note妄想②│スキ1000
「おかちゃんさー、スキってたくさんもらうと嬉しいよねー」
「そうだねー」
「前はさー、ちゃんと読んでくれてるのかなーなんて気にしてたりしたけど、最近はそんなのどうでもよくなってきちゃってさ。ハハ」
「しず、それわかる気がする。スキもらうだけでさー繋がってる感じがするよねー」
「そうそう。なんかさー道ですれ違って、お互いが笑顔でおはようって言ってるみたいな感じがする。ハハハ」
「うまいこと言うねー。さらにコメントがあるとさー、立ち話してるみたいなね。ハハハ」
「ハハハ。おかちゃんもうまいこと言うねー。でさー最近また欲が出てきてさー、たった1日で、スキ1000個もらえないかなーなんて思い始めちゃってさー」
「えっ1000個?1日で?そんなの無理に決まってるじゃん」
「Buzzるとかそーゆんじゃなくて、何を書いてもたった1日でそうなるシステムみたいなさー、なんつーか自然にそうなってしまう方法ないかなーなんて、ずっと考えてたんだ」
「暇だねー」
「うん、暇なんだ。へへへ」
「で、その方法思いついたの?つーか実際にそんな人いる?」
「知らない。
でも有名な人とか、すっごく面白い記事書く人ならできるんじゃないかな?
でも俺、有名じゃないし、すっごい記事は書けないけどね。ハハ」
「しず一度もBuzzったことないもんね。ハハ」
「そうなんだよな。note公式のおすすめに取り上げられたらBuzzるみたいなんだけどさー、俺嫌われてんのかなーハハハ。
でもさー昨日、夜勤中にずっと考えてたんだけど、上手くやればできるような気がしてきたんだ」
「マジで?上手くってどうすんの?
つーかそんな方法あったらみんなやるよね。ハハハ」
「じゃあ、ちょっと聞いてくれる?
例えばさー、
俺が親しくさせてもらってる、とらのすけさんていう、ちょい悪風のイケおじのフォロワーさんがいるんだけど、俺がどんな記事書いても必ずすぐにスキつけてくれるんだ。
会ったことないけど噂だよ、ハハハ。
てことはだよ、とらのすけさんと同じ感覚の人が1000人いたらさー、1日で1000スキになるってことでしょ?簡単じゃない?ハハハ」
「ハハハ。しずさー、いつも突拍子もないこと考えるよね。
たしかにとらのすけさんが1000人いたら、可能だけどさー、どうやってその1000人見つけるの?」
「そこなんだよ。
どうしたらいいかな?ハハハ」
「わからないのかよっ!」
「だから相談してるんだよ。でもさー、コメント1000の話だっておかちゃんは無理って言ってたけど、俺やったじゃん。
スキ1000もなんかいい方法ありそうじゃん」
「おまえが言うと、本当にできそうな気がしてくるんだよな。ハハハ」
「そうでしょ。もうちょっと考えてみるよ。ムフフ」
数日後。
「おかちゃんさー、
1日で1000スキ計画、ついに考えついたんだ」
「マジでっ!」
「うん、マジで。聞きたい?」
「そりゃ聞きたいよ」
「じゃあ言うよ。
まずさー、こんな告知記事を投稿するんだ。タイトルは、
『静月の記事に1日で1000スキつけよう!😊』
とかにして、こんなふうに告知するんだ。
『今日から一週間かけて、1000人の人にスキをつけに行きます。このスキのお返しのスキは、○月○日○時に僕が投稿する記事にお願いします。』
って。どう?名案でしょ?へへへ」
「へへへじゃないよ。その告知記事をその1000人が全員読むわけないし、しずのためにみんな協力するわけないじゃん。しかも○月○日の記事とか覚えてるわけないでしょ?面倒臭いよ」
「そうかなー、noteの人みんないい人だから、協力してくれそうな気がするんだけど」
「そりゃいい人かもしれないけど……
いや、絶対に無理だと思うなあ。
だってさーその1000人の人にとって、なんのメリットもないじゃん」
「ダメか……ハハハハハハ」
「ダメだね、ハハハハハハハハハ」
「あっ!その告知記事にさー、
『この記事にスキは絶対につけないでください。○月○日の記事にとっておいてください』
って書いたらどうかな?」
「たぶん……人は…、つけるなと言われるとつけたくなるから無理なんじゃないかな。アハハ」
「それもそうだね。アハハハハハ」
「あっ!ひょっとしたらさー、
この記事に1000スキつくかもしれないね。へへへ」
「意外とそれあるかもハハハ。いや、ねーだろっハハ。で、しずさー本気でやるの?」
「やるわけないじゃん。ハハハハハハ」
「やらんのかい!ハハハハハハ」
「ハハハハハハ」
「妄想楽しいね」
おしまい。
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