サッカー推薦じゃないけど、ピッチで学んだ“チームで結果を出す力”
はじめまして。JUNです。
私は大学でサッカー部に所属していましたが、目立つタイプではありませんでした。
エースでもキャプテンでもない。どこか中途半端で、自信を持てない自分に、何度もくじけそうになったことを覚えています。
それでも、あの頃の経験が、今の私をつくってくれました。
もし今、
「自分には強みなんてない」
「周りと比べて落ち込んでしまう」
「何を目指せばいいのかわからない」
そんなふうに思っている人がいたら、読んでもらえたらうれしいです。
きっと、どこかであなたにも通じる部分があると思います。
目立たない場所で見つけたもの
サッカー部って、推薦のやつが強い。
大学でも、試合に出るのは結局そういうメンツだった。
自分は地味で、声だけデカい裏方ポジション…
でも、そんな自分にも“チームを勝たせる方法”があるって知ったのは、ピッチの外だった。
就活で武器になったのは、華やかな実績じゃなくて、「地味な貢献力」だった。
そこに気づけたきっかけを、もう少し深堀してみたい。
サッカー部で感じた“見えない壁”
大学でサッカー部に入ったとき、最初に感じたのは、
「うまいやつは、もう決まってる」という空気だった。
特にスポーツ推薦で入ってきた選手たちは、技術もフィジカルも一段上。
1年の春から試合に絡んでいたし、先輩やコーチからの扱いも明らかに違った。
一方で、私は一般入試で入部した“ただの部員”。
練習メニューも必死についていくだけで精一杯だった。
声は出してたけど、技術でアピールできる場面なんてほとんどなかった。
「このチームで、自分はどんな価値が出せるんだろう」
「このままサッカーを続けていいのだろうか…」
ピッチに立つことより先に、まずその“壁の正体”を見極めることから、
僕のサッカー部生活は始まった気がする。
点を取らなくても、勝ちには貢献できる
それでもチームの一員として何かを成し遂げたかった。
だから僕は、自分にできることを徹底的に考えるようになった。
まず意識したのは、「声を出すこと」。
プレーで引っ張れないなら、せめて周りを盛り上げる。
ミスした仲間に声をかけ、練習にメリハリをつける。
地味だけど、毎日やった。
そのうち、少しずつだけど「お前がいると空気がいい」って言われるようになった。
次に意識したのは、「プレーのつなぎ役になること」。
ドリブルで抜く派手さはなくても、周りの動きを見て的確にボールを捌く。
自分が“目立つ”より、“チームが機能する”ことを最優先にした。
自分のプレーで魅せるのは諦めた。
けど、チームが勝つために必要な存在にはなれる。
そう思えたとき、「推薦じゃない自分」に少しだけ、自信が持てた。
このとき強く思った。
結果を出すのに、主役である必要はない。
点を取るわけでも、目立つわけでもない。
でも、「勝つために今の自分にできること」を考えて動ける人は、確実にチームに必要とされる。
仕事でも、普段の人間関係でも同じ。
周りを動かし、空気を整え、勝たせる人がいるから、チームは機能する。
そして、そういう人は、どこに行っても評価される。
面接で気づいた、“自分の強み”の正体
チームの勝利に貢献するために、自分にできることをやり抜く。
それは派手なプレーじゃなくてもいい。
そう信じて、サッカー部では目立たない役割に全力を注いできた。
でも正直、就活でその経験が評価されるとは思っていなかった。
目に見える実績がない自分には、語れる強みなんてないんじゃないか。
そう感じていた。
そんな中、とある面接で聞かれた質問がある。
「あなたは、チームの中でどんな役割を担っていましたか?」
その瞬間、自然とサッカー部での自分の姿が頭に浮かんだ。
点は取ってない。スタメンでもなかった。
けど、仲間の動きを見てボールを回し、失点を防ぎ、声を出してチームを
鼓舞していたあの頃の自分が、スッと出てきた。
“勝たせるために動いていた”あの時間だけは、胸を張って語れる気がした。
そして、面接官の反応を見て、ようやく気づいた。
これって、「チームを動かす力」なんだ。
表に出てこないけど、組織にとって確実に必要とされる力だったんだ、と。
それまではずっと、前に立って目立つ人が“強い人”だと思っていた。
自分はそうじゃないから、就活でも社会でも不利なんだろうなと、どこかで感じていた。
でも、サッカー部での経験を話す中で、「支える力」や「まわりを活かす力」こそ、チームにとって欠かせないものなんだと教えられた。
そして、それはただの美談じゃなくて、ちゃんと“評価される能力”なんだと実感した。
それからは、自分の立ち位置に迷わなくなった。
リーダーじゃなくても、主役じゃなくても、組織にとって必要な役割を担えているという感覚が、自信になっていった。
むしろ、周囲の動きに目を配ったり、雰囲気を整えたり、誰かの力を引き出したり。それが私の武器なんだと、ようやく腹落ちした。
だから、伝えたい。
目立たなくても、大丈夫だ。
誰よりも目を配って、誰かの力になろうとしているその姿は、きちんと見られているし、ちゃんと価値がある。
たとえ今は評価されていなくても、あなたが咲ける場所は、どこかにある。
諦めなくていい。
弱さを感じた日も、卑屈になる必要なんてない。
むしろ、そうやって悩みながらも踏ん張ってきたあなたこそが、
本当は誰よりも頑張っている人なんだから。
大学生活を通して、活きたこと
サッカー部で学んだ「目立たなくても、チームに貢献する力」。
この感覚は、大学生活のあらゆる場面で自分を支えてくれた。
ゼミでも、就活でも、バイトでも。
主役になることよりも、まわりを活かしながら全体を前に進めることにやりがいを感じていた。
気づけば、「◯◯って、なんか場を整えてくれるよね」なんて言われるようになっていた。
あのとき感じた“見えない壁”も、今なら意味がわかる。
比べる相手を間違えていただけだ。
大事なのは、「誰かより上か」じゃなくて、「チームや場に何をもたらせるか」。
そう思えるようになってからは、少しずつ自分に自信が持てるようになった。
あの日、自分の役割を諦めずに探し続けて本当によかったと思う。
どんな立場でも、自分の価値はつくっていける。
あなたにも、ちゃんと咲ける場所がある。
