【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた】序章
今回このエッセイをなぜ書こうと思ったのか、お読みいただければ嬉しいです~ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた~について
合格発表
あれは、数年前。
その日は、朝からパソコンをちらちらと見ながら、落ち着かなかった。
東京大学の合格発表の日、3月10日。
地方に住む私達一家は、東京の本郷キャンパスに見に行きたい気持ちをぐっと堪えて、東大のウェブサイトで発表を待った。
パソコンの画面で、合格者を示す6桁の受験番号は、2、3人続いたと思うと、一気に数字が10人以上飛んでいたりする。
「あった~!!」
「え! ホントに!?」
両手の拳を固く握りしめた息子の横顔を見ると、その目には、微かに涙が浮かんでいた。
自分の子どもが、ホントに東大に入るなんて、私は思いもしなかった。
でも、なぜか、合格していた。半信半疑ではあったけれど。
これが、1人目(長男)の合格発表だった。
そして、3年後のやはり3月10日。
2人目(次男)の東大の合格発表の日。
やはり、ウェブサイトで発表を待ち、次男の受験番号をパソコン画面の中に見出した。
「あった! やっ…た…!」
いつもは長男より少しだけ高い声の次男も、それまで抑えていた不安と感情が堰を切って出てきた様子で、その横顔は、やはりむせび泣いていた。
長男も次男も、落ちたら浪人するつもりだったので、長男が受けていた防衛医大を除き、私立大学は受験していなかった。
私立大学の高額な学費と、家賃もろもろの生活費の両方を仕送りするのは、我が家の経済状況では無理だよ!と、子ども達にあらかじめ言ってあったのだった。
結果、2人とも浪人はせずに済んだわけであるが。
なぜ、合格できたのか?
なぜ、合格できたのか?
つきつめれば、やはり本人の努力が一番大きかったのだと思う。
いくら地頭がどうのとか言っても、全く努力しないで東大に合格は無理。
キッパリ。
〈注:努力を努力と思わない一部の天才、秀才の方達は、努力していませんと言われるかもしれません。念のため〉
そして、お世話になった先生方のご指導。
切磋琢磨しあえた級友たちの存在。
なぜ、合格できたのかを考えると、本当にいろいろな事があって、その上で本人たちの努力が実を結ぶことができたわけですが、子どもが努力をして自ら成長しようとする、その姿勢を身につけるまでの
過程(カテイ)って、実は
家庭(カテイ)の影響が、一番大きいと思うのです。
いや、ダジャレではありません…。
って、ホントはダジャレでしたが😅
子どもが、野球をしたり、マンガ読んだり
ゲームしたりゲームしたりゲームしたりしながらも
どのように勉強に向き合うことができたのか。
親は、どんなふうに育てていったのか、
爺ちゃん婆ちゃんも、どんなふうに孫を育てていったのか、子2人分の実例でお伝えしていきたいと思います。
私は、長い間フルタイムで共働きしながら、不妊治療と婦人科の治療を経て(体外受精もしましたが、失敗し)何とか2人の子を生み、育てました。
そして、やっと実質的な子育ては、ほぼほぼ完了したかな? というところまで来ました。
あとは、仕送りがまだ少しの間必要ですが。
ふり返ると、仕事が多忙だった時には朝から深夜まで働くこともあったので、あまり子ども達の面倒をそばで見てあげることは、できませんでした。
それに私自身は何かと失敗したり、けっこう抜けている事も多い平凡な母親でしたが、子ども達は2人とも地方から東大に現役で入学することができたわけです。
あ、でも、子ども達がしっかりしているのだろうと思われるかもしれませんが、残念なことに、子どもも、やはり(抜けている)親に似るもので…。
いろいろと、危なっかしい母親と子ども達ではあります。。😅
東大の入学者数は、結構多い
もちろん、子どもさんを2人以上、東大に入れた親御さんは、全国にはたくさんいらっしゃるものと思います。
東大には、文系理系合わせて毎年約3,000人も入学していますし、特に首都圏には、多くいらっしゃるのではないかと思っております。
ですので、これから子どもさんを育てていくにつれ、東大も視野に入れようかとお考えのお父さんお母さんは勿論ですが、東大なんてどうせムリムリ!と思われる方も、お子さんの可能性は十分にあるのだということを、私が今後書き綴っていく予定のエッセイで、感じていただけるのではないかと考える次第です。
ただ、今回私が、自分の子育てが東大につながっていた事について、書き記していこうと考えたのは、私の住む地方都市からは、東大に行くことが割と珍しいことだったので、
「どうやったら子どもを2人も東大に、しかも現役で入れられるのか?
秘訣を教えてほしい」と尋ねられたり、
若いママさんから、
「どんな風に子どもを育てたら頭が良くなるのか、聞きたい!」
などと、よく子育ての方法を聞かれたりすることが、直接のきっかけです。
ですので、特に子育て中のママパパに参考にしていただけるよう、
【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた】を、これからシリーズで書いていきたいと思います。
何か少しでも、お役に立てることがあれば嬉しいかぎりです。
子育ての正解は、一つではない
私自身も、子どもが小さかった頃は、
「子どもの教育って、もっとちゃんとしないとダメなのかな」とか
「子どもの進路は、どうすればいいんだろう」
などとしょっちゅう迷って、悩んでいたものでした。
子育てのしかたは、家庭の数、いや、子どもの数だけあると思いますので、「こうすべき」とかいうことって、なかなか言いづらいし、
「正解も一つではない」と思うのです。
それに、私自身、後悔や反省ばっかりたくさんあるので、反面教師かもしれません。
「え、な~んだ。
こんな子育てで、ホントに東大入ったの?」と
意外に感じられる方もいらっしゃるでしょう。
ですが。
こんな不十分な母親が、忙しい日々のバタバタの
中で追い立てられるようにしていたフツーの子育て
でも、なんとかなるもんだな😊と、
気持ちを楽にしていただけたり、
少しでも👆子育てのヒント💡になるようなことを
見つけていただけましたら、嬉しいです。
というわけで、
「ザ・東大に子どもを入れる方法!」というような直接的な受験ノウハウが、ばんばん出てくるという訳ではありませんが、後でふり返ってみて
「あ~、これは良かったな~」とか
逆に「こうしなければ良かった😂」とか
反省も含めて、役に立ちそうなことをお伝えしていければいいなぁ、と思っております。
あくまで日常の積み重ねが、子どもが育っていく過程でして、一部分だけを切り取っても、子どもの頭が急に良くなるとか、成長するというものでもないので、少し気長につきあっていただけますと、ありがたいです。
書いていく中には、子どもが受験や自分の人生に向き合っていく姿勢を、どのように身につけていったのか、見て取れる部分もあるのではないかと思いますし、食べ物や受験・入試、教育に参考になりそうな部分は、できるだけ書いていきたいと思っております。
私立の中高一貫校と、公立の地元中学校・高校
また、2人の子どものうち、
1人は私立の中高一貫校、
1人は公立の地元中学校、公立の高校でした。
まったく異なる学習環境の中で、
それぞれが、どのように東大に気持ちが向いていったのか、学校のサポートと応援は、どんなものだったのか、そういう比較もしながらお読みいただければ、違った面白さを感じていただけるかもしれません。
それから、もちろん東大以外にも優れた大学は、たくさんありますし、それぞれのお子さんに向いている進路(進学に限らず)を、一緒にさがすのが、子育てする上ではベストだと思います。
子育ては親育ち
親御さんやお爺ちゃんお婆ちゃんにとってだけでなく、世の中にとっても「子どもは宝物」です。
そしてまた、
「子育ては親育ち」でもあると思っています。
子育てから学んだことって、たっくさんありました。
子どもは、親を見て成長します。
親も、子育てしながら知らず知らず成長するのです。
自分が初めて子を育てていく最中には、
「まさかと思うけど、親も自分に、こんなに手をかけてくれていたのか!?」
と、半信半疑だった親から自分への愛情が、いつしか確信に変わりました。
自分が存在していることのありがたみ、
それを自覚することが、子育ての第一歩なのかもしれません。
☆普通の小学生だった子どもが東大に入る転機と
なったのは、小学5年生になる頃でした。
親の言葉で自分から勉強するようになり、
進路も変わるものだと実感しました。
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