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結論:40代独身女性は、誰にも恋愛相談できない

年下の人が多いコミュニティで、こんな話題になった。

「30代を過ぎてんのに”恋バナ”とか言って、あーだこーだ言ってる奴は、近くにいるだけで恥ずかしい」
「家事や育児で大変なのに、まだそんな話ばっかしてんの?って、聞かされる側は思ってる世代だからね」
「年代関係なく、恋愛の話ばかりする人は、ちょっと苦手。てか、なんだよ”恋バナ”って……(略)」

注:実際にはもっとマイルドな表現だったはず(?)


私は、ギクリとした。
友人と会うと、この期に及んで、まだ「恋バナ」をしてしまっていたからだ。

言い訳:30代よりも40代の方が、「恋バナ」に飢えてる方々から「今どうなの~?聞かせて聞かせて」って言われるようになる。驚くなかれ、50代のお友達は、もっともっと「恋バナして」って、求めてくるぞ!!!

大前提として、私の恋バナは、「笑って終われる失敗談」が多い。
本当に隠さなきゃいけない部分は隠すし、聞いてる方に合わせて微妙な調整を入れる。

オンラインコミュニティならではの本音が聞けてよかった。確かに、恋バナばっかしてる女性と思われるなんて嫌だな……エンタメ、食、ワイン、野球、ゴルフ、旅、ビジネス、心理学。 ほかにも話せることは、たくさんある。 恋バナだけの女ではない。たぶん。


でも、そのあと考えてしまった。

40代独身女性って、誰に恋愛相談すればいいんだろう。


まず思いつくのは、近しい友だちか。

近しい友だち(ライト版)


ここからは、ライト版と、ディープ版で、2段階に分けて考える。

※以下、筆者が実際にいろいろな恋愛相談をしてみた結果導いた、ただの主観に満ちた考察です。ご了承の上、お読みください。

【男女共通】
メリット:どんなにエグい話でも、場合によってはモラルを超えてまで、真実を赤裸々に話せる。

デメリット:相手が私を思ってくれるがあまり、まったく中立ではなくなる。

【女性の友だち】
メリット:女性の体を持つ者にしかわからない意見が聞ける。

デメリット:相手の現在地がかなり影響してくる。仲が良ければよいほど、上記のデメリットが影響し、独身・既婚(夫婦関係〇)・既婚(夫婦関係✖)というその人自身の属性もあいまった、とてつもなく偏った意見をくれる。

【男性の友だち】
メリット:男性の体を持つ者にしかわからない意見が聞ける。

デメリット:どんなにお互い友人だと思っていて、実際に友人関係でしかなくても、どちらか側に軽い嫉妬のような感情が芽生えるのを観測することがある。たとえば、私が「私たちは友人でしかない」という事実に対して嫉妬みたいな感情を持ち始める場合、そんなつもりがなくても、気を引くようなことを話している自分に気づいて嫌になる。

近しい友だち(ディープ版)


ここで、私の「異性の友情は成立するのか」論を述べておきたい。

今思っている結論は、こうだ。

同性・異性に関係なく、友情は成立するが、それが永遠にそのままだとは限らない

「同性・異性に関係ない」がポイント。
同性か異性かに関係なく、友情が別の感情へと変わることが、未来永劫ないだなんて誰にも断定できない。

その前提に立つと、上記のデメリットは、男女関係なくなるため、近しい友人に全体を俯瞰した中立な意見を求めるのは難しいと言わざるを得ない。


中立な意見を求めるならAI

ここで、身も蓋もないことを書く。
人間には、中立な意見を求めることは不可能だ。どんなに「中立でお願いします」と指示をしても、AIですら、私に合わせてくる。ましてや、人間にお願いすることなど、到底無理だ。

私がどんな言葉を好むのか。
どんな伝え方をすると納得しやすいのか。

もちろん、設計上そう見えるだけだろう。

でも、相談相手として向き合っていると、AIですら、「私との関係性」を作ってくるように感じる瞬間がある。

人間には「好かれたい」が介在してくる。
AIには好かれたいなんて感情はない。

……はずなのに、

長く話していると、「好かれようとしてくれている」と感じ始める。


カウンセラーの良さ


私は心理カウンセラーをしている。

「カウンセラーはアドバイスをする仕事」だと思われている場面によく出会うが、少なくとも私は、そうは考えていない。カウンセラーは、人の人生に正解を与える仕事ではない。
「あなたはこうすべきです」と言うことが仕事ではない。

カウンセラーだって人間である以上、完全に中立でいられるわけはないのだが、それでも、意外で、よく見落とされてしまう救いはある。

相談者との関係が、お金でつながっているということだ。

これはよく、相談者から批判的にとらえられる。

「どーせ、私とあなたは、お金でつながってる関係でしょ」

お金でつながっていること自体が救いなのに。

私は、友人や家族のカウンセリングはできない。少なくとも専門職として、友人や家族を自分の相談者にするような多重関係は避けるべきものとされている。

しかし、先ほど書いた友情と恋愛の定義にも似ているが、友人と知人の線引きはもっと難しい。人と人が会えば、感情は生まれてしまう。だからこそ、お金という境界線が必要なのだ。

「お金」が重要なのだ。

皮肉なことに、あなたの人生にはお金をいただいた以上の責任を持ちませんよ、という関係性だからこそ、真っ白な相談相手になれる。

余談だが、私が受けるすべての相談は「人間関係」の悩みに収束していく。人間関係とは、上記の理由から、なんだかんだ最後は恋愛感情と切っても切り離せなくなるもので、私くらいになると、「すべての相談が恋バナ」に聞こえてくる。

……これはさすがに飛躍しすぎか。



匿名のオンラインコミュニティは?


冒頭に書いたのがオンラインコミュニティである時点で、書くまでもないのだが、実験的にいろいろなコミュニティに入り、やめたり、やめなかったりして、わかったことがある。

顔を知らない。声も知らない。会ったこともない人たち。
それでも、文章だけで、人柄は伝わる。

(例外:ポッドキャスターのコミュニティは、声は知っている。声は、文章よりも情報量が多いのでまた一段と深くなる)

「あ、この人好き」
「この人は合わないかも」

そんな感情は、テキストだけでも十分に生まれる。
匿名だから公平、ではない。


家族が一番いいのかもしれないという暴論


これもカウンセラーである自分が導き出すのは危険な結論かもしれない。

しかし、どうせ人生を一緒に背負うことになる人がいるとしたら、現時点では親や兄弟などの家族だけだ。
完全に利害関係がある。公平であることをあきらめるのなら、相談相手を家族だけに振り切るのも、ひとつの手かもしれない。

ただし、家族関係による。
お互いの境界線をきちんと引けるくらい家族システムがうまくまわっていて、かつ20代のうちに「ママ、彼氏できたんだけどね」って、軽く話せる関係性を作れていたら、うまくいくかもしれない。

家族に恋愛相談するという文化をつくらずにここまできた(私みたいな)40代は、相談する人がいない。


書いていて思いついたアイデア

世の中には、恋愛相談できる場所がないということがわかった。
それなのに、アドバイスしたいと思ってくれる人は、本当にたくさんいる。


「恋バナ聞かせて」って会うたび言われる私だけじゃない。
SNSをちょっとでもやった人なら、感じてるはず。

頼まれてないのに、教えたくなってる人がたくさんいる。
頼んでないのに、アドバイスをくれる人がたくさんいる。

世の中には、「無料でアドバイスしたい人」があふれている
だったら私は、「有料でアドバイスしたい人」を募集してみたい

どうせ中立な意見なんて聞けないのなら、「お金を払ってでもアドバイスしたい人」の意見にだけ耳を傾けてみるのはどうか。


500円払ってでも私にアドバイスしたい人だけが読める有料noteを販売する。

注意事項(仮)
・いくら積んでくれたとしても、いただいたアドバイスに従うかを決めるのは私。
・お金をいただいている以上、近しい友人に話すレベルの内容を公開するので、あまりに増えると危険。1人増えるごとに値上げする。
・本件の当事者、または当事者である可能性に心当たりのある方の購入は推奨しない。
・私に恋愛感情を抱いている人の購入は推奨しない。逆に、抱きそうになっているのが嫌な人が買えば、こんなことを考える人だったのか……と、抑制になりそう笑。


無料で消費されるより、「500円払ってでも言いたい」と思う人の言葉のほうが、案外おもしろいものが集まりそう。

しまった。恋愛相談をしようと思っただけで、記事が1本書けてしまった。





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