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不登校のその後|大人になって気づいた、失ったものの大きさ

不登校で失ったのは、学力だけじゃなかった

大人になって気づいた

中学2年生から不登校になった私。

当時、私が失ったものは「勉強」だと思っていました。

授業を受けられない。 テストも受けられない。 勉強が遅れていく。

それが、不登校の代償だと思っていました。

でも、大人になって気づきました。

失ったのは、学力だけじゃなかった。

もっと大きなものを、失っていたのです。

友達はいた。でも...

よく「不登校になると友達がいなくなる」と言われます。

でも、私の場合は違いました。

友達はいました。

仲の良い友達とは、学校を休んでいても遊んでいました。

だから、「友達がいない」という孤独は感じませんでした。

でも、大人になって気づきました。

私が失ったのは、 **「新しい人間関係を作る能力」**だったのです。

失ったもの①:新しい人間関係を作る能力

学校では、毎年クラス替えがあります。

新しいクラスメイト。 新しい先生。 新しい部活のメンバー。

毎年、新しい人間関係が始まります。

そして、子どもたちは自然に学びます。

初対面の人と、どうやって話すか。 どうやって仲良くなるか。 どうやって距離を縮めるか。

でも、不登校の私には、その経験がありませんでした。

仲の良い友達とは遊んでいたけれど、 それは「すでに仲良しの友達」だけ。

新しい人と出会う機会が、なかったのです。

大人になって困ったこと

大人になって働き始めた時、

初対面の人と話すのが、とても苦手でした。

何を話せばいいか分からない。 どうやって距離を縮めればいいか分からない。 会話が続かない。

仲の良い友達だけとしか、打ち解けられない。

それが、私の問題でした。

職場で新しい人が入ってきても、 うまく関われない。

お客さんと話すのも、 うまくできない。

「この人、コミュニケーション能力低いな」

そう思われていたかもしれません。

失ったもの②:多様な人との関わり

学校には、いろんな人がいます。

性格が合う人。 合わない人。 明るい人。 静かな人。 優しい人。 厳しい人。

そういった多様な人と関わる経験が、 学校にはあります。

でも、不登校の私は、 仲の良い友達としか関わらなかった。

つまり、

自分と似たタイプの人としか、関わっていなかった

のです。

大人になって困ったこと

大人になると、いろんなタイプの人と関わらないといけません。

職場には、合わない人もいます。 お客さんにも、いろんな人がいます。

でも、私は

自分と違うタイプの人との関わり方が、分からなかった。

学校で自然に身につけるはずだった、 「多様な人との関わり方」を、 私は学んでいなかったのです。

失ったもの③:浅い関係を維持する能力

学校では、クラス全員と仲良しになる必要はありません。

でも、挨拶はする。 必要なら話す。 グループ活動では協力する。

こういった**「浅い関係」**を維持する能力も、 学校で自然に身につきます。

でも、不登校の私には、それがありませんでした。

私にとって、人間関係は

「仲良しの友達」か「関わらない人」の二択

だったのです。

大人になって困ったこと

職場では、全員と仲良しになる必要はありません。

でも、挨拶をして、 必要なら話して、 協力する。

そういった「浅い関係」を維持する能力が必要です。

でも、私は

仲良くない人とどう接すればいいか、分からなかった。

距離感が分からない。 どこまで踏み込んでいいか分からない。

そして、人間関係がぎこちなくなっていきました。

失ったもの④:集団行動の経験

学校では、毎日集団で行動します。

授業を受ける。 給食を食べる。 掃除をする。

これらは、すべて集団で行動する練習でした。

不登校の私は、その練習ができませんでした。

大人になって働き始めた時、 集団の中でどう動けばいいか、分かりませんでした。

失ったもの⑤:時間を守る習慣

学校では、時間を守ることが当たり前です。

8時半に登校。 1時間目が始まる。

毎日、決まった時間に決まったことをする。

でも、不登校の私には、それがありませんでした。

夜遅くまでゲーム。 朝は昼まで寝ている。

大人になって働き始めた時、 時間を守ることが、とても難しかったです。

学校は、勉強だけの場所じゃない

大人になって気づきました。

学校は、勉強だけの場所じゃない。

新しい人間関係を作る能力。 多様な人との関わり方。 浅い関係を維持する能力。 集団行動の経験。 時間を守る習慣。

これらすべてを、学校で学んでいたのです。

そして、不登校になると、 これらすべてを失うのです。

でも、学校に行けなかった

でも、私は学校に行けませんでした。

勉強が分からない。 授業についていけない。 周りの目が怖い。

学校が、辛かったのです。

だから、休むしかなかった。

それは、仕方のないことだったと思います。

保護者の方へ伝えたいこと

もし、お子様が不登校になっているとしても、

無理に学校に行かせる必要はありません。

学校が辛いなら、休んでいい。

でも、理解してほしいのは、

不登校で失うのは、学力だけじゃない

ということです。

新しい人間関係を作る能力。 多様な人との関わり方。 初対面の人とのコミュニケーション。

これらも、同時に失っていきます。

だから、別の方法で経験させてあげてほしい

学校に行けないなら、 別の方法で、これらの経験をさせてあげてください。

フリースクールに通う。 習い事をする。 地域の活動に参加する。 ボランティアをする。

どんな形でもいい。

お子様が、

新しい人と出会う機会。 いろんなタイプの人と関わる機会。 初対面の人と話す機会。

これらを経験できる場所を、 作ってあげてください。

仲の良い友達だけでは、足りない

お子様に仲の良い友達がいても、 それだけでは足りません。

私がそうだったように、

仲の良い友達だけとしか打ち解けられない大人

になってしまうかもしれません。

初対面の人と話せない。 新しい環境に馴染めない。 多様な人と関われない。

そうなってしまう前に、

お子様に、いろんな人と関わる機会を作ってあげてください。

不登校でも、人と関わる機会を

お子様が不登校でも、

人と関わる機会を作ってあげてください。

特に、

新しい人と出会う機会

を作ってあげてください。

それが、お子様の未来を作ります。

私は、それができなかった。

だから、大人になって、 初対面の人とのコミュニケーションが苦手になっていました。

お子様には、私のようになってほしくありません。

学校に行けなくても、 別の場所で、新しい人と関わる経験をさせてあげてください。

それが、お子様の未来を守ります。

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