キングダム~『李牧と王翦』は、どちらが上なのか…?
✽こちらは、過去作品ですが今も大切だと
思うので残しております。
【キングダムの読者は、ネタバレ注意です】
李牧と王翦は、どちらが上なのか?
これは、キングダムを読んでいる人
なら、一度は考えたことがある問い
かもしれません。
軍事の才能だけで言えば、李牧。
実際、
史記を読んでいても、正面からの
戦では秦は李牧を倒せませんでした。
一方で、勝ったのは王翦。
結果だけを見れば、王翦が上とも
言えます。
では、
本当に「上」なのはどちらなので
しょうか。
ここで一度、
「強さ」の定義を分けてみたいと
思います。
李牧は、武将として完成度が
高すぎる人物でした。
兵の心を掴み、地形を読み、
無駄な戦を避ける。
戦場に立てば、ほぼ負けない。
ただし彼は、国を信じ、
王を信じ、正しさを捨てなかった。
その結果、戦場ではなく、政治の中
で排除されます。
これは弱さというより、
「武将としての限界」
だったのかもしれませんね。
一方の王翦は、最初から違います。
皇帝を信用しない。
勝てない戦はしない。
美しい勝ち方に価値を置かない。
正面で倒せない相手なら、
国の内側から崩す。
賄賂、疑心暗鬼、政治。
すべてを戦争の一部として
見ていました。
だから王翦は生き残り、
秦は統一した。
ここでよく言われるのが、
「王翦はズルい」
「李牧は正しい」
という評価です。
でも、これは善悪の話では
ありません。
李牧は「尊敬される将」であり、
王翦は「恐れられる将」だった。
どちらが上かは、
何を価値とするかで変わります。
・正しく生きることか
・生き残ることか
会社でも、家庭でも、社会でも、
この選択を迫られる場面は意外と多い。
正しさを守って評価されない人もいれば、
割り切って生き残る人もいる。
どちらが正解かは、
誰にも決められません。
史記を読んでいて面白いのは、
英雄が必ずしも報われないこと、
そして、生き残った者もまた、
幸せとは限らないことです。
李牧と王翦。
どちらが上か、ではなく、
「あなたは、
どちらの生き方を選ぶのか」
その問いを、
そっと置いておきますネ。
(#^.^#)
🩵ここまでです。
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