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優しくしすぎるとわがままになる? 里親が答える子育てのモヤモヤ④

「ちゃんと怒らないと、わがままになるよ」

「あの子は親が優しすぎるから、わがまま」

そんな言葉を聞いたことがありませんか?

実際に、
「優しくすると子どもにナメられる。厳しくしつけた方がいい」
そう言い切る人に出会ったこともあります。

でも、
それって本当なのでしょうか。


子どもたちと暮らしていて感じるのは、
人は満たされていると
わがままを言う必要がなくなるということです。

お腹がいっぱいのときに、
それ以上食べたいと思わないのと同じで、
心が満たされていれば、
それ以上求める必要はありません。

逆に、
厳しくされてばかりいると、
本当はお腹がすいていても
我慢することを覚えてしまう。

でも、
その我慢はずっとは続きません。

家で満たされなければ、
外で求めるようになることも多いです。


「いつまでも泣かないの」
「大げさなんたから」
泣いているときにそう言われたら、

それは
「お腹がすいても我慢しなさい」
と言われているのと
似ているのかもしれません。


気持ちを受け止めてもらえている子は、
穏やかで落ち着いて過ごしていることが多いです。

満腹なら機嫌よく過ごせるのは当然です。

反対に、
気持ちを否定され続けた子は、
強く求める形で表現することがあります。

それが「わがまま」に見えるだけで、
本当は満たされたいのだと感じています。


だからといって、
いつでも子どもを優先する必要はありません。

すぐに応えられないときでも、
「そう思ったんだね」
「嫌だったよね」
気持ちを受け止めることはできます。

自分を理解してくれる相手に、人はわがままを言いません。


優しく受け止めてもらった経験が積み重なるほど、
心は満たされていく。

そして、
満たされている子は、
他の人にも優しくなれる。

いつでも食べられる安心感があるから、
人におすそわけする余裕が生まれます。

心だって同じで、
自然と優しくなれるのではないでしょうか。

その子の「わがまま」は、
満たされたいサインではないですか?

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