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令和版『利家とまつに学ぶ幸福論』~離婚にならない夫婦の心理【第4条】


令和版 利家とまつに学ぶ幸福論
離婚にならない夫婦の心理


第4条
不器用な男 vs 空気を読む女



夫婦関係でよく起きるすれ違いがあります。


どうして言ってくれないの。

どうして分かってくれないの。


男は言います。

言わなくても分かるだろう。



女は言います。

言ってくれないと分からない。



この違いは、
昔から変わっていません。


男は不器用な生き物です。


気持ちを言葉にするのが、
あまり得意ではありません。



一方で、
女性は空気を読む力に長けています。




表情。

声のトーン。

沈黙の長さ。



そうした細かな変化から、
相手の状態を感じ取ります。



戦国武将であった前田利家も、
決して器用な人物では、ありませんでした。



むしろ、
かなり直情型の人間でした。



嬉しい時は豪快に笑う。

怒る時は本気で怒る。



しかし、繊細な気持ちを
言葉で表すことは少なかったと言われています。



そんな利家のそばにいたのが、
妻のまつでした。



まつは、利家の言葉よりも
その背中を見ていました。


ある戦の前の夜。



利家は珍しく、
ほとんど言葉を発しませんでした。



酒も進まない。


家臣との会話も少ない。



普段の利家とは、
明らかに様子が違います。



家臣たちは、
どう接していいか分からず、
距離を取っていました。



しかし、
まつだけは違いました。



何も聞きませんでした。



ただ、静かに食事を整え、
いつも通りの時間を過ごしたのです。



そして最後に、
一言だけ言いました。



明日はきっと、
大丈夫です。



その言葉に、
利家は少し笑ったと言われています。



まつは、利家の心の状態を
言葉ではなく、空気で感じ取っていたのです。



男は
自分の不安や恐れを、
うまく言葉にできないことがあります。



特に
守る立場にいる男ほど、
弱さを見せることが苦手です。



だからこそ、
黙ることがあります。



しかし女性は、
その沈黙の意味を感じ取ることができます。



これは、
夫婦にとって大きな力になります。


言葉だけに頼らない関係。


空気で理解する関係。



それがあると、
夫婦は深くつながります。



利家は不器用でした。



しかし、
まつはその不器用さを、
欠点とは思っていませんでした。



むしろ
その背中から、
本当の気持ちを読み取っていました。



夫婦とは、
完璧な会話ができる関係ではありません。



言葉が足りなくても、
理解できる関係です。



不器用な男。

空気を読む女。


この組み合わせがあると、
夫婦は静かに長く続きます。



利家とまつは、
まさにその形の夫婦でした。



だからこそ、
激しい戦国の時代でも、
二人の関係は揺らがなかったのかも知れませんね。
(#^.^#)


次回予告

第5条
突っ走る男 vs 止める女


💚ここまでです。


(画像はオリジナルです)


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矢田 和也 (フォロバ89) ありがとうございます。感謝いたします。