トレジャーハンター 麻薬王の殺し屋に狙われた男達
Gold Dust。2020。アメリカ。
子供のイノセントな部分をそのまま持って、競争社会からあぶれてそうな大人になったフィンクとモーゼスはトレジャーハンター!!
やっと見つけたお宝は、本当にヤバい!
Amazonで星ひとつで妙に気になって視聴。filmarksでも低評価だったけど、私は結構楽しかったぞ。
モーゼスは二択クイズが好きで(クイズっていうか究極の選択みたいなの)タイミングを選ばすフィンクにふっかけるんだけど、それが結構ウザいのを堪える必要があるけど、ピカピカのイノセントな部分が覚醒して勇敢な行動を見せるのを引き換えに気にならなくなる。
何かの偶然で麻薬の取引の現場に出会して大金をせしめるのですが、その後に出会う謎の少女、麻薬カルテルからの殺し屋、砂漠の伝説と、殺し屋が攫っていく男たち。
この人たちが、一個もふざけることなくそれぞれの行動をとって話は進むのですが、本気でやっても何かズレてるのでそれが面白い効果を生み出しているような気がする。
パラレルワールドのすぐ隣の世界は本当に些細なこと、靴の色が違うくらいの違いしかなくて、それが隣の隣の隣の隣くらいの世界で、こっちでやったらちょっとおかしいことが常識として行われている、ギャップの滑稽さ的な。何だかよくわからなくなったけど、狙って笑わしているのを感じさせない狙った笑いっつうか。
モーゼスがフィンクに髪を切られているところなんて、完璧にコメディアンの演技なんだけど、イノセントな真剣さが出てるから役の演技に見えてしまう。それが良くなってくるんだけど。
登場人物に名前と特徴のテロップが出て、それがちゃんと伏線になってるのもお茶目です。
フィンクのオペラはみんなに下手くそと言われていたそうだけど、全然良かったよ。
この映画、なんだかんだみんな良いところに着地している気がする。ハッピー。
殺し屋も1人も殺していないし、最後改心してた。一言も喋らなかったのは、実は本当はやりたくなかったのかな。
映画の最初で、昔の財宝の話をしていた気がするし、それにまつわる男も出てくるけど、この映画の財宝はたった1人の友達との友情で、本物の財宝の話は追いかける必要はないのであった。
あの男も、たまたまこの映画で出てしまって普通に存在していたけど、ガチ目の冒険ものの映画だと、もっと神秘的に出てきたはずだしそういう存在だったのであろう。この映画では満月や星空と一緒の自然現象で、自分や仲間の位置を教えてくれる存在だったわけですな。
結構本気で面白い気がしてきた。
