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ピンクを着たら痛い人。40代男が辿り着いた「派手パンツ」の開放感。

前回の「ドクターフィッシュ足元ツルツル事件」を経て、身の回りの施工(アップデート)に味を占めた私ですが、最近ひとつ切実な悩みを抱えていました。

​「40代男の服装、無難すぎ問題」です。

​そもそも私は、買い物が大の苦手。服屋のオシャレな雰囲気が苦手で、服を選ぶ時間も省きたい人間です。そのためクローゼットは黒・ネイビー・グレーばかり。

​そんな私に、ある日妻がズバッとアドバイスをくれました。

「歳をとったら『清潔感』と『鮮やかな色』よ。ピンクのニットとか最高じゃない!」

​ちょうどパステルカラーが大流行していた時期。「妻の助言」と「トレンド」が合致した奇跡に、買い物嫌いの私は飛びつきました。

​あまりダボッとした服が好きではないため、身体にフィットする「パステル&ピチピチ」で揃えたところ、周囲からも「爽やかで似合う!」となかなかの高評判。

​ここで私の悪い癖が出ます。

「よし、これでしばらく買い物とも流行ともおさらばだ!」と確信し、そのピチピチパステルを何年も大切に着回し続けたのです。ユニクロでワイドパンツのCMが流れても、「あんなの例外でしょ」とガン無視していました。

​……しかし、事件はここで起きます。

​気づけば世の中は「スキニー完全拒否」の時代へ突入。数年遅れで自分が「痛いおじさん」になっている事実に気づき、「これ……時代遅れ?」と漏らした私に、妻は残酷な一言を放ちました。

「えっ、今気づいたの?」

​……いや、知ってたなら早く言ってよ!!!

​手持ちの服が一瞬で全滅した私は、パニック状態でユニクロへダッシュ。大人買いと言えば聞こえはいいですが、実態はただの「焦り一気買い」です。

​泣く泣くピチピチパステルを封印し、世間と同じ「無難でシックなワイドパンツスタイル」の外壁を突貫工事で完成させました。

​そこで思い立ったのが、パンツ。

​外側をピンクで攻めるルートを断たれた私。

(……待てよ? 服屋に行かずネットで買えて、外から100%見えない『第一施工層』で攻めればいいのでは……?)

​そこで行き着いたのが、【パンツ(下着)】でした。

​ネット通販を開くと、そこは自由すぎる世界。ド派手なキャラものから、バチバチに光る稲妻柄まで。外側の服なら一発アウトなデザインも、パンツなら何でもありです。

​焦り一気買いのワイドパンツで外壁防御は完璧。だからこそ、その内側でどれだけ攻撃的な柄を仕込もうが自由自在です。

​(ふっ……お前たちは『シックなお洒落さん』だと思っているだろうが、いま俺のズボンの下には稲妻が走っているんだぞ……)

​「誰も見えない場所で、人と違うおしゃれを楽しんでいる」という密かな満足感。この「隠された攻撃力」のおかげで、気分が明るくなり、前向きになれるのです。

​まとめ:見えない場所から、気分を上げていく

​ただし、急なサウナや人間ドックなどの「予期せぬ脱衣イベント」で、無地パンツの同年代の中で一人だけ稲妻を解き放ってしまう「露出ボラティリティ」の恐怖は残ります。

​それでも、服の下に「誰にも言えない派手な攻撃力」を忍ばせることで、どんよりしがちな40代の毎日は確実に明るくなっています。

​買い物嫌いの方も、妻に「今気づいたの?」と追撃された方も、ぜひ「第一施工層の派手パンツ化」、試してみてはいかがでしょうか。

​株価が下がろうが上がろうが、今日の私のパンツはどこまでも強気です。

​現場からは以上です!今夜も毛根と稲妻パンツを優しく見守りながら、安全第一でご安全に!


お読みいただきありがとうございました。
忙しい日常の中でふと思い出す記憶や、何気ない毎日のふとした瞬間を言葉にしています。 40代を生きるリアルな日常や、胸の奥にそっと残るエピソードをこちらのマガジンにまとめています。
記事を読んで「ちょっと共感した」「心が少し軽くなった」と感じていただけたら、ぜひ覗いてみてください。

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