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高校生向けに租税教室を実施しました

高校生を対象に、租税教室を行ってきました。
初めての経験ということもあり緊張しましたが、無事にやり遂げることができたので、今回はその感想を書きたいと思います。

生徒の感想を読む中で、「高校生のうちから税金の基礎を学ぶ機会があることは大切だな」と改めて感じました。
それでは、記事に移ります。


租税教室に向けての準備

今回の租税教室を実施するきっかけは、「租税教室講師研修会」への参加でした。
まだ登録して間もない私でしたが、「どんな雰囲気なのか話を聞いてみよう」と軽い気持ちで参加したところ、そのまま実際の講師として登壇することに。

しかも今回は、通常の租税教室とは異なる「教養アップ講座」でした。
担当の先生からは、「税理士という職業に関心のある高校2〜3年生に向けて、教員とは異なる“専門家の視点”から話してほしい」とのご依頼をいただきました。

紹介していただいた過去の「教養アップ講座」を拝見すると、公認会計士やIT企業の方など、各分野で活躍されている実業家が登壇されており、本格的な内容ばかり。
そのため、どんなテーマにすれば高校生にとって有意義か、非常に悩みました。

担当の先生との打ち合わせの結果、「大学進学後にも役立つ税の話」と「税理士になるまでの道のり」を話すことに決定。
大学生になったときに直面しそうな“身近な税トラブル”を題材にし、実践的で親しみやすい内容にすることを意識しました。


いざ発表当日

例年は50名ほどの参加と聞いていましたが、10月初旬の時点でなんと70名近くの申し込みがあり、当日は最終的に約80名もの生徒が参加。
想像以上の人数に、登壇前からかなり緊張しました。

しかも、テスト直後かつ昼食後というタイミングにもかかわらず、多くの生徒が参加してくれたことに感心しました。
私自身が高校生の頃なら、テスト後はすぐに帰りたかったと思います(笑)。

今回の“身近な税トラブル”の講義テーマは次の4つです。

  • アルバイトと業務委託の違い

  • フリマサイトでの売却に税金がかかるか

  • 競馬と宝くじの違い

  • 暗号資産と株の違い

上の2つについては時間内にしっかり説明できましたが、下の2つは概要紹介にとどまりました。

また、生徒に考えてもらう時間も設けましたが、全体発表は少しハードルが高かったようです。
次回は3択クイズ形式など、もっと気軽に参加できる形にすると良さそうです。

発表後の質疑応答では、想像以上に多くの質問をもらい、真剣に耳を傾けてくれていたことが伝わってきました。
真剣に話を聞いてもらえたのは、とても嬉しかったです。


授業後のアンケート結果

授業後のアンケートでは、全体的にとても好意的な評価をいただきました。

印象的だった感想の一部を紹介します。

  • 「ウーバーイーツのような働き方では、自分で確定申告が必要だと知った」

  • 「アルバイトの給与にも税金がかかることを初めて知った」

  • 「進路の幅が広がった」

これらの言葉から、生徒の皆さんが“自分ごと”として税の仕組みを考えてくれたことが伝わり、とても嬉しく感じました。

私自身も高校生の頃や会社員時代には、「税金は勝手に引かれるもの」という程度の認識しかなく、深く考えたことはありませんでした。
だからこそ、若いうちから「お金を得るということは、税金と関わることでもある」という意識を持つ機会はとても大切だと思います。


おわりに

今回、このような貴重な機会をくださった先生方、そして真剣に聞いてくれた生徒の皆さんに心から感謝します。

租税教室は、単なる税の話にとどまらず、社会に出る準備にもつながる素晴らしい取り組みだと思います。
今後もこの経験を活かし、租税教室を行う際には、わかりやすく、楽しく学べる授業を目指していきたいと思います。

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