【仏教版】成功者だけが密かに続けている、たった1つの「共通習慣」
ビジネスで成功を収めた人、プロのアスリートとして金メダルを手にした人、あるいは芸能界で頭角を現す人 。あらゆる分野で成功している人たちには、共通して毎日行っている「ある習慣」が存在します 。

一生懸命、忙しそうに努力しているのに、なぜか突き抜けられない。もしそう感じているとしたら、今回お話しする「習慣」が抜け落ちているからかもしれません 。
これは私個人の意見ではなく、様々な成功者たちが口を揃えて言うことであり、さらに言えば「仏教の教え」においても非常に大切にされていることです 。
成功者が必ずやっている共通の習慣。それは一体何なのでしょうか?
今日やっても、やらなくても「変化がないこと」を毎日やる
結論から言うと、成功者の共通習慣とは「今日やっても、やらなくても、変化がないこと」を毎日実行しているということです 。
今日それをやらなかったからといって、誰かに怒られるわけでも、世界が劇的に変わるわけでもありません 。しかし、「これは自分にとって大事なことだ」と自覚し、毎日欠かさず実行しているのです 。
分かりやすい例が「食生活」です 。体に良い野菜中心の食事をするのか、ジャンクフードで手軽に済ませるのか 。1日だけジャンクフードを食べたところで、体に目に見える変化は起こりません 。しかし、それを毎日続ければ、明らかな健康の差となって表れますよね 。

私たちは普段、「今日やらなければならないこと」に追われがちです 。上司からの急ぎの指示や、今日が締め切りのタスクがあれば、誰だって一生懸命に取り組みます 。しかし、それに追われているだけで1日が一杯一杯になってしまうのが現実です 。
その結果、「今日やらなくても変化がない(けれど大切な)こと」は、結局後回しにされ、やがてやらなくなってしまいます 。

一方で成功する人は、変化がないことでも地道に実直に続けます 。アスリートの地道な筋トレ、芸能人の下積みの勉強、そしてビジネスパーンの圧倒的な読書量 。本を1冊読んだからといって今日の売上が跳ね上がるわけではありませんが、彼らは着実に自己投資を続けているのです 。

すぐに結果が出ない「筋トレ」に学ぶ法則
私たちはつい、すぐに結果が出るものを求めてしまいます 。
私自身もメタボ体型を気にして、「腹筋をしよう!」と思い立つことがあります 。しかし、筋肉が悲鳴を上げるほど頑張っても、1週間や2週間では鏡の前の自分に変わり映えはしません 。それでも地道にコツコツと3ヶ月も続ければ、なんとなく体が引き締まってくるものです 。

ある人がこんなことを言っていました。 「筋トレというのは、努力がすぐさま成果に表れるから実行しやすい」と 。
たしかに、芸人がお笑いの腕を磨いたり、起業家が成功を目指して本を読んだりする努力は、「いつ実を結ぶのだろう」という暗中模索の不安がつきまといます 。しかし筋トレは、3〜4ヶ月かかったとしても、着実にどんな人でも裏切らない成果を出してくれます 。1日や2日では結果が出なくても、毎日続けることで大きな結果を生み出すのです 。
人生を変える「第2領域」の魔法
ビジネス書などでもよく紹介される、仕事の「重要度」と「緊急度」のマトリクスをご存知でしょうか 。
第1領域(緊急かつ重要): 今日の重要な商談や、トラブルへの対処など 。
第2領域(重要だが緊急ではない): 筋トレ、食生活、自己投資の勉強、語学など 。
第3領域(緊急だが重要ではない): 出る必要のない会議など 。
第4領域(緊急でも重要でもない): 単なる暇つぶしなど 。

この中で一番大切なのは、間違いなく「第2領域(重要だが緊急ではない)」です 。
しかし、私たちは生活がかかっている「第1領域」に1日の時間を奪われがちです 。そして、今日や今月やらなくてもいい「第2領域」は後回しになり、第3・第4領域に時間を費やすうちに、完全に抜け落ちてしまいます 。
成功者は、この第2領域を極めて重んじ、何とかして時間を確保します 。不思議なことに、第2領域を充実させると、第1領域のトラブルに煩わされることも少しずつ減っていくのです 。
石清水 集めてやがて 奔流に
私も3年ほど前からこの考え方を意識し始め、人生が変わりました 。
私のライフワークは「仏教の教えを伝えること」です 。そのために、毎日動画やブログ記事を発信することが私にとっての「第2領域」と定めています 。今日投稿を休んだところで何も変わりませんが、毎日のルーティンとしてけじめをつけ、誰に言われるわけでもなく必ず行っています 。1日が終わって「やれやれ、今日も乗り切った」と思うほどの覚悟を持って取り組んでいます 。
私の好きな言葉に、「石清水 集めてやがて 奔流に」というものがあります 。人生のモットーにしたい言葉です。

毎日動画を投稿するのも、noteを書くのも、皆様からの質問に返信するのも、すべてはポタポタと落ちる石清水の1滴だと思っています 。

私は親鸞聖人の教えに救われました 。この教えを世界中の皆様に、伝えたいという願いを持っています 。キリスト教やイスラム教といった宗教以上に、この教えをもっと聞きたいと世界中の人が集まるような思想の潮流を作っていきたい 。自分一人では無理かもしれませんが、その礎の一つになりたいのです 。
そのためには、ポタポタと落ちる石清水の1滴1滴を大切にするしかありません 。この1滴がやがて大きな奔流になると信じて、今日も1滴を落とし続けています 。
相撲の世界が教える「3年後の稽古」
相撲の世界には、「3年後の稽古をせよ」という言葉があるそうです 。
これは「今勝つための稽古」ではなく、「3年後に強くなるための稽古」をしなさいという意味です 。具体的には、相撲の基礎である「四股(しこ)」や柱に打ちつける「鉄砲」を指します 。

もし、その場しのぎの白星が欲しいだけなら、「猫騙し」のような小手先の技術を学べば相手を驚かせて勝てるかもしれません 。しかし、本当に足腰のしっかりした強い力士になりたいなら、今すぐには勝てなくても、しっかりとした筋肉を作ることに注力すべきです 。
筋肉が痛くなり、体中から玉のような汗が噴き出しても、悲鳴を上げる体でさらに四股を踏む 。その地道な稽古を積み重ねてこそ、3年後には誰にも負けない強い力士になれるのです 。

今の評価や収入を追うのではなく、3年後、5年後を見据えて、自分が本当に取り組むべき大切なことをする 。これもまた、すべての世界に通じる成功者の共通習慣と言えます 。
仏教の教え「因果の道理」
仏教には「因果の道理」という教えがあります 。
「まいたタネは必ず結果を引き起こす」という真理です 。今日まいたタネが、今日すぐ結果になることばかりを追い求めてはいけません 。今日やっても変化がないこと、努力がすぐに結果に表れないことこそ、多くの人が軽視してやりません 。だからこそ、それを毎日実直に実行していく人が、やがて大きな結果を手にするのです 。
善いタネは、今すぐには生えなくても、これからの未来に必ず生えてきます 。
【因果の道理とは】
「今日やっても、やらなくても変化はないけれど、大事なこと」。 皆様にとってのそれは、何でしょうか?
着実にそれを積み重ねることの大切さを、私自身も改めて心に誓いながら、今日のお話を終わります。皆様の人生のヒントになれば幸いです。
▼もし少しでも心に届いたなら…
あなたのお声を聞かせてください
今回の内容はいかがでしたでしょうか? 皆さんが何を感じ、どんな疑問を持たれたか、ぜひ教えていただけると嬉しいです。いただいたお声は、今後の発信の励みや参考にさせていただきます。
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