泌尿器科との長い付き合い【切迫性尿失禁・神経性頻尿】
少し女性としては恥ずかしいお話ですが、泌尿器科との長年の付き合いがあります。
鬱三年目あたりのお話です。不安障害で声が完全に出なくなってから、声を出さなくてもいい工場で三交代で働いていた頃です。働くのがとにかく好きでストレスはありながらも毎日やりがいを感じ働いていました。訳あって一時休業していたのですが、その時に突然起きた出来事です。寝起きでたっぷりのおしっこをお布団で漏らしてしまいました。まだ24歳の頃です。大人になって漏らすなんてと笑い話ですんでいたのですが、それが頻繁に起きるのです。特に手を洗おうと水に触れるとバシャーっと膀胱内にあるものが全部漏れるのです。さすがに何かおかしい。尿を出す出さないの制御、溜めておく、出すと思った時に出すということが全くできないのです。泌尿器科なんて行ったこともなかったので、どこがいいのかもわからず手当り次第行きましたが、なんの改善もなく、手を洗うのも怖く、毎日あせりました。色々探した結果、近所に一つ泌尿器科ができたのを知り速攻行きました。雰囲気はとても良く、待合室で待っている時にたまたまパンフレットが置いてあるのを見て、あれ?これ、私の事?と思うような症状が書いている病名付きのパンフレットでした。
・尿意が突然きて、トイレに着く前に全部出てしまう。
・水に触れたら突然尿意が来て全部出てしまう。
・頻繁に尿意が来る訳ではないが、膀胱がパンパンになる前に尿意がきて出てしまう。
完全に当てはまる。
病名は「切迫性尿失禁」
看護婦さんと詳しい話した後、先生とも話して、切迫性尿失禁と診断されました。運良く、その病院には低周波の電気治療の機械があり、週3、4で電気をあてに通いました。そしてちゃんと効く薬が処方されて、漏れることが無くなったのです。本当に嬉しくてやっとで治ったーと安心していました。薬は継続で電気は月イチになり、トントン拍子でした。
そして、その頃、ちょうど仕事を休んでいた時だったと先程書きましたが、右手の親指の爪に異変が起きてどんどん爪が膨らんでいくという変な爪を治したくて爪周りの指を一周メスで切って中から変な物体があったら摘出するという手術をしていて、右手が使えるようになるまで休業していたのです。そして、抜糸終わって完全に肉がくっついて痛みが無くなってきてから復帰したのですが、何か体が変なんです。立ち仕事なのですが、ずっとモゾモゾするのです。そのモゾモゾの正体は尿が漏れそうという感覚でした。時間が経つにつれ、立てなくなりました。
何度も作業場から抜け出し、しゃがみ込んでモゾモゾが消えたら戻ってまた抜けてを繰り返しました。何が起きているのかわからなくて、けど尿関連ということはさすがにわかったので、すぐ病院に行って話したら、神経性頻尿が併発しているとのことでした。心因性です。それで腑に落ちました。よく考えてみると、仕事復帰する時、職場で漏れたらどうしようと何度も考えていた自分がいた事を思い出しました。原因はその不安から来るものでした。切迫性尿失禁とはまた違って、五分おきにやってくる尿意、大して出ないのに出てしまいそうな感覚で次第に脈も増え震えもでて頭もおかしくなっていきました。対処は、心療内科と泌尿器科のダブルの治療が必要ということでした。泌尿器科の薬はミリ数を上げ、心療内科からはこれまでの抗うつ剤プラス、正常な脈にするする薬とてんかんを抑える薬を処方されました。
効き目はあって仕事は出来るようになりました。しかし、てんかんの薬を常備飲むことに抵抗があって、仕事以外は飲まないようにしていたのですが、デパートなどに出かけて人が多いところに行くと症状が出て目の前がかすみ立っていられなくなり、何度もどこかにある椅子に座り、てんかんの薬を飲んで、薬が効いてからまたショッピングをしてを繰り返す日々でした。まぁ、結構しんどかったです。良くなって薬減らすとまた切迫性尿失禁も神経性頻尿もどちらも出てきて薬は減らすことが出来ず、今は飲んでいれば大丈夫ですが、薬をきらすことはできません。もう15年でしょうか。泌尿器科に行けばおじいちゃんやおばぁちゃんしかいません。その中でたった一人まだ24歳のしかも女性がいることで結構視線を感じることもあり恥ずかしかったのを覚えています。今は開き直って堂々としてますが(笑)
そして、残念なことに二年前にその泌尿器科の先生が急死してしまい、病院が閉鎖してしまい、新しく病院は何とか見つけましたが、電気治療もなく、先生もドライで、まぁ、薬出してくれるだけでありがたいんですけどね!ずっと通ってた病院の先生が本当に良い先生だったので、とても残念です。亡くなってしまった以上今までの感謝も伝えることができないし、私の症状を見事に落ち着かせてくれた唯一の先生でしたので、今でも会いたいなぁとふと思い出します。またあの無邪気でちょっとわがままでだけど優しくて面白い先生に会いたくなります。
そして、現在の状態はいうと一年に一回ぐらい大きく症状が出る時があります。
30代の女性でオムツ履くなんてもうほんとに笑い話でしかありません(笑)もう40歳になりますが、たぶん、このまま50.60歳と薬は継続していくことになるでしょう。去年も一度ミリ数減らしたらソッコー漏らしたので(笑)恥ずかしい通り越して笑い話です( ̄▽ ̄;)
今回のタイトル泌尿器科ですが、重い話ではなく笑い話でした( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
