【映画感想】『MERCY/マーシー AI裁判』~90分で無罪を証明せよ!クリプラ兄貴 VS AI裁判長~


AIの進歩が止まらない昨今。ならばどっぷりと浸かってみようではないか!
どうも、じゅんちゃんです。「いつもなんとかなるさ」で生きてますが、今回観た映画の設定ばかりは「なんとかなる気がしない」絶望的な状況でした。
私のプロフィールにある通り「限りなく多趣味」な私ですが、友人から「クリス・プラットとレベッカ・ファーガソンが出てるAI映画がある」と聞かされた瞬間、ADHD特有の衝動性が発動。
全くノーマークだった作品ですが、オープニング週末に映画館へ突撃してきました!
今回観てきたのは、『MERCY/マーシー AI裁判』。
本国では公開週にあのアバターを抜いてトップに躍り出たという話題作です。
【どんな映画?~ドミネーター起動しそう!~】
オープニング数分でニュース映像による時代背景の説明があり、主人公のお巡りさん(クリプラ)が目覚めると……そこはもう、座ればほぼ有罪確定の「AI裁判所」。
罪状は、自身の妻殺害疑惑。
アル中や夫婦仲の悪化、防犯カメラの映像など、状況証拠は完全に「黒」。
しかも、これ「90分以内」に身の潔白を証明できなければ、即刻あちらの世界へ送られてしまう(処刑)という、無理ゲーにも程がある設定。普通の人間なら、その瞬間におばあちゃんが川の向こうで手招きしてるのが見えるレベルです。
映画が進むにつれて感じた既視感。これ、私の大好きなアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の世界観に近い! いつ日高のり子ボイスで「ドミネーター起動」って言われるかと、余計なドキドキ感まで楽しんでしまいました(笑)。
【クリプラ兄貴 VS 感情を持つAI】
拘束された椅子の上、唯一右手で操作できるタッチパネルだけが命綱。
このワンシチュエーションに近い極限状態で、我らがクリプラ兄貴は諦めません。残された映像ソースと、熟練捜査官の経験をフル動員して、AI相手に論戦を挑みます。
対するAI裁判官役はレベッカ・ファーガソン。
彼女がすごいのは、プログラムであるはずのAIに「微妙に人間味溢れる感情の揺れ」を乗せているところ。本来ありえないはずの感情の起伏がうっすら見えることで、クライマックスへの説得力が爆上がりしています。
【メタ視点と、背筋が凍るプライバシー】
この映画、構成も凝ってます。以前話題になった『search/サーチ』のように、過去の映像や外部とのやり取りをすべて「画面越し」に見せるスタイル(ラスト10分以外)。
現代の生活に根深く入り込んでいるデバイスを通してのみ真実が見えるという、なんともメタな構成。これだけで2時間飽きさせないのは、監督や編集の手腕がお見事としか言いようがありません。
ただ、捜査のためとはいえ、個人のデータにいとも簡単に侵入して情報を引き出す描写には、正直引きました。「個人情報って何?」って、AI時代のリアルな恐怖で背筋が寒くなりましたよ……。
【まとめ:細かいことはいいんだよ!】
最後のオチに関しては、「ここまで手の込んだことをしといて、そんな落ち度あり?」みたいなツッコミどころもなくはないですが(笑)、ここまで一級品の謎解きスリラーに仕立て上げてくれたので、文句なし!
クリプラ兄貴のスター性も健在で、ハラハラドキドキのエンタメ作品として文句なしに楽しめます。AIに支配されそうな今だからこそ、観るべき一本かも?
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