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【右脳で危機管理】 なんか変だなって思ったら、大体ほんとに変

潜在的な危機察知能力って、人によって違うと思う。
私はわりと疑り深い性格なので「ん?今の変じゃない?」と違和感を見逃さないタイプだ。
思い過ごしだったらそれでいい。
でも、そういうときは大体、やっぱり本当に"変"なのだ。

プールで鍵の施錠を教えてくれる外国人

姉妹でプールに行ったときのこと。
姉がロッカーの鍵のかけ方に手間取っていたので、私は教えようとした。が、すかさず横から外国人のおばちゃんがカタコトの日本語で教えてくれて、最後にこう言った。

「はい、じゃ、開けれるかヤッテミテ?」

怪しい。親切に見えるけど、開ける必要はない。最後にキーナンバーがバレちゃうやつだ。
姉が呑気に打ち込もうとしたので「ありがとうございましたー」とおばちゃんには去ってもらった。「ダメだよ開けちゃ。こういう場所は盗難が多いんだから親切に見えても危機感持って」と私は言った。

叔母との食事で現れた社員の皆さん

別の日。
姉と私は叔母に呼び出されていた。旦那さんの仕事でせっかく東京まで行くから、叔母が暇な時間に、良いとこのホテルでご飯しようというのだ。
叔母は社長夫人なので、優雅なランチといったところか。そんなわけで姉妹揃って良いとこのホテルに出向いた。
すると叔母が言う。

「今日は叔父ちゃんの仕事で来たんだけどね、せっかくだから社員も含めて皆で一緒にコース料理しよかってことになったのよ。いい?いいね♪」

全体的にいいわけないだろうが。私は最後の「いいね♪」に含まれる強引さを見逃さなかった。『おそろくこれは仕込みだな』とすぐにわかったが、姉は気づかない。
何度か「お姉ちゃん、これ、仕込まれてるよ?わかってる?」と言おうとしたが、会食が始まりタイミングを逃した。その席で、私のほうは『どうやらこれは社員Bを姉に勧めるお見合いなのね』とさらに深く理解したが、姉はまったく気づかなかった。

会食が終わって、ようやく「仕込みだったね」と伝えると、姉は驚いていた。さらに叔母から「アネちゃんは、今日会ったBさんどう思う?」と聞かれ、お見合いが確定するまで確信を得なかった。
ちなみに、種明かしされた後に姉が激怒したので、この場合は先に分からなくてよかったかもしれない。

右脳の働きは人それぞれ

右脳には「目に見えない意図を察する力」「その人が発する空気の変化を読む力」がある。でもそれがどのくらい機能しているかは、人それぞれ違う。
とくに私は、家族を見ていてよく思う。
何も言われなくても、雰囲気・展開・そして追加された"謎の行動"に「ん?今の変じゃない?」と気づく。
けれど姉のように、言葉で説明されなければ、裏の意図や仕込みに全く気づかない人もいる。
 

なんか変だなと思ったら、
あなたの右脳はすでに真実に触れている。

 

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