戦術論15 〜戦術の取捨選択〜
こんにちは!シュウです!
今日は、思いついた作戦全部やってたらダメだよ!というお話です!
是非ご覧ください!
テーマ 戦術の費用対効果
近頃流行っていると言われるタイパ(タイムパフォーマンス)ですが、これは要するに時間の費用対効果ということですよね。
私はこの費用対効果が本当に大事だと思っていて、
時間をかける価値があるものなのかどうか
を冷静に判断しなければいけません。
100時間かけて、1年に1回しか使用しない作戦を練習するのって費用対効果が低くないですか?
100時間もかける練習は、少なくとも5試合に一度は使うものでないと時間がもったいないと私は考えてしまいます。
例えば、ピックオフでの投手からの1.2塁1塁牽制や捕手からの3塁牽制は顕著な例です。
※捕手からの3塁牽制はピックオフではなく飛び出したのを見ての臨機応変送球ならもちろんあり
その作戦でアウトになっているシーンを見たことはほとんどありません。
そして練習試合などで対戦していても、そのサインがあれば刺せるなー、と思うようなシーンは年に1.2回しかありません。
その一瞬一瞬を全て潰していてはキリがありません。
そして、そんな練習をしても試合での使用は半年後とかになる可能性もあります。
その半年後に、果たしてその戦術の動きを覚えていられるでしょうか?
そう考えると、思いついた戦術やSNSで発見したような戦術を深く考えずに採用しているようではいけません。
しっかりと吟味をし、絶対に必要だと判断してから部員に伝えましょう。
何かの知識を得たら、少なくとも1カ月はアイデアを寝かした方がいいと思います。
その1カ月で気持ちが全く変わらなければ採用してもいいかもしれませんが、寝かしている内にやっぱり違うな、となることも多いです。
行き当たりばったりの思いつき指導をしている指導者のほとんどは、閃いた瞬間に試してみたくなってやらせ、やらせながら違ったなーという感じでお蔵入りになります。
その時間が選手にとってはめちゃくちゃ無駄です。
選手を実験台に使うのではなく、指導者の頭の中でシュミレーションを何度もしてください。
その選手たちにとっては一生に一度の高校野球で、もう取り返しはつきません。
指導者のための高校野球ではなく、選手のための高校野球です。
その点を注意して指導したほうがいいと思います。
私が選択の結果採用している特殊戦術は、
1.1.3塁の攻防
2.バントシフト
3.ダブルカット
4.牽制・クイック
5.三盗
6.重盗
7.ランナー3塁バチバチゴーと犠牲フライ
8.送球間ゴー
9.スクイズ3種
くらいかなと思います。
上記の戦術は、私はほとんど全試合で使うものであり、三盗、重盗、スクイズが相手に合わせて使用しない(出来ない)日もあるくらいでしょうか。
ディレードは、重盗での動きを抜いたらあえて外しています。
ただ、横浜のディレードの頻度とその上手さを見ると、採用の価値はあるのかなーと現在思案中です。横浜ほど上手なディレードは今の自分ではまだ指導しきれない気もしています…。
誰かいい指導法と使いどころを教えてください。(笑)
今日は以上になります!
指導者は選手がいてこそ夢を追えるということを忘れてはいけません。
選手を実験台に使うような真似は止めましょう。
今日もご覧頂きありがとうございました!
