副業の準備をしていて、「対価を受け取る経験」がないと気づいた
副業を始めたい。収益化も考えたい。
でも、いざ金額の話になると、急に手が止まる。
「この内容で、お金をいただいていいのだろうか」
そんな問いが出てくると、スキルや実績の話だけでは済まなくなります。
こんにちは、じゅんです。
最近、会社員としての再就職を考えながら、AIを使った仕事や副業的な収益化についても少しずつ向き合っています。
noteを書き、AI活用を試し、自作アプリも作る。
準備はしているつもりでした。
でも、ふと気づきました。
私はまだ、自分個人として「対価を受け取る側」に立ったことがないのではないか、と。
副業の準備をしているつもりだった
この数か月、私はいろいろなことを試してきました。
noteを書き続ける。
AIの使い方を整理する。
自作アプリを作る。
知人の相談に乗る。
仕事につながりそうな小さな仕組みを考える。
一つひとつは、前に進むための行動だったと思います。少なくとも、何もしていないわけではありませんでした。
ただ、振り返ってみると、その多くは「無料で差し出す」行動でした。
誰かに役立てばうれしい。
まずは実績になるかもしれない。
自分の学びにもなる。
そう考えると、無料で動くことに大きな抵抗はありませんでした。
むしろ自然でした。
会社員時代にも、
困っている人がいれば手を貸す。
頼まれれば調べる。
必要なら資料を作る。
そういう働き方に慣れていたからです。
でも、それはまだ「仕事にする」手前の話でした。
手が止まったのは、金額を考えた瞬間だった
あるとき、知人向けに何か小さく提供できるかもしれないと考えていました。
AIの使い方を一緒に整理する。
業務の困りごとを聞いて、改善案を出す。
簡単なアプリや仕組みを作る。
内容だけ見れば、できそうなことはあります。
実際、趣味で使っている自作アプリを知人用に作ったこともありました。
そこまでは手が動きます。
けれど、頭の中で「では、いくらにするのか」と考えた瞬間、急に止まりました。
高すぎるのではないか。
この内容でお金をいただいていいのか。
相手に気を使わせないだろうか。
そもそも、自分から金額を伝えられるのか。
スキル不足への不安とは、少し違いました。
正直に言うと、怖かったです。
だから画面を閉じずに、しばらく金額の欄だけを眺めていました。
そのとき気づいたのは、私は「提供する経験」は少しずつ積んできたけれど、「対価を受け取る経験」は積んでこなかったということでした。
会社員の給与とは、かなり違う
もちろん、これまでお金を受け取ってこなかったわけではありません。
会社員として働き、給与をいただいてきました。
責任ある仕事もしてきましたし、自分なりに成果を出そうとしてきました。
ただ、会社員の給与は、会社という仕組みの中で受け取るものです。
顧客との契約があり、組織の看板があり、評価制度があり、毎月の給与日に振り込まれる。
その中では、自分が直接「この仕事はこの金額です」と伝える場面は多くありません。
個人で対価を受け取る場合は、そこが違います。
自分の名前で提供する。
自分の言葉で金額を伝える。
相手が納得して支払う。
その反応を、直接受け止める。
これは、思っていた以上に重い経験でした。
会社員として長く働いてきた人ほど、この感覚に戸惑うのかもしれません。
仕事はしてきた。
責任も負ってきた。
けれど、自分個人に値段がつく場面には、ほとんど立ってこなかった。
ここに、収益化の見えにくい壁がある気がします。
足りなかったのは、実力だけではなかった
副業や独立を考えると、つい「もっとスキルをつけなければ」と思います。
それ自体は間違っていません。
中身のないものに価格だけをつけても、長くは続かないからです。
でも、私の場合はそれだけではありませんでした。
足りなかったのは、実力だけではなく、対価を受け取る場面に立つ経験でした。
無料ならできる。
相談なら乗れる。
役に立つことなら考えられる。
でも、有料にした瞬間に言葉が重くなる。
この変化を、私は少し甘く見ていました。
収益化とは、商品を作ることや集客することだけではない。
自分が差し出したものに対して、相手からお金を受け取る。
その関係に慣れていく必要があるんですよね。
そう考えると、最初から大きな金額を目指さなくてもいいのかもしれません。
まずはモニター価格で受ける。
小さな相談枠を作る。
無料で終えず、感想や改善点をもらう。
次は少額でも有料にしてみる。
それは大きな商売ではありません。
けれど、会社員以外で稼ぐ経験の入口にはなるはずです。
収益化の手前にある、小さな段差
私にとって今回の気づきは、「お金を稼ぐのは難しい」という話ではありません。
その前に、自分が対価を受け取る立場に慣れていない。
ここを見落としていた、という話です。
あなたが今、副業や収益化を考えながら立ち止まっているなら、足りないのはスキルだけではないかもしれません。
自分の提供したものに対して、相手がお金を払う。
その関係を、まだ経験していないだけかもしれない。
大きく売る前に、小さく受け取る。
その一歩から始めてもいい。
私はまず、自分ができることに小さな金額を置くところから始めてみようと思います。
怖さが消えてからではなく、怖さが残ったまま、少しだけ前に出してみます。
あなたなら、何に最初の対価を置けそうでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私も試行錯誤しながら、毎日更新を続けています。
考え方の整理から、キャリアのこと、子どもとAIの付き合い方など、
同じように悩んでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。
【はじめましての方へ】
