あなたの夢の深さはどのあたり?
夢について、この頃考えたことがなかった。
それほど今は、抑うつ状態からの回復の道のりをなんとかやり遂げよう、と頑張っている証拠なんだろう。
私の今の夢ってなんだろう?
思い返すと、うつ病になる前は「職場でやりたかった仕事に就きたい」だった気がする。
でも、その仕事がきっかけでうつ病になってしまった。
今の夢、それは「健康になる」ことだ。
疲れやすい体を整えたい。うつで20キロ増えた体重をちょっとずつ元に戻したい。
ゆくゆくは、また好きだった仕事についてバリバリ働きたい。
そのためには、まず「健康になること」が第一。
でも、それは浅くて色とりどりの生き物が集う珊瑚礁のような、短期的な夢。
“目標”といったほうが近いのかもしれない。
本当は「誰かに頼られる人になりたい」。
承認欲求も、もちろんある。でも、それだけじゃない。
どうすればいいのかわからない時に、私を頼ってほしい。
そんな気持ちは、心の海の“光の届くギリギリ”にひっそり泳いでいる魚のようだ。
「あなたに聞いてよかった」
「あなたに任せてよかった」
そう言われたいのは、職場での話。
プライベートだったら、大事な人が疲れたときや辛いときに、そっと影から支えられる人になる。
そんな深海生物のように、奥深くに眠った夢もある。
珊瑚礁のような夢、光の限界にいる魚の夢、深海生物のような夢。
夢に“深度”があるなんて、これを書くまでは知らなかった。
でも、自分を見つめ直して見つけたことは事実。
こうやって書くことで、自分を客観視できる“鳥の視点”を持ちたい。
またひとつ、新しい夢が見つかった。
あなたの夢って、どのあたりの深さにありますか?
そう問われたら、自分の心の海からいったん離れて、空からそっと見下ろしてみる。
きっと、見えてくるものがあるはずだ。
ことばとさんのみんなで書こう企画、「あなたの夢を聞かせて!」に参加したエッセイです。
書いていて自分を見つめ直すきっかけになり参加してよかったと思いました!
