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数字から見た兵庫県知事選挙

先ず、投票率から見てみると、今回2024年の知事選は55.65%だった、前回2021年は41.1%で、14.55%投票率は伸びている。
この投票率の伸びは、有権者の今回の選挙に対する関心意識の高さを表していると言えるだろう。
投票率を遡って見るなら、2017年40.86%,2013年53.47%,2009年36.02%,2005年33.33%,2001年56.21%となる。
参議院選挙と重なった時,長く続いた知事が引退し新しい知事が選ばれる時,に投票率が上がるのが分かる。
次に,全体の有権者の状況を見てみよう。
2024年の有権者数は4,463,013人,実際の投票者数は2,463,813人であり,前回2021年の有権者数は4,529,865人,投票者数は1,861,986人であった。
投票率の14.55%の増加は,実際の投票者数で見ると、601,827票の投票増加ということになる。
次に候補者の獲得得票数を見てみよう。
今回2024年は、斎藤元彦1,113,911票、稲村和美976,637票、その他5名で373,265票。
前回2021年は、斎藤元彦858,782票、金沢和夫600,728票、その他3名で371,405票。
主要2候補者の対決状況がよく分かる、その他の候補者の獲得票数はほとんど変わっていない。
つまり、今回増えた60万票は、主要2候補者に向かったと考えるべきだろう。
斎藤元彦は858,782票から1,113,911票へ、255,129票増加。
稲村和美は前回の金沢和夫の獲得票600,727票から976,637票へ、375,909票増加。
両者の増加分、255,129票と375,909票を合わせると631,038票、まあ大体帳尻は合っている。
増加した60万票というのは、前回の金沢和夫候補が獲得した票数に匹敵するというのは驚きであるし、前回の両者の獲得票数は減少せずに、そのまま上乗せした形になっているのが分かる。
増加票数で言えば、斎藤元彦よりも対立候補者側の方が多い。
しかし、前回の斎藤元彦側が獲得した票は崩れずにそのまま温存され、勝ち残ったと言える。
もちろん選挙制度から、誰が投票したかどうかは明らかになるが、誰が誰に投票したかは明らかになることはない。
全体の数値で変わらずとも、実際の投票者の顔ぶれが変わることもあり得る。が、しかし、斎藤元彦への投票者、支持者は変動しなかったと考えるのが妥当ではないだろうか?
前回2021年の知事選挙で、斎藤元彦を担ぎ上げた支持母体は、今回も変わらず斎藤元彦を支持し続けたと言える。
それでは、県議会での斎藤元彦不信任決議は、一体何だったのだろうか?
斎藤元彦の基盤票がなぜ崩れなかったのか?
稲村和美がなぜ票を集められなかったのか?

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