そのAI画像、なぜクリックされない?『人の心が動く画像』に変える診断GPT
AIで画像を作れること自体は、もうかなり身近になりました。
LPのファーストビュー、広告バナー、YouTubeサムネ、Instagram投稿の1枚目。
少し指示を出せば、ぱっと見はかなり整ったものが出てきます。
でも、実際に使おうとすると、こんな違和感が残ることがあります。
きれいだけど、何を見ればいいか分からない
文字が小さくて読みにくい
情報が多くて、主役が埋もれている
AIっぽいツヤや装飾が強く、少し信頼感が落ちる
CTAはあるけれど、押す理由が弱い
見た目はいいのに、クリック・保存・申し込みにつながる気がしない
AIで“それっぽいもの”は作れる。
でも、それっぽいだけでは人は動きにくい。
ここを見直すために、今回
「それっぽさを消す クリエイティブ診断GPT」
を作りました。

これは何のGPTか
このGPTは、AIで作った制作物を
「人の心が動く見た目」に近づけるためのセルフ診断GPTです。
対象は、主にこの4つです。
LPファーストビュー
広告バナー
YouTubeサムネ
Instagram投稿1枚目
「どう作るか」よりも、
作ったあと、どこを見て、どう直すかに焦点を当てています。
AIで画像を作ると、見た目はそれなりに整います。
でも、成果物として使うなら、
誰向けなのか
何を伝えたいのか
どこを見ればいいのか
なぜ行動したくなるのか
CTAまで自然に視線が流れるか
まで見る必要があります。
このGPTは、そこを一緒に整理するためのものです。
作ったきっかけ
作るきっかけになったのは、以前参加したセミナーでした。
そこでは、
「どちらのクリエイティブの方が反応が良かったか」
を当てるコーナーがありました。
一見すると、どちらもそこまで大きな差はありません。
デザインのノウハウを知っていると、どちらが反応が良いか分かるのですが、それを知らない参加者の多くは、単純に見た目や装飾が凝っているものを選んでいる様子でした。
でも、反応が取れるかどうかは、見た目の完成度の高さではないんです。
むしろ反応が悪かったものは、どれもデザインを凝ってしまったために、一番見せたい情報に目が行かなくなっていました。

主役コピーは一瞬で読めるか。
誰向けかが分かるか。
見た人の心が動く理由があるか。
CTAまで視線が流れるか。
余計な情報が邪魔していないか。
こういう視点で見ると、
「こっちの方が行動につながりやすい」
という判断がしやすくなります。
ただ、非デザイナーが毎回これを判断するのは難しい。
そこで、自分が制作物を見直すときの視点を詰め込んだGPTを作りました。
少しだけ自己紹介をすると、私は普段、WebデザイナーとしてLPやWebサイト制作をしています。
制作では、見た目のきれいさだけでなく、読みやすさ・視線誘導・CTAまで含めて、「見た人が次に動きやすいか」を見ながらデザインすることが多いです。
また、先日は佐賀市のAIセミナーでも講師をさせていただき、AI時代の制作やクリエイティブ活用についてお話ししました。
今回のGPTも、そうした制作やAI活用の中で感じてきた「AI画像をどう見直すか」という視点をもとに作っています。
いちばん大事にしているのは「0.5秒診断」
このGPTで特に大事にしているのが、
0.5秒診断です。
画像を直す前に、まずこの問いを置きます。
この画像をスマホで0.5秒見た人に、
誰が、何を理由に、どんな行動をしてほしいか?
たとえば、同じ「AI副業」のサムネでも、
未経験者に見てほしいのか
すでに副業を探している人に見てほしいのか
とにかくクリックして動画を見てほしいのか
信頼できそうと思ってもらいたいのか
で、残す言葉も、削る言葉も、デザインの強さも変わります。
プロンプトを細かくすると、見た目の完成度は上がります。
でも、誰に向けて、何を理由に動いてほしいのかが曖昧なままだと、
“よくできた見た目”で止まりやすいです。
だからこのGPTでは、見た目を直す前に、
0.5秒で何が伝われば成功か
を考えるようにしています。

Before / Afterで見る改善例
ここからは、実際のBefore / Afterを少しだけ紹介します。
ポイントは、
修正後の方が必ず派手に見えるとは限らない
ということです。
むしろ、修正前の方がデザイン性が高く見える場合もあります。
でも、成果物として見ると、
主役コピーが読めるか
見た人の心が動く理由があるか
CTAまで迷わず進めるか
情報が整理されているか
が大事です。
「きれい」ではなく、伝わるか。
ここを見ます。
事例1:AI副業バナー

1つ目は、AI副業バナーです。
「AI副業」「月5万円」「初心者でもできる」など、強い言葉が入っています。
なので、一見クリックされそうに見えます。
ただ、よく見ると情報量が多く、装飾も強く、どこから読めばいいか迷います。
さらに、AI副業というテーマは慎重に見られやすいので、煽りが強すぎると信頼感が落ちます。
この画像で残したいのは、
AI副業
月5万円
初心者向け
3つのコツ
人物の明るさや勢い
です。
逆に削りたいのは、
読まれにくい小さい説明
重複した訴求
強すぎる煽り文句
主役を邪魔している装飾
です。

最初のAfterは、読みやすくはなりました。
ただ、少しシンプルになりすぎて、YouTubeサムネらしい勢いと、クリックしたくなる強さが落ちました。
ここはAI修正でよく起きるポイントです。
「読みやすくして」と言うと、
魅力や勢いまで削れてしまうことがあります。
そこで次に、
読みやすさは保ったまま、
サムネらしい勢い、光、人物の強さ、クリックしたくなる引きは残してください。
という方向で再修正しました。



この流れを見ると、AIでの改善は
文字を減らせばOKではない
ことが分かります。
整理と魅力の両方が必要です。
事例2:Canva集客バナー

2つ目は、Canva集客バナーです。
かわいい雰囲気は出ています。
Canvaらしいやさしさもあります。
ただ、Instagram投稿の1枚目として見ると、少し説明しすぎています。
Instagramの1枚目は、本文を全部説明する場所ではありません。
役割は、
「これ、自分に必要かも」
「続きを見たい」
「保存しておきたい」
と思ってもらう入口です。
ここで残したいのは、
Canvaで作る
集客バナーのコツ7選
初心者向け
保存して見返す理由
です。
削りたいのは、
1枚目で説明しきろうとしている細かい項目
多すぎる装飾
小さすぎる作例
です。

Afterでは、タイトルと保存CTAが見えやすくなっています。
特に大事なのは、保存する理由です。
ただ「保存してね」ではなく、
「投稿前にチェックできる」
「バナー作成前に見返せる」
のように、保存する理由があると行動につながりやすくなります。
無料チェックリスト
まずは、ここだけでもチェックしてみてください。
AIで作った画像を出す前に、次の項目を見るだけでも、改善点は見つけやすくなります。
0.5秒設計
スマホで0.5秒見たとき、何の画像か分かるか
誰向けかが一瞬で分かるか
見た人の心が動く理由があるか
一番読ませたい言葉が最も大きいか
情報整理
文字が多すぎないか
主役コピーが分散していないか
残す情報と削る情報を分けられているか
細かい説明を1枚目やバナー内に詰め込みすぎていないか
見やすさ
スマホ表示でも文字が読めるか
背景と文字のコントラストは足りているか
見る順番が自然に作られているか
余白が足りているか
CTA
CTAが見つけやすいか
CTAの近くに行動する理由があるか
「詳しくはこちら」だけで終わっていないか
押した後に何が得られるか分かるか
それっぽさ
意味のない光や装飾が多すぎないか
写真がきれいすぎて現実感がなくなっていないか
文字が画像内で崩れていないか
全体がテンプレっぽく見えていないか
ここから先に入っているもの
有料部分では、診断GPTだけでなく、画像生成AIにそのまま貼れる修正指示プロンプト、媒体別の見直しポイント、失敗したときの再依頼文までまとめています。
このGPTは、現在β版として公開しています。今後、使ってもらいながら、事例やチェック項目、出力内容を少しずつ調整していく予定です。
その分正式版より手に取りやすい価格にしています。画像を作るたびに迷う時間を減らしたい方は、β版のうちに触ってみてください。
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