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suito15
【和歌ゲーム】アルフォート食べたい
「創作和歌作れとか無理ゲーすぎませんか?」
古典の久保先生の授業には毎年恒例の課題がある。お題はラブレター。自由律俳句可。
「真面目にやらないと好きな人特定されて作品送りつけられるぞ」
「何それえっぐ」
部活の高橋先輩は笑って告げるが、冗談じゃない。思春期には死活問題だ。
「先輩はどんな作品描いたんすか」
「結構自信あったんだぞ〜」
『ルマンドは もろく消えゆく 恋の味』
「おかげで恋人も出来て幸せです」
「特定後に送りつけられてません?」
「いやお得パック差し出して普通に告白した」
お得パック差し出すのは普通の告白だろうか。お相手の真弓先輩は気の合う先輩だけど、ちょっとそこは良く分からない。
「ちなみにアルフォートだったら振られてたらしい」
「美味しいじゃないっすかアルフォート」
そんな会話をした後日。
私の作品は高橋先輩の元に送りつけられてしまった。いや、なんで特定出来てるんだよおかしいでしょ。
先輩には爆笑された。
『アルフォート 食べたい』
こちら参加させて頂きました。(本文410字)
最近ルマンドが頭から離れない…
