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「準備が終わらない」私が、副業を始める前に気づいたこと

Googleカレンダーに「副業開始」と入れた日が何日もありました。

こんにちは、じゅんです。

月曜の朝、月末の夜、区切りがよさそうな1日。予定としては確かに存在しているのに、その日はいつも静かに過ぎていきました。
あとから見返すと、少し苦笑いしたくなります。

この記事では、「準備ができたら動こう」と思いながら、なかなか始められなかった過去の自分のことを振り返ってみようと思います。

準備をやめた話ではありません。
準備の意味が、少し変わってきた話です。


準備が終わらないのは、本当に準備不足なのか

何かを始めようとするとき、私はよく「もう少し準備してから」と考えます。

もう少し調べてから。
もう少し整理してから。
もう少し自信がついてから。

一見すると、慎重で悪くない姿勢に見えます。
実際、準備が足りないまま動いて失敗することもあります。
特に仕事では、段取りの甘さが後から効いてくる場面を何度も見てきました。

だからこそ、準備を大切にする自分を否定したくはありませんでした。

ただ、最近は少し違う感覚もあります。
準備している間は、まだ失敗していない。
誰かに見られることもない。
断られることもない。
自分の未熟さを突きつけられる場面にも出会わずに済みます。

安全でした。

「もう少し準備してから」は、前に進むための言葉でもありました。
でも同時に、今の位置にとどまるための言葉にもなっていました。

この違いに気づくまで、けっこう時間がかかりました。

「副業開始」と書いても、何をする日か決まっていなかった

Googleカレンダーに「副業開始」と書いたとき、私はそれなりに前向きだったはずです。

この日から動こう。
今月こそ何か始めよう。
そろそろ形にしよう。

そう思って、予定を入れました。

カレンダーに文字が入ると、それだけで少し進んだ気がします。
空白だった日付に、未来の自分がやることを置けたような感覚がありました。

でも、よく考えると「副業開始」とは何をする日だったのでしょうか。

クラウドソーシングサイトを開く日なのか。
案件を探す日なのか。
プロフィールを書く日なのか。
1件だけ応募する日なのか。

そこが決まっていませんでした。

予定としては具体的に見えるのに、行動としてはぼんやりしている。
だから、その日になっても手が動きません。
朝に予定を見ても、「今日は副業開始の日だ」と思うだけで、次の操作が見えないまま時間が流れていきました。

夜になってカレンダーを見返し、何もしていない自分に気づきます。
少し情けなくなりました。
そこで私は、予定を翌週にずらしました。

また同じ言葉を、別の日に置き直しました。

この時点で必要だったのは、気合いではなかった気がします。
「副業開始」という大きな言葉を、今日できる動作に変えることでした。

AIと考えた「準備ができた状態」の正体

ある夜、私はAIに聞いてみました。

「準備ができた状態って、どういう状態ですか?」

聞きながら、自分でも少し変な質問だと思いました。
準備ができたかどうかくらい、自分で判断するものだと考えていたからです。

でも、返ってきた答えを読んで、少し止まりました。

準備ができた状態とは、不安が消えた状態ではない。
失敗しない保証がある状態でもない。

「次に取る行動が一つ決まっている状態。」

かなり刺さりました。

私はずっと、不安が減ることを準備完了の合図にしていたのかもしれません。

怖さが薄れたら始める。
自信が出たら応募する。
説明できるようになったら誰かに話す。

けれど、その基準だと、いつまでも始まりません。
不安は、動く前にはなかなか消えないからです。

そこで、AIにもう一度聞きました。

「副業開始を、具体的な行動に分解すると何になりますか?」

出てきた候補は、拍子抜けするほど小さなものでした。

  • クラウドソーシングサイトで案件を3件見る

  • 自分のプロフィールを100文字だけ書く

  • 応募文の下書きを1件分だけ作る

正直に言うと、「これで始めたと言えるのかな」と思いました。
もっと大きな一歩を想像していたからです。

でも、よく考えると、この小ささが必要でした。

始めるという言葉が大きすぎると、こちらの体が構えてしまいます。
小さな動作に変わると、ようやく手を伸ばせる距離になります。

準備のゴールは、完璧な状態を作ることではありませんでした。
次の一手を見えるところまで下ろすことでした。

準備を予定ではなく、動作に変えていく

それから、カレンダーに入れる言葉を少し変えるようにしました。

「副業開始」と書くのではなく、「案件を3件見る」と書く。
「サービス準備」と書くのではなく、「プロフィール冒頭を100文字書く」と書く。
「発信を整える」と書くのではなく、「投稿に体験を1行足す」と書く。

大きな予定は、気持ちを上げてくれます。
一方で、行動が見えないままだと、予定そのものがプレッシャーになります。

私の場合、「準備」という言葉も同じでした。

準備している間は、前に進んでいる感じがあります。
けれど、何に向けた準備なのかが曖昧なままだと、ずっと準備中の札を下げたままになります。

もちろん、準備を軽く見ているわけではありません。
むしろ、準備は大事です。無理に飛び出して疲れてしまえば、続ける力まで失います。

ただ、準備の役割を少し変えたいと思うようになりました。

不安を消すための準備から、次の動作を見つけるための準備へ。

この違いは、私にとってかなり大きいです。

前者は終わりが見えません。
後者なら、今日の予定に書けます。

まだ、胸を張って「動き出しました」と言える段階ではありません。
カレンダーを見ながら、少し身構える日のほうが多いです。
案件一覧を開いて、数分で閉じることもあります。

それでも、以前とは少し違います。

「始める」と書いて止まるのではなく、「何をしたら始めたことになるのか」を考えるようになりました。

準備は、行動の手前にある待合室ではなく、行動を小さく切り出す作業に変わりつつあります。

まとめ

「もう少し準備してから」と言う自分を、私はずっと慎重な人間だと思っていました。

それは半分は本当です。けれど、もう半分には、失敗したくない気持ちや、見られる怖さも混ざっていました。

そのことに気づいたからといって、急に大胆になれるわけではありません。今も、動く前には迷います。予定を入れても、手が止まる日があります。

ただ、カレンダーに書く言葉は変えられます。

「始める」と書いた予定を、今日やる一つの動作に置き換えるとしたら、何になるのか。

最近の私は、その問いを見ながら、まだ少しずつ準備しています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私も試行錯誤しながら、毎日更新を続けています。
考え方の整理から、キャリアのこと、子どもとAIの付き合い方など、
同じように悩んでいる方の、小さなヒントになれば嬉しいです。

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