【節分胎教】
「あたしンちって漫画知ってる?」
午前10時の喫茶店。
めでたく産休に突入した幼馴染と、在宅仕事の私はモーニングにハマっていた。
「懐かし、アニメ見てたわ」
「じゃあナスとアイスクリームの胎教の話があったの覚えてる?」
「……お母さんが妊娠中、お母さんが食べた物で地肌の色が変わったって話?」
「それ」
あれって胎教って言うのかなー?
大好きなブラックコーヒーも封印して長靴型のクリームソーダをすする彼女。
「流石にあれは関係ないと思うけど、実際に因果関係証明されてない事も多いのよ」
「一世代でも常識改変かってレベルで変わってるんでしょ、出産とか育児の通説」
なお胎教に関しては、母体の精神的安定や愛着形成にはちゃんと効果があるらしい。
だから世間的に良いとされるものでも、母親のストレスになるようでは逆効果だとか。
「妊娠祝いに平成アニソンメドレーをリクエストした勇者が言うと説得力あるなー」
「ま、鰯の頭も信仰から。信じる者は救われるってね」
こちら参加させて頂きました。(本文410字)
今更だけど、他作品を引き合いに出すのってどこまで許容されるものなのだろう。
以前モチーフにしたフジリュー版封神演義とは違って、今回は元ネタ知らなくても大丈夫な話にはなってるはず。胎教と言われて真っ先に連想したのがこのエピソードだったってだけなので。
