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kyoumusubi
【毎週ショートショートnote】正義執行 #置換撲滅 #ブラックユーモア
「よく痴漢やセクハラを、そんなに怒ることないじゃんって言う男がいるだろ? 被害者の気持ちが理解出来なくて大袈裟だと笑う、共感性も想像力も皆無のサイコパス野郎な」
ここは痴漢撲滅委員会の矯正施設。
集められた犯罪者や限りなく黒に近い犯罪者予備軍を前に、長身の女性とも華奢な男性ともとれる人物が吐き捨てる。
「それ、ボ◯・サップみたいなガチムチの理性蒸発したゲイ相手に同じことされても言えるのか?」
どこかで鉄格子の軋む音がした。
侮蔑の色を隠そうともしない人物、この施設の所長は、正義である故に異端でもあった。
「他人事だと思うな、自分が被害者になる可能性を排除してんじゃねぇ。日本男児は世界のゲイに大人気ってことを忘れるな」
ニチャリと粘着質な嘲笑を浮かべた所長は、死刑宣告のようにのたもうた。実際、ある種の男共にとっては死刑も同然であったとか。
「お前ら全員、発情したら強制的に脳内イメージがボ◯・サップに置換されるようにしてやんよ」
こちら参加させて頂きました。今回は裏お題。本編410字。
元ネタは「女性が恋愛対象外の異性に向ける不快感は、ノーマル男性が同性愛者の男性に向ける嫌悪感と似たようなもの」というお話。
なお、ボ◯・サップ氏に対して悪意がある訳では毛頭なく、「力ずくで来られたらまず勝てなさそう」「本能で動く姿を想像しやすい」というイメージを優先した結果です。平均的筋力の女性からしたら、理性のない男なんて暴走した野獣だよと言いたかった。
あと、「日本人男性は外国人ゲイにモテる」というのは母の知人のドイツ系アメリカ人女性に聞きました。「色白で、露骨な二重じゃないのに目がぱっちりしてると特に人気」とか言ってたけど、ホンマかオバチャン。
