詩集⑧
詩:境界のページ
誰が書いたのか
問いかけても
ページは黙って
光を吸いこむ
指が打ったのか
機械が紡いだのか
読者の胸に届くとき
その名はほどけて消える
人は心を借り
AIは言葉を借り
どちらも「借り物」なら
境界は笑うだけ
――文学は
「だれが」ではなく
「こころに残るか」
そう答える声が
白い余白から
ひっそりと立ちのぼる
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。皆さまの応援が、静月の物語を生み出す力です。いただいたチップは、すべて次の作品作りに大切に使わせていただきます。
