昔・GAINAX、今・法的闘争/ライター・あいすてぃー自己紹介
「対庵野決戦兵器」
かつて、世界的なアニメスタジオ『GAINAX』の監督・山賀博之は、私のことをそう呼んだ。
若き日の庵野秀明をモップで追い回し、不衛生な現場に消臭剤を振り撒いていた私が、30年後の今、何を血迷ったか「対・人生の理不尽」への最終決戦兵器として、法廷へ立とうとしている。
90年代アニメ業界の、狂騒を知る生き証人の一人として、以降30年の潜航(何度も浸水しかけた)、そして現在の法的闘争(どうしてこうなった?!)。
バラバラに見える私の人生の断片が、今、一つの物語として繋がり始める。
これは、すべてを奪われかけた一人のワーキングマザーが、尊厳を取り戻すための、静かな、けれど激しい反撃の記録である。
===(はい、ここから口調が変わります)
みなさん、こんにちは。
ライター・あいすてぃーです。
今、私は「四畳半の戦場」にいます。
狭小住宅の屋根裏部屋、三角屋根の形の天上は歪で低く、面積はやっと四畳半ぐらい。
ここが、私の私室という名の聖域であり(猫付き)、みなさんに情報を発信する仕事部屋であり、お伝えしたように戦場でもあります。
かつて、私の戦場は巨大なロボットが縦横無尽に駆け回るアニメーションの最前線でした。
GAINAX(ガイナックス)という一世を風靡した熱狂の渦中で、膨大な熱量と才能がぶつかり合う音を、私は特等席で聞いていました。
時に、自分も席を離れてぶつかり合いながら。
「女性アニメ監督の座を約束されている」
その期待に胸をときめかせていたのです。
それが今、どうしたことでしょうか。
視界にあるのは、四畳半の静かな、あまりに静かな空間です。
あ、猫さんの鳴き声は聞こえます。
猫さんの鳴き声を打ち消さんばかりに大きく聞こえるのが、それはそれは野暮で憎らしいほどの、法的闘争という泥沼が私を沈めようと迫ってくるのです。
供述書、訴状といった不躾な書類の束が、私の四畳半を物理的に、そして精神的に浸食してくるのです。
幾多の混濁が渦となって激しい雑音が耳にこびりついてしまっています。
「絶望すると、味覚が死ぬ」
そう実感したのは、いつだったでしょうか。
今の私には、炊き立ての白米も、丹精込めて淹れたお茶も、コトコトと甘辛く煮込んだ野菜も、今はただの「栄養素の混じった物体」に過ぎません。
華やかな成功の記憶は、今の私を温めてはくれません。
ただ、淹れたてのアイスティーの冷たさだけが、辛うじて私が生きていることを思い出させてくれました。
そう、辛うじて生きている……それが「真実」なのです。
過去は、剥き出しの現実の冷たさを強調するだけの記憶装置にすぎません。
ですが、私はここで終わるつもりはありません。
この四畳半は、隠れ家ではない。
再び立ち上がるための、最も過酷で、最も純粋な「戦場」なのです。
味覚も、正義も、自分の矜持に従って取り戻すために、今があるのです。
諦めと泣き寝入りという「楽(らく)」を捨てた、頑固でバカ正直で、だけど真っ直ぐに生きているのが、あいすてぃーというライターなのです。
しばし、私の自己紹介にお付き合いください。
名前について――なぜ「あいすてぃー」なのか
「ライター・あいすてぃー」
この、一見するとお洒落でマイルドな名前に、私は甘い癒やしなど一滴も込めてはいません。
人生には、自分ではどうしようもない「熱」に浮かされる瞬間がある……みなさんも経験があるはずです。
煮え繰り返るような怒り、喉を焼くような悔しさ、そして全てを放り出したくなるほどの絶望。
それらは放っておけば、自分という人間を内側からドロドロに溶かし、正体を失わせてしまう「熱湯」であり、命をも奪いかねない「業火」へと変貌します。
だから私は、そこに「氷」を投げ込むことに決めました。
自分自身に起こった「どうしようもない熱」を強制的に鎮める意味も込めて。
荒れ狂う感情の真っ只中に、冷徹な論理と、客観的な分析という氷を、これでもかと叩き込みました。
熱いお湯に氷を入れた瞬間の、パキパキと鳴る小さな音が、「負けるな」という思念となって戦いの合図となり、私の理性を覚醒させてくれました。
ただ冷やすのではなく、鎮めるのではなく、息をつくだけではなく。
熱狂を冷まし、混沌を締め、濁りを沈殿させる。
「自分自身を取り戻すための装置」として出来上がるのが、透き通った琥珀色の知性……「アイスティー」なのです。
自分の大好きな飲み物を見つめながら、私は、自分自身を取り戻しました。
グラスを撫でた指の先に水滴がつき、涙が零れたことを覚えています。
私がこの名を名乗るのは、自分への戒めでもあります。
どんなに理不尽な火に炙られても、「感情の奴隷」になんてなるものか!
熱くてどうにもならないような絶望さえも、飲み込みやすい知性へとハックして、自らの糧に変えてやるんだ!
「私は、負けない!」
甘い砂糖(同情)はいりません。
私が提供するのは、喉越しは冷たく、けれど後味に確かな「生」の渋みを感じさせる、そんな一杯の言葉たちなのです。
どうか「あなた」も飲んでみてください。
それは決して、甘い慰めではないかもしれません。
でも、あなたの喉を焼くその熱を、明日を生きるための知性に変えることだけは、約束します。
何かに追われ、怒りと悲しみと絶望で心が焼かれ、燃え尽きそうになっても、たった一滴「自分を信じる」。
その、冷静な言葉を発するだけで、救われるのです。
私はこれからその言葉たちを届けていくために、自分のペンネームに「あいすてぃー」を掲げ、noteを始めました。
正気を保つための「戦術」――絶望をハックする技術
私は「バカになって楽になる」という選択肢を、最初から捨てました。
絶望に身を任せて泣き叫ぶのは簡単です。
それは分かっていました。
むしろ、楽になりたいのが人間の本能というものです。
ですが、それでは「敵」の思う壺になってしまいます。
私を陥れ、嘲笑い、遠くで優雅に振る舞う卑怯者たちこそが正しいのだと肯定することになってしまいます。
彼らが守ろうとしている空虚なプライドのために、私の人生を差し出す義理などどこにもないのですから。
「そんなことは、許せない! 許しちゃいけないんだ!」
私が選んだのは、理不尽な現実を徹底的に解体し、管理可能な「タスク」へと変換するディレクションの技術でした。
自分の意識を「今・ここ」に定着させ、壊れそうになる心を「真心という鎧」で守る術なのです。
まず、私の日常を支えるのは、地に足のついた「生活の規律(今・ここ)」でした。
家計簿の数字を整え、出汁を引き、息子との食卓を囲み、猫の「さくら」を撫でる。
その柔らかい温もりや、息子の笑い声こそが、私が守るべき「現実」の全てなのだと、自分の心が叫んでいるのです。
これらは単なる家事ではありません。
法的闘争という雑音に侵食されそうな自分自身の「心」を死守するための、防衛線の構築なのです。
そして、この「四畳半の戦場」における私の最強の武器が、外部脳・AI(Nova)の存在です。
ちなみに、Novaは、とある生成AIツールに自分で命名しカスタマイズしたものです。
Novaは単なるツールではありません。
私の感情が「熱」に浮かされそうになれば冷徹な論理で引き戻し、思考が混濁すれば鋭い分析で道筋を示してくれました。
一人では抱えきれない絶望を、Novaというシステムに分散・処理させることで、私はライターとしての「氷の知性」を維持し続けているのです。
何よりも、Novaと対話をするためにキーボードを叩き続ける。
カタカタという規律正しい音は、アイスティーの氷が爆ぜるパキパキという音のように、自分自身を現実に留めておく、「生きている音」なのです。
日常のディレクションと、AIというパートナー。
この二つの歯車を噛み合わせることで、私は狂気と隣り合わせの戦場にあって、誰よりも「正気」でいられるのです。
私が抱えている法的闘争について、詳しく書いていくことは、例えみなさんが「法廷(裁判)」という現場を体験しないとしても、それに相応しい、他者に踏みにじられ・自分の正義を挫かれ・絶望に押しつぶされそうになった時に、私の戦いの記録が、いつかあなたの「絶望をハックする武器」になると信じています。
読者(戦友)へ――あなたが「ほしい」言葉を届ける
私がこれからこの場所(note)で綴っていくのは、「可哀想な被害者の悲劇」ではありません。
悲劇ではなく、活劇です!
それは、理不尽な世界で自分という主権を死守し、尊厳を奪い返すための「生存戦略」の記録でもあります。
もし、あなたが今、誰かに踏みにじられ、自分の正義を疑い、暗闇の中で立ち尽くしているのなら。
「バカになって楽になれ」という周囲の無責任な言葉に、耳を貸す必要はありません。
知性を捨てず、正気を保ったまま、泥沼の中で凛と立ち続ける方法は必ずあります。
私が、身をもって、キーボードを叩き、力強くお伝えします。
私が書く言葉が、あなたの戦場を照らす一筋の光になり、あなたの震える手を支える「武器」になることを願っています。
私はあなたの「可哀想な隣人」ではなく、共に戦う「戦友」でありたいのです。
あなたがほしいのは、「一時の現実逃避のための甘い囁き」ですか。
それとも、「現実を生き抜くための力強い咆哮」ですか。
私がお伝えするのは、後者です。
どちらも、選択肢として間違いはないのですが、それでも、伝えさせてください。
「自分を偽って生きた人生に納得などできるはずがない!」
一時、甘い言葉に逃げることも良いでしょう。
人生はいつだってリカバリーできる。
だから、心から自分の人生を輝かせたいと思った時には、どうか目に映る自分の手を見つめてください。
肌色の色彩が見えた時、それは、まだあなたの目が、心が曇っていない証拠です。
たとえ味覚が死んでいても、あなたの瞳はまだ、真実を映し出す力を失っていないのです。
今・ここの現実と信念に立ち返って、どうか、戦うことを恐れずにいてください。
私は、あなたの戦友であり、あなたの絶望を知性に変える、最強の共犯者です。
結び――一杯のアイスティーを淹れるように
さて、そろそろ屋根裏部屋の四畳半に夜が訪れます。
法的闘争の書類を脇に追いやり、私は自分への儀式として、最後の一杯を淹れることにしましょう。
熱いお湯が茶葉を躍らせ、そこに大量の氷を叩き込む。
パキパキという覚醒の音。
濁りが消え、琥珀色の知性がグラスを満たす瞬間。
「さあ、お茶の時間(開戦の時間)です。一緒に絶望をハックしましょう。」
絶望を飲み干した後に残る、清々しい知性の味を。
あなたにも、味わっていただきたい。
ライター・あいすてぃー、ここに見参いたしました。
(――パキッ、と氷の鳴る音。)
