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ワクワクする未来を描いた日に、今日が変わる

ぼくは最近、目標というのは「達成した日」に人生が変わるわけではないのかもしれないと思っています。

本当に変わり始めるのは、

「こんな未来にしたい」

そう思って、ワクワクした日なのかもしれません。

数年前、ぼくは新しい営業所へ転勤しました。

最初に感じたのは、活気ではありませんでした。

挨拶も少なく、どこか元気がない。

営業所全体に、

「どうせ変わらない」

という空気が流れていました。

その頃のぼくは、脳科学を学び始めたばかりでした。

「人生は本当に変えられるのか」

その答えを探していました。

だから思ったんです。

この営業所でも、試してみたい。

みんなにも、

「自分たちにもできるかもしれない」

そう思える未来を見てほしい。

新年度最初の朝礼で、ぼくは言いました。

「今年、この営業所は、5つの分野で全国一位を目指します」

その一つが、欠員ゼロでした。

営業所は、しーんとしていました。

誰も拍手なんてしません。

「無理でしょ」

そんな空気でした。

でも、ぼくの頭の中には、みんなで喜んでいる未来が見えていました。

そして翌朝。

いつものように、営業所まで歩きました。

昨日と同じ道です。

景色も何も変わっていません。

でも、一つだけ違いました。

ぼくの心でした。

「今日は何ができるだろう」

「誰に声をかけよう」

そう考えながら歩いていました。

営業所へ向かう時間が、楽しみになっていたんです。

まだ何も達成していません。

現実は何も変わっていません。

でも、ぼくの今日だけは、もう変わり始めていました。

その後、ぼくは地道に一人ひとりと向き合い続けました。

声をかける。

話を聞く。

できることを続ける。

半年ほど経った頃、欠員はあと一人になりました。

ぼくはリーダーに声をかけました。

「あと一人まで来たね」

すると、返ってきた言葉は、

「どうせまた辞めますよ」

でした。

その言葉を聞いた時、ハッとしました。

問題は、欠員の数だけではなかったんです。

「どうせ無理」

という空気でした。

考えてみれば、ぼくが最初に変えたいと思ったのも、この空気でした。

それでも、ぼくは続けました。

すぐに結果は出ませんでした。

でも、あきらめたら、また元の空気に戻ってしまう気がしました。

すると、少しずつ変化が起き始めました。

最初は、ぼく一人でした。

でも、一人。

また一人。

協力してくれる人が現れました。

最初は無関心だった人が、

「何か手伝えることありますか」

と声をかけてくれるようになりました。

そして、半年後。

欠員はゼロになりました。

もちろん、それも嬉しかったです。

でも、本当に嬉しかったのは、

「どうせ無理」

だった空気の中に、

同じ未来を見てくれる人が増えていったことでした。

今振り返ると、変化はもっと前から始まっていたのだと思います。

欠員ゼロになったから、ぼくの人生が変わったんじゃない。

ワクワクする未来を描いたことで、ぼくの今日が変わりました。

今日が変わったことで、行動が変わりました。

そして、行動を続けたことで、少しずつ周りまで変わっていきました。

今、何かを変えたいと思っている人がいるなら、

いきなり人生を変えようとしなくてもいいと思います。

まずは、

「こうなったら面白いな」

そんな未来を一つだけ描いてみてください。

まだ何も達成していません。

現実も何も変わっていません。

でも、その未来を考えて少しワクワクしたなら、

あなたの今日は、もう昨日とは違います。

人生は、目標を達成した日に変わるんじゃない。

ワクワクする未来を描いた日に、今日が変わる。

今日が変わると、行動が変わる。

行動が変わると、周りが変わる。

そして、気づけば未来が変わっている。

ぼくは、そう信じています。

人生は何歳からでも変えられる。


今日はいつもより少し長めですが、
「未来を描くと、なぜ今日が変わるのか」
声でもう少しゆっくり話しています。

お時間のある時に、聴いてもらえたら嬉しいです。

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