性格ってそもそも何でしょうか
今日のトピックはこれです!性格とはそもそも何か。
私は過去、よくわかる法律入門で、人格ということについて述べたことがあります。それと同じような説明で、性格というものを語ってみたいと思います。
例えば、これが人格の説明です。たとえ話なんですけどね。
『生まれたばかりの人格が、種の形をしている。そこから芽が出て、伸びていく。権利の濫用をしないように、公共の福祉に配慮するように、という網が張られている。私たちの人格の芽は、その網に絡まり伸びていく。時に自分自身で制限を加え、より道義的になり、より自己犠牲的な網の目を取り付け、人格をその形へ成長させていく。いい芽があれば、悪い芽も成長してくる。成長というといいことばかりに考えがちだが、人は悪い成長も起こすのが普通である。その悪い成長を自分で認め、自分で制御する。そうして、自分を発達させていく。結果として出来上がった人間の状態。それが人間の格なのであると思います。
無法図に育った人間は、制限を持ちません。悪い芽も伸び放題。ボーボーに生えて、荒れ果てた伸び方をします。やがて悪い芽がいい芽の栄養までも取りつくし、他の芽が生えている場所にまで浸食し、他の芽の栄養までをも吸い取り始め、さらに悪い部分を助長させていきます。』
前半がいい人格の育て方。後半が悪い人格になっちゃった感じです。
性格も、これと同じように考えたいのですが、性格の性の字に注目です。
私が、自分で書いた記事の至る所に、『性』という言葉の意味を書いています。
心が生きると書いて、『性』です。
男は女によって心が生きる。女は男によって心が生きる。男が女に性欲を感じ、女は男で性欲を感じる。
これが多数派のパターンですよね。
つまり、その人がどのような行為、環境によって、心が生きる人なのか?ということが、性格なのです。
性格というのは、広い意味でとらえられがちですが、私は核としての意味がそこにあると思います。
例えば、性格が悪いと言われている人は、他人に嫌がらせをしたり、困っている姿を見ると喜びます。他者を侵害することで、心が生きるからです。
弱い者いじめをして楽しむ、ということがあります。やっぱりこういう人も、性格がいいとは言えません。
人間は、異性獲得の競争から、自分より上位にある人間を蹴落としたいと思う欲望を持っています。だから、上位にある人間の失墜は、とても強力な快楽をもたらしてくれます。
他人と比較して、自分の方が上であると感じた時は、その人間よりも自分の方がこの世界で優越的な地位を占めていると感じることができ、そこにも快楽を覚えます。
性は、心が生きる。別の角度から言えば、『生』をどうやって感じているのか?ということになります。
男性が女性とセックスをしたがり、女性器を見るのが好きなのは、女性器は、まさに『生』の根源だからです。
このことから、性欲が強い人間は、自分よりも優れた人間を邪魔に思い、より異性を獲得したがり、自分が他者から下に見られるのを恐れるがゆえに見栄を張るようになっていきます。だんだん動物に近くなり、ヤクザ化していくことになるのです。
ヤクザが舐める、舐められる、ということを極端に意識するのは、動物の世界でいえば、自分が喰われる側に回っていることをほのめかす言葉です。喰われる側に回ると、生きていくことができません。だから、性欲が強い人間ほど、相手の上下関係を意識します。
私たちは、性格がいい、とか、性格が悪い、といいますけれども、ヤクザというのが性格の悪い人間の極地だと思います。だから、ヤクザはプライドだけは異常に高く、非生産的で違法な行為ばかりでお金を稼ぎ、いい住居に住み、いい女を囲い、車や宝石、派手な服で身を包んでいます。
彼らは、メンツの生き物です。性格が悪いと、他者を破壊することで快楽を得るようになっていきます。
性格がいい人は、喜びを感じる対象が健全です。例えば、自分の目標を持ち、それを目指していく。そのために努力していく。達成することによって喜びを感じる。それで心が生きるのです。
他者の幸せを喜びとする人も、性格がすこぶるいいでしょう。こういう人間は少ないですね。
人間はどうしても、他者と比べあって生きていくことがよくあります。自分だけでは、自分自身の立ち位置がわからないからです。自分は自分の生をまっとうできるのだろうか?その不安は常に付きまとっています。
他者の羽振りがすごく良かったり、他者の能力に引け目を感じると、その人間に対して攻撃的になります。悪い噂を流すようになったり、嫌味を言うようになることもあります。
ちこちゃんに怒られる、では、人がうわさをするのは、生き延びるため、という回答が出されました。自分よりも優れた人間の評価を落とすことで、自分の立場を優位に持っていくことができるのです。
性格というのは、このように、その人が内在的に持っている、生を志向する心によって形作られます。人間は、不安や焦りなど、異性を奪われる焦燥感やなんかの、不快感をできる限り感じたくはありません。
こうしたストレスは人間を成長させるためにある程度必要なのですが、短絡的に快楽を得たいと思う人間は、すぐにそちらへ走って行きます。
行き過ぎた経済が今、世界をむしばんでいます。その中には性格のいいひとも悪い人もいるでしょうけれども、経済は、動物の死、植物の死、人間の死によって回転しています。いい人も悪い人も、誰かの死のおかげで、生を享受し、生を感じ続けることができています。
私たちは、皆性格が悪いのですね。(笑)
