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作品23 病院ごっこセット


私の本業である競走馬の仕事は、
常に危険と隣り合わせで、怪我の尽きない仕事です。




これまでに経験した骨折は――

右足、左足、右手、右小指、肋骨、骨盤、左足の踵…

フルコンプリート気味です(笑)



さらに細かいところで言えば、

唇を噛まれて縫ったり、
腕や肩を噛まれて今でも傷跡が残っています。



ただ一つ、誤解してほしくないのは、

これらが全て馬のせいではないということ。




自分の技術不足だったり、油断だったり、
馬の気持ちを理解できていなかったこと。

そういったものが重なって起きた結果です。



ちなみにこの業界、
一度も大きな怪我をせずに現役を続ける猛者もいます(笑)



そんな怪我だらけの人生なので、

骨折した瞬間――

「あ、今いったな」

って、わかります(笑)



右足を骨折したときなんて、

左足一本で車を運転して病院へ行き、
けんけんしながら診察室へ。




先生に一言。

「よく1人で来たな」



…いや、慣れてます(笑)



松葉杖も車椅子も、もはやプロレベル。

車椅子に関しては――

ウイリーできます♪笑



そんな私が作る、我が家の「病院ごっこ」は――

当然ながら、無駄にリアルです(笑)



・ダンボールで作った松葉杖


・娘の足のサイズに合わせたギプス


・レントゲン撮影


・エコー検査(アニサキス発見)笑



診察ではしっかり問診をして、

痛み止めや薬を処方。



入院すれば、

病院食が出て、

隣のベッドには――

迷惑患者も再現。

※迷惑患者の男の子イメージ(笑)

「何かあったらナースコール押してくださいね」

すると娘が―

「すみません!隣の男の子が夜中にゲームしててうるさくて寝れません!」



あるあるまで完璧(笑)



そんな病院ごっこが、娘は大好きです。



「子どもと遊ぶのに、ここまでやる?」

という奥さんの声を横に、

私はいつも全力で遊んでいます。

(※一番楽しんでいるのは自分です)



でもふと思うのです。



この怪我だらけの人生も、

シーグラスみたいなものなんじゃないかと。


何度もぶつかって、傷ついて、
角が削れて、少しずつ丸くなっていく。



そうやって、

今の自分ができている。



ありがたいことに、

ここ10年は大きな怪我もなく仕事を続けられています。



もしかしたら、

少しは私自身”研磨されてきた”のかもしれません。





…なんて言ってると、

明日救急車で運ばれそうなので(笑)




気を引き締めて、

これからも仕事に向き合っていきたいと思います😂

…あと遊びも☺️✌️笑

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