朝礼の日、本当は逃げようと思っていました
皆さん、おはようございます。
前回の記事では、
ぼくは33年間、変わりたいと思いながら変われなかった。
そんなお話を書きました。
今日は、その続きです。
ぼくの人生が動き始めた日のことをお話ししたいと思います。
ぼくは中学3年生の頃にあがり症になりました。
それから33年間、
人前で話すことから逃げ続けてきました。
実は会社でも、
朝礼がある時間帯の勤務を避けていたんです。
朝礼は毎日ありました。
でもぼくは、
できるだけ朝礼に出なくて済む遅番を選んでいました。
それくらい怖かったんです。
そんなぼくが47歳のとき、
「もう逃げるのをやめよう」
そう決めました。
そして、
自分から朝礼をやると手を挙げたんです。
今思えば、
あれが人生の分岐点だったと思います。
でも正直、
覚悟を決めたとはいえ怖かったです。
前日の夜は、
なかなか眠れませんでした。
布団に入っても、
「明日どうしよう」
「途中で頭が真っ白になったらどうしよう」
「声が出なくなったらどうしよう」
そんなことばかり考えていました。
そして迎えた当日の朝。
会社に向かう足取りは重かったです。
怖い。
できればやりたくない。
そんな気持ちはずっとありました。
でも、
逃げない。
それだけは決めていました。
朝礼が始まりました。
前の人が話しています。
でも、
何も頭に入ってきません。
次は自分。
次は自分。
次は自分。
そのことしか考えられませんでした。
心臓はバクバク。
手は震える。
汗でびっしょり。
持っていたメモも、
汗でヨレヨレになっていました。
そして直前、
本気で思ったんです。
「トイレに行こうかな」って。
今ならまだ間に合う。
逃げられる。
そんな考えが頭をよぎりました。
でもその時、
もう一人の自分が言った気がしたんです。
「また逃げるのか?」って。
教師になる夢から逃げた。
人前で話すことから逃げた。
33年間ずっと逃げてきた。
だからあの日だけは、
逃げたくなかったんです。
そして、
ぼくは前に立ちました。
何を話したのか、
正直あまり覚えていません。
声も震えていたと思います。
上手く話せたとも思っていません。
でも、
終わった瞬間だけは覚えています。
できた。
本当にそれだけでした。
でもぼくにとっては、
M-1で優勝したんじゃないかと思うくらいの達成感でした。
大げさじゃなく、
人生で一番うれしかった瞬間のひとつです。
あの日から、
少しずつ人生が動き始めました。
あの日の朝礼で、
ぼくは上手に話せたわけではありません。
緊張しなくなったわけでもありません。
ただ、
逃げなかった。
それだけです。
でも、
人生が動き始めたのは、
あの日からでした。
だから今は思うんです。
人生を変えるのは、
特別な才能でも、
大きな成功でもなくて、
「逃げなかった一日」
なのかもしれないって。
47歳のあの日、
震える声で話した朝礼が、
ぼくの人生を変えてくれました。
人生は何歳からでも変えられる。
⏬️声でも、本気で届けています。
今日のスタエフはこちらです。
