「優しくしすぎて苦しくなる」を終わらせる距離感の作り方|繊細な人向けの生存戦略#17|他者信頼編②
“期待を手放したあと”に必要だった、人との距離感の話
相手に合わせすぎるのは苦しい。
でもだからといって、
「期待を手放す」
「境界線を引く」
だけで、楽になれるわけでもありませんでした。
むしろ僕はそのあと、
👉「人とどう関わればいいんだろう」
で止まりました。
・優しいだけでは足りない
・でも冷たくはなりたくない
・断りすぎると関係が壊れそう
・我慢ばかりも苦しい
そんなふうに、
“ちょうどいい距離感”が分からなかったんです。
こんにちは、のあです。
アドラー心理学の考え方を通して、感情の扱い方を知ることで、自分軸で生きられるようになるまでに試行錯誤して学んだことをシェアしていきます。
前回の記事では、
👉「期待を手放すこと」
について書きました。
でも、ここは少し誤解されやすい部分でもあります。
「期待しない」
という言葉だけを見ると、
・冷たい人になること
・人を切り捨てること
・自分勝手に振る舞うこと
のように見えてしまうことがあるからです。
でも、僕が伝えたいのは、
そういう極端な話ではありません。
むしろ逆で、
👉 “自分を削らずに、人と関わる方法”
の話です。
僕自身、
以前は、
・相手に合わせる
・期待に応える
・空気を悪くしない
それが「優しさ」だと思っていました。
でも、その優しさは少しずつ、
👉 “自分を後回しにする癖”
になっていったんです。
そして気づけば、
👉「断る」が怖くなる
👉「嫌だ」が分からなくなる
👉「自分はどうしたいか」が見えなくなる
そんな状態になっていました。
だから今回は、
👉「期待を手放したあと、人とどう関わるか」
について、
僕がずっと試行錯誤してきた、
👉 「信頼残高」
という感覚の話をしていきます。
これは、
「信じるか、疑うか」
みたいな極端な話ではありません。
もっと現実的な、
👉 “自分を守りながら関係を続ける感覚”
に近いものです。
僕は、
👉 “残高”で考えるようになってから、
断ることが少し楽になりました。
「いい人」でいようとすると、自分の選択が消えていく
・上司に仕事のやり方を提案したいけど、否定されたくない
・飲み会を断りたいけど、付き合い悪いと思われそう
・本当は違う生き方をしたいけど、親を悲しませそう
こういう場面って、
日常の中にたくさんあると思います。
そのたびに、
👉 「関係を壊したくない」
が先に来る。
だから、
👉 相手の期待に応える
という選択をする。
もちろん、
それ自体が悪いわけではありません。
むしろ、
社会の中では必要な場面も多いと思います。
でも問題は、
👉 「嫌われないため」が基準になり続けること
です。
これが続くと、
だんだん、
👉 「自分はどうしたいか」
が抜け落ちていきます。
・本当は嫌だった
・本当は断りたかった
・本当は違和感があった
でも、
👉 「仕方ない」
で飲み込む。
その積み重ねで、
👉 “自分で選んでいる感覚”
が消えていくんです。
そして最終的に、
👉「なんで自分ばっかり…」
という苦しさに変わっていく。
「与える」は、“我慢する”とは違う
ここで、
少しだけ大事な話があります。
僕は以前、
👉 「優しい人ほど損をする」
と思っていました。
でも今は、
少し違う見え方をしています。
苦しくなるのは、
👉 「与えている感覚がないまま我慢している」とき
です。
例えば、
・本当は疲れてるけど引き受ける
・嫌だけど空気を読んで合わせる
・納得してないけど従う
これが続くと、
👉 “奪われている感覚”
になる。
だから苦しくなる。
でも逆に、
👉 「今回は自分で与えると決めた」
と思えているときは、
同じ行動でも感覚が変わります。
・今回は上司を立てる
・今回は親の話を聞く
・今回は相手を優先する
それを、
👉 “自分で選んでいる”
感覚を持つ。
ここがかなり大きいと思います。
「信頼残高」という感覚を持つ
ここで、
僕がすごく助けられた考え方があります。
それが、
👉 「信頼残高」
です。
これは、
👉 “普段から与えている関係は、少し引き出しても壊れにくい”
という感覚を持てます。
例えば、
・普段からちゃんと仕事をしている
・人の話を聞いている
・関係を大切にしている
こういう積み重ねがあると、
たまに、
👉 「今回は難しいです」
と言っても、
意外と関係は壊れません。
でも逆に、
👉 「断る=終わり」
に感じる人は、
“残高”という感覚がないまま、
毎回「ゼロか100」で考えていることがあります。
だから怖くなる。
でも実際の人間関係って、
もっとグラデーションです。
・今回は引き受ける
・今回は少し断る
・今回は条件を変える
そんなふうに、
👉 “調整”
できる。
この感覚を持てるようになると、
👉 「断る=悪」
ではなくなっていきます。
自分に余裕のないときは、無理に与えなくていい
これは、
とても重要です。
もしかしたら、
👉 「もっと与えなきゃ」
と感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、
そうではありません。
むしろ逆で、
👉 自分に余裕がないときは、無理に与えなくていい
んです。
疲れているとき。
ずっと我慢してきたとき。
もう限界に近いとき。
その状態で無理に与え続けると、
👉 自分が壊れます。
だから、
・今は少し距離を取る
・全部は応えない
・必要最低限だけにする
それでいい。
あと、
👉 「与えたくない相手」にまで無理に与えなくていい
というのも、
すごく大事です。
・雑に扱ってくる
・罪悪感でコントロールしてくる
・こちらの消耗を前提にしてくる
そういう相手にまで、
無理して優しくすると、
👉 “自分を大事にする感覚”
がどんどん壊れていきます。
「断る」より先に必要だったこと
ここまで読んで、
「じゃあ、どうすればいいの?」
と思ったかもしれません。
でも実は、
最初に必要なのは、
👉 “うまく断ること”
ではありません。
もっと手前の、
👉 自分には「選ぶ」選択ができる
と感じられることです。
・今回は応える
・今回は断る
・今回は様子を見る
これを、
👉 “自分で決めていい”
と思えること。
ここが戻ってくると、
人間関係の苦しさは、
少しずつ変わり始めます。
「関係を壊さない」より、「自分を壊さない」
僕はずっと、
👉 「関係を壊さないこと」
を最優先にしていました。
でもその結果、
👉 自分が壊れかけていた
んです。
だから今は、
👉 「自分が壊れない範囲で関わる」
を大事にしています。
全部優しくしなくていい。
全部応えなくていい。
全部分かってもらわなくていい。
その代わり、
👉 “自分で選んで関わる”
これを手放さない。
その感覚が、
少しずつ、
👉 「自分軸」
になっていくんだと思います。
「考え方は分かった。でも実際どうするの?」
ここまでの話は、
👉 “考え方”
の話です。
でも実際の場面では、
・どう止まればいいのか
・どう断ればいいのか
・どこまで応えればいいのか
・相手の反応をどう見ればいいのか
ここで迷います。
僕自身、
一番苦しかったのは、
👉 「頭では分かる。でも現場ではいつもの嫌な感情に引きずられてしまう」
ことでした。
だから次の記事では、
👉 「また引き受けてしまった…」
を終わらせるために、
・その場で一度止まる方法
・嫌われずに距離を守る一言
・関係を見極めるための考え方
を、
実際に僕がやっていた形でまとめています。
「考え方は分かった。でも動けない」
そんな状態の人ほど、
役に立つ内容だと思います。
最後に
人との関係って、
👉 「全部切る」か「全部合わせる」か
ではありません。
その間には、
👉 “調整できる距離”
があります。
そしてその距離は、
👉 あなたが決めていい
んです。
最初は怖いと思います。
僕もそうでした。
でも、
・少し止まる
・少し選ぶ
・少し自分を優先してみる
その積み重ねで、
👉 「自分を削らない関係」
は少しずつ作れるようになります。
まずは今日、
👉 「これは自分で選んでいる」
と思える行動を、
ひとつだけ意識してみてください。
それが、
あなたの感情を守る、
小さなスタートになるはずです。
👉 このシリーズでは「自分軸で生きるための感情の扱い方」を、これから少しずつ書いていきます。
このnoteが、あなたが本来の自分を取り戻す小さな追い風になれたなら、心から嬉しいです。
一緒に、ゆっくり成長していきましょう🍀
この記事が少しでもよかったと感じたら、スキやフォローで繋がってくださいね☺️
【関連記事】
思考の自由を取り戻すための、生存戦略ロードマップ(理論編)
自己紹介記事
ここまで読んで、
「考え方は分かった。でも、その場になるとやっぱり自分を後回しにしてしまう」
そう感じたかもしれません。
もしそうなら、それは意志の問題ではなくて、
👉 “感情の扱い方”が分からないだけです。
人は、
・怖い
・嫌われたくない
・空気を壊したくない
そういった感情が出た瞬間に、無意識に元の選択に戻ります。
でももし、
その感情が出た瞬間に、
・そのまま流されるのではなく、少しだけ立ち止まれる
・本当はどうしたいかを、一瞬だけ思い出せる
・小さくでも、自分の意思で選べるようになる
自分でいられたら。
いつもなら引き受けていた場面で、
👉 「少し考えてもいいですか」と一言だけ言えるかもしれない
本当は違和感があったやり取りで、
👉 そのまま飲み込まずに、一度だけ止まれるかもしれない
大きく変わる必要はありません。
👉 “流されるしかなかった状態”から、少しだけ選べる状態になること
それが最初の変化です。
そのために必要なのが、
👉 「なぜこの感情が出ているのか」を理解することです。
・本当は何を感じているのか
・その感情は何を守ろうとしているのか
これを自分の言葉で言語化できるようになると、
👉 感情に流されるのではなく、「どうするか」を選べる状態に変わっていきます。
この“最初の一歩”を、実際にその場で使える形に落とし込んだのが、こちらの記事です。

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もし具体的な場面で悩んでいるなら、
実際のケースで
「対人関係の主導権を取り戻せる感情の扱い方」を書いています。
「自分の経験を、誰かに届けたい」と感じたら
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしこの記事を通して、
「自分の経験を、誰かの役に立つ形で言葉にできたら」
そんな気持ちが、ほんの少しでも芽生えていたら。
僕自身、
文章を書くことが「自分の人生を取り戻す手段」になりました。
同じように、
・自分の経験をどう切り取ればいいのか
・何を書けば、誰かに届く文章になるのか
その考え方を学べる場所があります。
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