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令和版『利家とまつに学ぶ幸福論』~離婚にならない夫婦の心理【第8条】


令和版 利家とまつに学ぶ幸福論
離婚にならない夫婦の心理

第8条
怒りを抱える男 vs 気持ちを整える女


織田信長の家臣団の中で、
特に恐れられている武将がいました。


柴田勝家です。

鬼柴田。

そう呼ばれる男でした。


戦では容赦がない。

規律には厳しい。

甘さを許さない。

まさに武人の中の武人でした。


そして、
その配下の中に、
一人の若い武士がいました。

前田利家です。

若い頃の利家は、
とにかく血気盛んでした。

気に入らないことがあれば、
すぐ顔に出る。

怒れば、
言葉も強くなる。

ある日、
利家は家臣の一人と
激しく衝突しました。


屋敷の空気は、
一気に張りつめます。

誰も、
口を挟めません。

その様子を見ていたのが、
柴田勝家でした。

勝家は、
ゆっくり利家の前に立つと、
静かに言いました。

利家。

武士は怒るな。


怒りを見せる者は、
戦で負ける。

その言葉に、
利家は何も言い返しませんでした。

ただ、
黙りました。

怒りは、
強い感情です。

しかし、
怒りに支配されると、
人は判断を誤ります。

戦場でも、
同じでした。


怒って突っ込む武将は、
冷静な武将に負ける。

勝家は、
それを知っていたのです。

その夜、
利家は家に戻りました。


まだ、
怒りが残っています。

その様子を見ていたのが、
まつでした。


まつは、
利家の怒りを責めませんでした。

ただ、
静かに言いました。

今日、
柴田様は何と仰いましたか。

利家は少し黙り、
こう答えました。

武士は怒るな、
だそうだ。


すると、
まつは小さく笑いました。

きっと、
利家様が強くなるから
言ってくださったのですね。

その言葉を聞いた時、
利家の怒りは少しだけ消えました。

人は、
怒りを否定されると、
さらに強くなります。

しかし、
意味を理解すると、
感情は落ち着きます。


男は、
怒りを抱えやすい生き物です。


戦い。

責任。

競争。

その中で、
感情が強くなることがあります。

しかし、
その怒りを整える力があると、
人は成長します。

利家には、
二つの存在がありました。

怒りを教える男。

柴田勝家。

怒りを整える女。

まつ。


この二人がいたから、
利家は武将として
成長していきました。


夫婦とは、
同じ性格である必要はありません。


むしろ、
感情のバランスを
整え合う関係です。


怒りを抱える男。

気持ちを整える女。

この関係があると、
夫婦は長く続きます。

戦国という激しい時代の中で、
利家とまつが支え合えた理由は、

こうした静かな心理の積み重ね
だったのかもしれませんね。
(*^-^*)


次回予告
理屈の男 vs 共感の女


💚ここまでです。


(画像はオリジナルです)


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矢田 和也 (フォロバ89) ありがとうございます。感謝いたします。