令和版『利家とまつに学ぶ幸福論』~離婚にならない夫婦の心理【第10条】
令和版 利家とまつに学ぶ幸福論
離婚にならない夫婦の心理
第10条
黙る男 vs 話す女
織田信長の家臣団の中で、
人間関係に長けた武将がいました。
木下藤吉郎。
後の豊臣秀吉です。
秀吉は、
人と話すことを大切にする男でした。
相手の話を聞く。
場の空気を読む。
言葉で人を動かす。
それができる人物でした。
一方で、
前田利家は違いました。
言葉数は多くありません。
必要なことしか話さない。
特に、感情については
あまり口にしない人物でした。
ある日、
秀吉と利家が
話していた時のことです。
秀吉は、
人の心は言葉で動くと言いました。
だから、
話すことが大事だと。
しかし、
利家はこう答えます。
言葉よりも、
行動だ。
その場は、
それで終わりました。
どちらも正しい。
ただ、
考え方が違うだけです。
その夜、
利家は家に戻りました。
いつもより
少し静かでした。
まつは気づきます。
何かあったのだと。
しかし、
すぐには聞きませんでした。
しばらくしてから、
やわらかく言いました。
今日は、
どんな一日でしたか。
その一言で、
利家は少しだけ話し始めます。
秀吉の話。
自分の考え。
短い言葉でしたが、
確かに話しました。
人は、
安心できる場所でしか
本音を話しません。
男は特に、
外では多くを語りません。
責任があるからです。
弱さを見せない。
迷いを見せない。
そうして、
黙ることがあります。
しかし、
何も感じていないわけではありません。
むしろ、
内側では多くのことを考えています。
だからこそ、
安心して話せる場所が必要になります。
女性は、
言葉で整理する力を持っています。
話すことで、
気持ちを整える。
だから、
話すことを大切にします。
多くの夫婦が、
ここですれ違います。
男は黙る。
女は話したい。
この違いを、
理解しないまま進むと、
距離ができてしまいます。
しかし、
理解すると変わります。
男は、
安心できると話す。
女は、
話すことで安心する。
この違いを知ると、
関係は良くなります。
利家は、
多くを語る男ではありませんでした。
しかし、
まつの前では、
少しずつ言葉を出しました。
それは、
信頼があったからです。
夫婦とは、同じ方法で
コミュニケーションを取る関係では
ありません。
違う方法を理解し、
歩み寄る関係です。
黙る男。
話す女。
この二つが重なった時、
夫婦は深くつながりますね。
次回予告
負けたくない男 vs 支えたい女
💚ここまでです。
(画像はオリジナルです)
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