収入がない月が続いて、初めて「働く理由」を考えた
月末の夜、家計アプリを開いたら、わかっていたはずの現実をもう一度見せられた気がしました。
支出の数字は、いつも通り並んでいます。
食費、光熱費、通信費、保険、子どもに関わる出費など。
どれも生活に必要なものです。
ただ、その前に入ってくる数字がない。
こんにちは、じゅんです。
この記事では、収入がない月が続いたことで、初めて「自分は何のために働くのか」を考えるようになった話を書いていきます。
何かの答えにたどり着いた話ではありません。
問いから逃げにくくなった記録です。
家計アプリは、ただの数字ではなかった
収入がないことは、もちろんわかっています。
会社を離れてから、毎月決まった日に給与が入る生活ではなくなりました。だから家計アプリを見て、今さら驚いたわけではありません。
それでも、支出だけが淡々と並ぶ画面を見ると、胸の奥が少し重くなります。
無駄遣いをしているわけではない。
むしろ、以前より慎重にお金を使っています。
それなのに、出ていく数字だけを眺めていると、自分の足元が頼りなく見えてきました。
スマホを持ったまま、しばらく画面を見ていました。
「今、自分は何をしているのだろう」
そんな言葉が浮かびました。
転職活動もしている。
AIの学びも続けている。
副業の可能性も探している。
止まっているつもりはありません。
でも、収入につながっていない時間をどう受け止めればいいのか。
そこが急に曖昧になりました。
会社員時代は、問いを持たなくても動けていた
会社員だった頃は、「なぜ働くのか」を考えなくても動けていました。
朝起きて、予定を確認する。
会議に出る。
資料を作る。
メールを返す。
誰かに相談され、誰かに報告する。
その流れの中にいると、働く理由は見えなくても困りません。
役割があり、締切があり、給与がある。
会社という仕組みが、自分を前に進めてくれていました。
もちろん、家族の生活を支えるために働いている感覚はありました。
自分の経験を生かしたい気持ちもありました。
ただ、それをわざわざ言葉にする場面はほとんどありませんでした。
今は違います。
予定は自分でつくる必要があります。
学ぶことも、動く方向も、自分で選ばなければなりません。
誰かに頼まれているわけではない時間ほど、意味を説明するのが難しくなります。
ここで初めて、「働く理由」は会社の外に出たときに残る問いなのだと感じました。
AIに聞いたら、答えではなく問いが返ってきた
その夜、AIにこう入力しました。
「働く理由を整理したいです」
かなり雑な相談でした。
再就職の話なのか、収入の不安なのか、独立準備のことなのか。
自分でも整理できていません。
返ってきた言葉は、予想と少し違いました。
「あなたにとって、働くとはどういう状態ですか?」
正直、少し面倒だと思いました。
私は答えが欲しかったからです。
今は再就職を優先すべきなのか。
業務委託を探すべきなのか。
AIをメインとして動く準備を進めるべきなのか。
できれば、道筋を並べてほしかった。
でも、その問いを見て手が止まりました。
働くとは、
給与が入ることなのか。
誰かに必要とされることなのか。
自分の経験や学びが、相手の困りごとに届くことなのか。
ここで気づいたのは、私は「収入がない状態」と「働いていない状態」をかなり近いものとして見ていた、ということでした。
だから苦しかったのだと思います。
お金の不安だけではなく、自分の時間に名前をつけられない苦しさがありました。
資格の勉強は、まだ仕事ではない
以前も書きましたが、AIエージェントストラテジスト資格の勉強を新たに始めました。
ここは誤解のないように書いておきますが、まだ始めたばかりです。
公式テキストを開き、学習範囲を確認しながら、少しずつ読み進めています。
資格の勉強をしただけで、収入が生まれるわけではありません。
テキストを読んでも、家計アプリの数字は変わりません。
ノートにメモを残しても、仕事の依頼が届くわけではありません。
それでも、何もしていない時間とは少し違います。
この学びを、どこに置くのか。
再就職でAI活用の知識として生かすのか。
医療機器の経験と掛け合わせて、業務支援の提案に変えていくのか。
AIを教える立場を目指すのか。
まだ決めきれていません。
ただ、以前より少しだけ見え方が変わりました。
資格を取れば何とかなる、ことはありません。
学びを誰の困りごとに接続するかを考える必要があります。
テキストを閉じたあと、メモに一行だけ書きました。
「この知識は、誰の何を軽くできるのか」
今の私には、その問いのほうが大事でした。
理由はまだない。でも問いは残った
収入がない月が続くと、気持ちはどうしても急ぎます。
早く形にしなければ。
何か仕事につなげなければ。
このままではまずい。
その感覚は、今もあります。きれいに消えたわけではありません。
ただ、家計アプリを見た夜から、考える順番が少し変わりました。
「どうすれば収入になるか」の前に、「自分はどんな状態を働いていると感じるのか」を見るようになりました。
答えはまだありません。
再就職なのか、独立なのか、副業なのか。
AIエージェントストラテジスト資格の勉強を、どこで生かすのかも途中です。
でも、問いを持ったまま動くことはできます。
月末の家計アプリを閉じたあと、私はもう一度テキストを開きました。
前向きな気分だったわけではありません。
ただ、その問いをなかったことにしたくありませんでした。
働く理由は、きれいに見つけるものではなく、現実に立ち止まったときに少しずつ輪郭が出てくるものかもしれません。
今の私は、その途中にいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私も試行錯誤しながら、毎日更新を続けています。
考え方の整理から、キャリアのこと、子どもとAIの付き合い方など、
同じように悩んでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。
【はじめましての方へ】
