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ダニング=クルーガー効果の「絶望の谷」にいる

なぜ自分の意見には自信がないのか。
なぜ他人の意見なら自信をもって言えるのか。

それはそのことについて少しでも知識があるからだ。
この辺りのことを前回書いた。

「能力の低い人ほど自分を過大評価する」傾向がある。
それをダニング=クリーガー効果
と呼ばれているらしい。

 能力の低い人は、能力の低さゆえに自分のレベルを正しく評価できない。同様に、他人の能力も正しく評価できない。その結果、能力の低い人は楽観的に自分を過大評価する――。

「自分では気づかないココロの盲点」池谷雄二

なかなかの言われようだ。
下の図の赤「馬鹿の山」の自信過剰というやつだ。

こうなりたくないので、少し調べてみる。
すると、自分の能力不足を知ることになり、たちまち自信を失うことになる。
おおよそ私のすべて知識や能力は、下の図の青「絶望の谷」にある。

もう少し先ほどの引用を続ける。

 ダニング=クルーガー効果の大切なポイントは、能力の低い人でも訓練をつめば、スキル不足に気づき、自省できることです。つまり、能力の低い人は、決して無能というわけではなく、単に未熟なのです。

「自分では気づかないココロの盲点」池谷雄二

自省して、努力して、調べて、勉強して、となればいい。
上の緑「啓蒙も坂」までがんばろうと思う。
で、自分はどのぐらい坂を上っただろうか。
しかし、知識というものは、たいてい勉強すればするほど、山は高くなる。
いつまでも「絶望の谷」を感じる。

だからずっと自分の意見に自信がない。
とっくに人生も半ばを過ぎた。
何かひとつでもオレンジ「正確な自己評価」ができるものがあればいいのだが。



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