱がこもりやすく、
寝つきが悪くなったり、気持ちが落ち着かなくなったりすることも。
さらに梅雨の湿気が重なることで、
重だるさやむくみを感じやすくなります。
ちなみに私は、毎年この時期になると体調を崩します。
だから毎年、少し身構える季節でもあります。
冷たい飲み物やアイスに手が伸びそうになるけれど、
胃腸を冷やしすぎないようにだけは気をつけています。
冷えは巡りの敵ですからね。
この時期は、頑張ることより、
「今日はこれくらいでいいか」
と思える日を増やすこと。
そんな意識で過ごすだけでも、この季節はぐっと楽になります。

蒸し暑い日が続くと、台所に立つだけで汗ばんできます。
そんな日は、手の込んだ料理を頑張らなくても大丈夫。
旬の野菜は、それだけで立派なごちそうです。
夏至の頃は、身体にこもる熱と湿気をやさしく外へ。
みずみずしい夏野菜や香味野菜を食卓に添えて、
身体の中にも風を通してあげましょう。
おすすめの食材
🥒 きゅうり 🍅 トマト 🎃 冬瓜 🫛 枝豆
🌽 とうもろこし 🌿 大葉 🌱 みょうが
どれも旬の恵みをたっぷり含んだ食材です。
香味野菜の爽やかな香りは、じめじめした気分まで軽くしてくれます。
🥒 きゅうりとみょうがの浅漬け
薄切りにしたきゅうりとみょうがを塩でもみ、しばらく置くだけ。
冷蔵庫でしっかり冷やしておけば、蒸し暑い日の箸休めにぴったり。
パリッとした歯ごたえと、みょうがの清々しい香りが、口の中に小さな風を運んでくれます。
🌽 とうもろこしと枝豆の炊き込みご飯
お米2合に、塩と酒をひとふり。あとは炊飯器にお任せ。
シンプルで薄味に仕上げるのが好みです。
とうもろこしは芯ごと炊き込むと、
甘みとうま味がご飯にじんわり広がります。
塩茹でした枝豆は炊き上がってから加えて、
鮮やかな緑をそのままに。
「夏が来たなぁ。」
そんな気持ちになれる炊き込みご飯です。
夏は、火を使うだけでひと仕事。
「今日はこれくらいで十分。」
そんな日があってもいいのです。

🌺 紫蘇ジュース
スーパーの店先に赤紫蘇が並び始めると、
「今年もこの季節が来たなぁ」と感じます。
私も毎年、この時期になると赤紫蘇で紫蘇ジュースを仕込みます。
鍋いっぱいの赤紫蘇を煮出すと、深い赤紫色のお湯が広がります。
そこへお酢を加えた瞬間、ぱっと鮮やかなルビー色に変わる。
何度見ても不思議。
子どもの頃、理科の実験でワクワクしていた気持ちを思い出します。
あの小さな魔法を、今年も楽しみにしています。
赤紫蘇は、古くから食欲が落ちやすい季節や、
気の巡りを整えたい時にも親しまれてきた植物です。
炭酸で割るのもいいけれど、私は水で少しだけ薄めて飲むのも好きです。
氷をひとつ浮かべて、窓の外の緑を眺めながら飲む一杯は、
夏の始まりを知らせてくれる味がします。
🍵季節のお茶
🍵 はと麦茶
香ばしく、すっきりとした味わい。
湿気で重たく感じるこの季節に、
クセが少なく、毎日のお茶として取り入れやすい一杯です。
🍵 ミントティー
蒸し暑い午後に、すーっと抜けていくような一杯です。
身体にも心にも、小さな一休みを。

「今日は少しゆっくりしよう」と話しかけてくれるようです。
🪻季節の香り
🌿 ペパーミント
じめじめした空気でぼんやりした頭に、
すーっと風が通るような香り。
朝や昼の気分転換にもおすすめです。
🪻 ラベンダー
昼が長く、知らず知らず心も身体も頑張りすぎてしまう季節。
夜はラベンダーの香りをひとつ。
「もう休んでいいよ。」
そんな合図を、そっと届けてくれます。

まとめ
夏至を迎えると、今年も半分が過ぎたんだなぁ、と静かに思います。
季節は急がなくても、ちゃんと次へ進んでいきます。
だから私たちも、少しくらいゆっくりで大丈夫。
疲れた日は木陰でひと休み。
旬のものを味わって、お茶を飲んで、少し昼寝をして。
そんな何気ない一日も、立派な養生です。
身体の声に耳を澄ませながら、自分の歩幅で夏を迎えていきましょう。
日が長くなるほど、休み上手でいられますように。
