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病室で

灰色の病室は

失望や涙や哀しみでいっぱい

上手くいかないなにかと

必死で戦っている


泣き疲れた身体で

窓の外を見上げると

なんて青い空 


雨が降った後は

綺麗な虹がかかり

決して開かない窓の向こうに見える夕日は

鮮やかなオレンジ色で

やがて街のネオンが賑わいを知らせる


晴れた日には

鳥たちが自由に空を飛び

青空に向かって楽しそうに歌う


それなのに 私は

この灰色の病室で

たった一人泣いている

助けて、と泣いている



この詩は、今から9年前、東日本大震災があって持病の精神病が悪化して、閉鎖病棟に入院した時に書いた詩です。

精神病院をなんとか退院し、私は今の夫と出会い、一冊のノートに書いたこの詩を見せました。

彼は、この詩をとても気に入ってくれて、当時の私はとても嬉しかったのです。

私と結婚したのは、この詩があったからだとも言ってくれました。

  


震災からもうすぐ、10年が経ちます。

震災で、津波で、ほんとうに色んな人や物をなくしました。

でも、私たちはなくしたのと同時に、宗教や国境や人種を越えて来てくれたボランティアの方々の優しさ、思いやりの気持ち、助け合うことの大切さ、そして、ほんとうの人間の強さを学びました。


どんな辛い日があっても、必ず朝がくる。

幸せになろう。



私が住んでいるところでは、最後の仮設住宅がなくなろうとしています。
























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