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VINCENT ONG(ヴィンセント・オン)さん

こんにちは、フォトグラファーの松尾です。

『VINCENT ONG(ヴィンセント・オン)』という名前にピンときた方は、相当なショパンコンクール通でしょう。

彼はマレーシア出身のクラシック・ピアニストで、現在はドイツの音楽大学で研鑽を積んでいます。2025年の第19回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、マレーシア人として史上初めてファイナルに進出し、大きな話題を呼びました。

今年のショパンコンクールは私もリアタイする頻度が高く、日本時間だと深夜帯の配信を流しながら作業をしていました。もちろん作業がメインなので、耳だけで聴いていたつもりだったのですが、2nd Roundあたりで「ん? 誰? すごい……!! ヴィンセントさんっていうのか」と思わず手が止まり、気づけば画面に目が吸い寄せられていました。

専門的に音楽を学んだわけではありませんが、それでもはっきり分かるほどに、彼の音の流れは美しく、そしてどこか楽しささえ感じられました。

ショパンの音楽を用いたバレエ作品に『Les Sylphides(レ・シルフィード)』があります。グラズノフが編曲したこの作品では、妖精たちがふわりと舞うのですが、ヴィンセントさんの演奏には、その光景が見えるような透明感がありました。

結果は、第5位入賞という見事な成績。そして注目すべきことに、聴衆賞では第2位を獲得しています。聴衆賞とは、審査員ではなく一般のリスナーがオンライン投票で選ぶ賞です。順位には直結しないものの、“心を最も動かした演奏家” に贈られる賞と言えます。この結果を知ったとき、私が感じた気持ちと同じものを、多くの人が共感していたのだと嬉しくなりました。

そして、2026年2月5日(木)浜離宮朝日ホールでの『ヴィンセント・オン ピアノ・リサイタル』開催が決定しました。が、、、先日発売されたチケットは、なんと発売開始から数分で即完売だったそうです。

今回のショパンコンクールで一気に世界に名を知らしめたヴィンセント・オン。これからどんな音楽を奏で、どんな景色を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。チケットを買えた方、最高に響く素晴らしい浜離宮朝日ホールで、彼の演奏を楽しんできてください!!!

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